皆さんお疲れ様です。
お世話になっています、プラーナ博多です。
最近、何気ない日常の中で「食事、ちゃんと摂れてるかな?」と感じることはありませんか?
朝は時間に追われてコーヒーだけ、時にはバタバタして朝ごはんを抜いたり。
お昼はコンビニで、手に取ったのは炭水化物ばかりのお弁当。
夜は「疲れているから」と簡単に済ませて、気づけばお菓子をつまんでしまったり、カップラーメンで済ませてしまったり。
――そんな日が続いていたりしないでしょうか。
気持ちは物凄く分かります、寝苦しい日々が続き、暑さで食欲もわかない。
そのうえ、朝起きても頭がすっきりせず、眠気が抜けない。
それが昼まで、ひどいときは夕方まで続いて、体もだるいまま…なんてことも。
『それ…私かも?もしかしたら僕の事なのかな?』なんてふと
誰かにとっては当たり前のような毎日でも、少しずつ少しずつ、体や心に“重さ”を感じるようになるきっかけになっていたりします。

私たちも、利用者さんとのやりとりの中で、
「集中力が続かない」
「なんとなく毎日しんどい」
「休みがちになってしまった」
「気持ちが乗らない」
といった声を耳にすることがあります。
でも話をよく聞いてみると、原因は生活習慣の“ほんの小さな崩れ”にあることも少なくないのです。
特に「食べること」は、意外と後回しにされがち。
だからこそ今回は、あらためて『働くための体づくり』という視点で、プラーナ博多だけではなく、様々な事業所の実体験を取り入れながら、夏から秋にかけての体調管理と食事の工夫について、少し一緒に考えてみたいと思います。
【これでバッチリ!夏~秋の体調と食事の見直しポイント等】について確認しよう!
~だるさ・ぼーっとするのは脱水かも?~
ある朝、利用者さんからこんな話を聞きました。
「最近、なんかボーッとして集中できないんです。でも、寝不足でもないし…」
よくよく話を聞いてみると、水分をほとんど摂っていないことがわかりました。
「のど乾いてないから、別にいっか」と思っていたそうです。
実は私も、のどが渇いたときだけ水を飲むタイプだったんです。
でも、午前中や夕方になると頭がぼーっとして、仕事のペースが落ちる日が増えていました。
それからは、午前と午後に1回ずつ「水分タイム」を作るようにしました。
麦茶や経口補水液を持ち歩くようにして、スープ系の食事も増やしてみたところ、
「あれ?なんか一日がラクになったかも」と気づいたんです。
▽ こんなちょっとしたことでOK!
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朝イチでコップ1杯の水を飲む
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味噌汁や具だくさんスープを1品追加
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麦茶+塩分タブレットも夏は◎
脱水って、「暑い日に外で運動したとき」だけの話ではないんですよね。
“室内で静かに過ごしていても、じわじわ汗は出ている”。これは意外と盲点です。
②夏バテ予防には「食べやすさ」と「冷やしすぎ防止」

「夏になると、朝ごはんが食べられないんですよね…」
そう話してくれたある女性利用者さんは、毎朝アイスコーヒーとパンが定番だったそうです。
でも、午前中の作業はいつもエンジンがかからず、「朝が一番つらい」とのこと。
そこで、無理せず“食べやすい工夫”を一緒に考えてみました。
結果、朝食を「温かいお茶+おにぎり+味噌汁」に変えてみたところ、
「最近、午前がラクなんですよ」と笑顔で話してくれたのが印象的でした。
私も以前、冷たいそうめんやアイスばかりの夏を過ごしていたことがあります。
その年は、なんだか疲れが取れずにずーっと体が重かったんですよね。
ある日、「あったかいスープが恋しい…」と思って久しぶりに味噌汁を飲んだら、じわ~っとお腹が温まって、それだけで元気が戻ってくる感覚がありました。
▽ 夏バテ対策は“食べられる工夫”で
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冷たいもの+温かいもののバランス
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火を使わない豆腐や納豆、ヨーグルト
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フルーツを冷蔵庫にストックしておくのも◎

秋に差しかかるころ、「最近風邪ひきやすい気がするんです…」という声をよく耳にします。
ある利用者さんは、夏の疲れが抜けないまま秋を迎えてしまい、何度も体調を崩していたそうです。
その方に提案したのが、発酵食品と秋の食材を取り入れること。
ヨーグルトや納豆に加えて、さつまいもやきのこを入れた炊き込みご飯を作ったら、
「便通が整って、体も軽くなった気がします」と変化を実感されていました。
私自身も、夏の終わりから体調を崩しやすくなった時期がありました。
疲れやすくて、気分も下がりがち。
そのときに「腸内環境を整えると気分も変わる」と聞いて、ヨーグルトとバナナを朝に取り入れるようにしたんです。
すると、朝のモヤモヤが少しずつ晴れていき、毎日がラクになっていきました。
▽ 秋に意識したい食材
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発酵食品(ヨーグルト・納豆・キムチ)
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食物繊維たっぷりの根菜やきのこ
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みかんやブロッコリーなどのビタミンC
「腸は第二の脳」なんて言われますが、ほんとうに実感することが多いです。
9月下旬から10月にかけて、「なんか気分が乗らない…」という方が増えてきます。
あるスタッフも、「最近何してても、気持ちがどんよりする」と話していました。
そこで、”『気分に関係する栄養素』に注目してみよう!”ということで、その方はサバ缶とゆで卵をランチに加えるようにしてみました。
数日後、「午後の集中力が全然違います!」とびっくりしたように話してくれました。
私自身も、ある年の秋にやる気が出ず、「季節のせいかな?」と放置していました。
でも、ある本で“ビタミンDとトリプトファンが心の安定に関係する”と知り、鮭や卵、バナナを意識して取り入れるようにしたところ、気づいたら、なんとなく気分のムラが減っていたんです。
▽ 心を支える食事のポイント
⑤忙しい人ほど「ちょっと意識する」だけでOK

「朝ごはん、毎日は無理です」
「コンビニで選ぶ余裕なんてない」
そんな声をよく聞きます。
でも、完璧を目指す必要はありません。
実際、ある利用者さんは最初「毎朝パンだけでした」と話していましたが、“とりあえずバナナ1本をプラス”することから始めました。
「朝、少し元気が出るようになった」と話してくれたとき、「あぁ、やっぱり“ちょっとしたこと”で変わるんだな」と感じました。
私も、以前は昼ごはんがコンビニの菓子パンだけ…なんて日がありましたが、
ある日「せめてサラダを足してみよう」と思って選んだだけで、午後の眠気やだるさが軽くなったことがありました。
▽ 忙しい人にこそおすすめの小さな習慣
⑥最後に:健康は、働く力の“土台”
私たちは、就労支援をする中で、「体が元気じゃないと、働く気力も湧かないよね」と何度も感じてきました。
「疲れやすい」「やる気が出ない」「気分が安定しない」
こうした不調の背景には、生活習慣のちょっとした崩れが隠れていることも多いです。
実際に、食事・睡眠・水分・運動などの基本を整えることで、「週に1日しか通えなかった方が、今ではほぼ毎日通えるようになった」そんな変化を何度も目にしてきました。
一気に全部やらなくてOK。
まずは「ちょっと意識する」ことから、あなたも始めてみませんか?

プラーナ博多では、就労に向けたスキルを身につけるや
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提供しています。ご興味がありましたら、
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