こんにちは。プラーナ博多です。
三月に入って暖かくなると思いきや、まだまだ寒い日が続きますね。
寒暖差が激しいこの季節、体調には十分お気を付けてお過ごしください。
さて、皆さんはふとした瞬間に嫌な思い出が蘇ってしてしまい、辛くなってしまった経験ありませんか?
過去の失敗やミス、悲しい出来事などの嫌な思い出が蘇り、自信がなくなったり、悲しくなって涙が出たり、
落ち込んでしまったり、思考が停止してしまったり・・・
嫌なことを思い出してしまうことで「どうせうまくいかない」「また失敗するかも」などと
ネガティブな思考になってしまうことがあるかもしれません。
今回は、嫌な記憶を思い出したときにうまく切り替えられるようになる方法をお伝えいたします。
嫌な記憶から解放される方法
事実と向き合う
嫌なことを思い出すとき、自分の感情がまず第一に出てきませんか?
「○○と言われて嫌だった」「○○をしている人がいてイラっとした」「失敗して恥ずかしかった」など。
嫌なことは、自分の感情によってどんどん膨らんでしまいます。
まずは自分の感情は置いておいて、「○○と言われた」「○○をしている人がいた」「失敗した」などと
「何が起きたか」と事実と向かい合ってみると違った見方ができるかもしれません。
自分が「嫌だ」「イラっとする」「恥ずかしい」と思って記憶していたことでも、
事実に着目してみると実は大したことがない場合もあります。
また、「○○と思われているかもしれない」「あの時○○してしまったから嫌われたかもしれない」という
自分の思い込みにも気づくことができます。これを「心の読み過ぎ」や「先読み誤り」と言います。
相手の気持ちは聞いてみないと分かりません。
分からないことを悲観的に考えることで余計な不安を抱えて過ごすことになります。
「○○と思われているとは限らない」「○○してしまったけど、嫌われたとは限らない」
「分からないことはいくら考えても一緒」など、自分に言い聞かせてみてください。
嫌なことを思い出して辛くなった時には、起きた「事実」に目を向けてみましょう。
事実と感情を切り離して考えてみることで、冷静に物事を考えられえるようになるでしょう。
紙に書き出したり、人に話したりしてみる
嫌なことを紙に書き出してみたり、他の人に話してみたりすることでスッキリすることがあります。
また、なぜ自分は嫌な思いをしているのか、紙に書いてみることで頭の中を整理することができます。
ここで大切なのは、書いたものを見返さないことです。
見返してしまうと、嫌な記憶が蘇って記憶として残ってしまう恐れがあります。
書き出した後は、ゴミ箱に捨てたり消したりして残さないようにしましょう。
また、他の人に嫌だった出来事を話すことで解決策が見つかったり、自分の思い違いや勘違いに
気づくことができたりする場合もあります。
このように、自分以外の人に客観的に判断してもらうことで、冷静な判断ができます。
また、相談相手がいるという安心感も獲得できます。
しかし、ここで大切なのは「一回だけ」ということです。
何度も思い出すことで、重要な記憶として脳に深く刻まれてしまいます。
ネガティブなことは、なるべく多くの人に話さないことで記憶に残りにくくすると良いでしょう。
善悪で判断しない
嫌なことを思い出すとき、善い悪いを無意識に判断してしまっていませんか。
「あんなことをするなんて、非常識だ!」「自分はいつも失敗ばかり」「あの人と比べて私は劣っている」
「普通あんなことしないでしょう」「など、
自分の中での正解をもとに物事を判断してしまうことがあるかもしれません。
「あの人は普通と違う行為をしたから悪だ」と勝手に腹を立てたり、
「失敗しないのが正解だ、自分は失敗ばかりだから悪い」と落ち込んだりしていませんか?
世の中に「普通」なんてことはありません。
こんなときは「まあいっか」「こんなときもあるよね」「世の中にはいろいろな考えの人がいる」
と寛容な考えをしてみましょう。
善悪をはっきり判断するのではなく、「人それぞれだ」とグレーな考えをすることで自分も楽になれます。
完璧な人は存在しません。自分や周りの人に対して、少し寛容になると良いかもしれません。
また、失敗は決して悪いことではありません。
「○○しなければよかった」よりも「これからできることは何だろう?」「次はどうしよう?」
と、後悔をするよりも今後どうするかの方が大切です。
まとめ
いかがでしたか?今回は、嫌なことを思い出さないようにするための方法をご紹介いたしました。
すぐにこのような考え方ができるようになるには難しいかもしれません。
しかし、普段から嫌なことを忘れるための考え方を意識していくことで、
癖付いていき、無意識的に実践することができるようになります。
自分の心の健康を守るためには、嫌なことを忘れる考え方は大切なスキルだといえます。
皆さんもぜひ実践してみてくださいね。
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