プラーナ八戸からのお知らせ

プラーナ八戸

気付いていますか?自分の中の「アンコンシャス・バイアス」

みなさん、こんにちは!プラーナ八戸です。 八戸では先日今年の「初雪」を見た!と話される利用者様がいらっしゃり、いっそう冬の訪れを感じている今日この頃です。  

 

早速ですが、今回は「自分の中にあるアンコンシャス・バイアス」についてお伝えしていきたいと思います。 無意識の偏見、根拠のない思い込みという意味をもつアンコンシャス・バイアス。 この言葉が有名になったのはグーグルが「アンコンシャス・バイアス」と名づけた社員教育活動を始めたことでした。 アンコンシャス・バイアスの正体とは何なのか。そしてアンコンシャス・バイアスに気づき、対処するために普段からどんなマインドや習慣が必要なのか。 本日はそちらをお伝えしてまいります。

 

 

アンコンシャス・バイアスとは

アンコンシャス・バイアス(無意識バイアス)とは、自分自身は気づいていない「ものの見方やとらえ方の歪みや偏り」をいいます。 アンコンシャス・バイアスは、その人の過去の経験や知識、価値観、信念などをベースに認知や判断を無意識(自動的)に行い、何気ない発言や行動として現れます。自分自身では意識しづらく、自分ではゆがみや偏りがあるとは認識していないため、「無意識の偏見」や「根拠のない思い込み」と呼ばれます。  

 

誰かと話すときや接するときに、これまでに経験したことや、見聞きしたことに照らし合わせて、「この人は○○だからこうだろう」「ふつう○○だからこうだろう」と判断したことはないでしょうか? これはあらゆるものを「自分なりに解釈する」という脳の機能によって引き起こされるものです。

 

アンコンシャス・バイアスの知識や対処法を身につけることは、多様な社員をマネジメントする上での必須要件として位置づけられ、すでに様々な企業がトレーニングを実施しています。Googleやフェイスブック、マイクロソフトなどの大手外資系企業が先陣を切って導入し、現在では金融・証券、IT、製薬、流通、土木、製造など、あらゆる業種の日本企業が、アンコンシャス・バイアス研修を導入しています。

 

アンコンシャス・バイアスはなぜ生まれる?

 

アンコンシャス・バイアスの正体は、自分は正しい、よく見せたいといった「自己防衛心」です。脳はストレスを回避するために、無意識のうちに、自分に都合のよい解釈をしてしまいます。結果、相手と自分との間に解釈のズレを引き起こし、それが決めつけや押しつけにまで発展すると偏見となったり、思いこみとなったりします。しかしこうした無意識のバイアスは誰でももちうるもの。問題なのは、自分のアンコンシャス・バイアスに気づこうとしないことなのです。

「女性はこうだ」「若い人はこういうもの」という、属性による決めつけにとどまりません。本人は良かれと思っていても、アンコンシャス・バイアスにとらわれて問題が発生するケースも多いのです。

 

アンコンシャス・バイアスの例

アンコンシャス・バイアスにはいくつかのタイプが存在しています。

それがこちら。

  • ステレオタイプ 人の属性をもとに先入観や固定概念で決めつけてしまう
  • 正常性バイアス 問題があっても、「私は大丈夫」と思い込んでしまう
  • 確証バイアス 自分の考えや経験則を正当化する情報ばかりを探してしまう
  • 権威バイアス 権威のある人の言うことは、間違いないと思い込む
  • 集団同調性バイアス 周りと同じように行動しようとする

 

どうでしょう?「なんとなく当てはまるかも…?」と思った方もいらっしゃるでしょうか。

そして身近にある具体的な例はこちらになります。

 

  • 体力的にハードな仕事を女性に頼むのは可哀そうだと思う
  • お茶出し、受付対応、事務職、保育士というと、女性を思い浮かべる
  • 「親が単身赴任中」というと、父親を想像する(母親を想像しない)
  • こどもが病気になったときは母親が休んだほうがいいと思う
  • 育児中の社員・職員に負荷の高い業務は無理と思ってしまう
  • 上司より先に部下が帰るのは失礼だと思う
  • 年配(高齢者)の人は頭が堅く、多様な働き方への融通が利かないと思ってしまう
  • 「普通は〇〇だ」「それって常識だ」と思うことがある
  • パートタイマーは、「主婦が家計補助のために働いている」というイメージがある
  • 非正規雇用で働く人は、自分で望んで、その働き方を選択していると思う
  • 外国人労働者をみると、出稼ぎなど、一時的な滞在者だと思う
  • 外国人労働者は日本の企業文化にあうのか、つい心配になる
  • 介護しながら働くのは難しいと思う
  • LGBTであると聞くと、戸惑いを感じてしまう
  • 「多様性」と聞くと、全ての違いを、なんでも受け入れなければならないことだと思う

 

このような言動は、アンコンシャス・バイアスから起きている可能性があります。
自分の先入観や思い込み、勝手な解釈で、無意識に発した言葉や態度が、否定的なメッセージとなり、相手を傷つけたりストレスを与えることがあります。
アンコンシャス・バイアスは「思い込み」「きめつけ」「押しつけ」となり、周囲に悪影響を与えるのです。
いつでも、どこでも、誰にでも起こりうるものだからこそ、自分自身に「思い込み」や「きめつけ」がないか、自己認識を深めることが重要です。

 

アンコンシャスバイアスに対処するための3つのステップ

アンコンシャスバイアスに対処するには、自分自身で物事のとらえ方の傾向や思考のクセ、思い込みに気づくことが必要です。とはいえ、無意識のうちに起こるものですから、自分のアンコンシャスバイアスに気づくことは難しいものです。
ここで、アンコンシャスバイアスに対処するための3つのステップをご紹介します。

 

知る

まずは、「アンコンシャスバイアスというものがある」ということを知ることから始まります。

 

気づく

自分のアンコンシャスバイアスに気づく方法として、「記録して振り返る」という方法をご紹介します。

1日または過去を振り返って、思わず感情的になってしまった出来事、自分の言動で相手を不快にさせてしまった出来事、良かれと思ってとった言動に対して周囲の反応が思わしくなかったことなどを思い出し、自分の言動と周囲の反応を書き留めていきます。

それを数週間続けてみてください。書き留めたメモを振り返って見ると、自分の感情のクセや思い込みによる行動パターン、発言のクセなどが見えてきます。

 

対処する

自分のアンコンシャスバイアスの傾向に気づいたら、なぜそう思ったのか、なぜそのような行動をとったのか、自分自身と対話してみましょう。そこには古い習慣に根付いた思い込みや相手の属性や経歴だけで判断してしまったもの、相手をコントロールしたいといった欲求が隠れているかもしれません。
そして、自分のとった言動が適切だったのか、もし違う表現で相手に伝えるとしたらどう伝えるかなどを考えてみてください。
自分のアンコンシャスバイアスに気づき、改善すべき点を変えていけば、自分自身も組織も成長し続けることができます。自分の言動を振り返る機会を増やしていくことが大切なのです。
アンコンシャスバイアスは誰にでもあるもの
アンコンシャスバイアスは誰にでもあるものです。もちろん相手にもあります。
相手のアンコンシャスバイアスに気づいたら、「自分にも似たようなアンコンシャスバイアスはないだろうか?」と振り返るきっかけになります。相手のアンコンシャスバイアスを「それはあなたのアンコンシャスバイアスです!」などと一方的に指摘するのではなく「なぜそう思ったのですか?」と、丁寧に会話を重ねてください。会話を重ねることでお互いのアンコンシャスバイアスに気づき、対処できるかもしれません。
ネガティブに受け止めず、相手との対話を通じて双方向のコミュニケーションをとることが大切なのです。

 

まとめ

アンコンシャス・バイアスは日常にあふれていて、誰にでもあるものです。
ただ、あることそのものが悪いわけではありません。

問題なのは、気づかないうちに、「決めつけ」たり、「押しつけ」たりしてしまうことなのです。
アンコンシャス・バイアスがある、ということを意識し行動することでよりよい職場や社会の実現に近づきます。

職場など身近にあふれている「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み・偏見)」に気づくこと、それが、真の多様性ある職場への第一歩と言えるかも知れませんね。

プラーナでは、自分自身の無意識の思い込みや認知の歪みなどへの気付きを促すプログラムも組んでおります。見学からも可能ですので、ぜひご連絡お待ちしております!

 

お問い合わせフォームはこちらから

―次に繋げる― 就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。 お気軽にご連絡くださいませ。 お問い合わせ専用フリーダイヤル:0120-40-3229 お問い合わせメールアドレス:info@prana-g.com

 

前の記事 お知らせ一覧へ 次の記事