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プラーナからのお知らせ

プラーナ博多

急な雷や停電、どう備える?~天候と上手につき合いながら心身を守る方法~

皆さんお疲れ様です。

お世話になっています、プラーナ博多です。

だんだんと秋の気配を感じるようになってきましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

またまたプラーナ博多からブログをお届けします!
実は先日ニュースを見ていたときに、「これは今すぐ伝えるべきでは?」と思う内容があり、予定より早めの更新となりました。

最近、「朝は晴れていたのに、昼から急に真っ暗になって雷雨に…」という不安定な天気の日が増えていますよね。
特に2025年の夏は全国的に気温が高く、7〜9月にかけては台風の接近も多くなると予想されており、雷を伴う積乱雲の発生が活発になるとも言われています。

福岡県内でも、大気の状態が非常に不安定とされる日があり、気象台からは「雷・突風等の恐れあり」といった注意報がたびたび発表されています。
実際、4月には福岡県筑前町で、落雷が原因と見られる停電や住宅火災も発生しており、雷の脅威が“身近に起きている”ことを改めて実感します。

最近でも関東地方では、夕方になると急に雷や豪雨が発生し、その影響で一瞬の停電が報告されています。
特に茨城県や千葉県では、雷を伴う気象変化で短時間の停電が頻発しているそうです。天候の急変は全国的な問題であり、私たちの生活に身近に迫っているのです。

幸いどちらの地域でも大きな事故には至っていませんが、「もしこれが夜中だったら…」「もし一人暮らしのときに起きたら…」と考えると、不安になるのも当然です。

雷や停電は、ほんの数秒のことでも、私たちの生活に不意打ちのような影響を与えるもの。
いざという時に慌てないためにも、日ごろから少しずつ備えておきたいですね。
また、ご家族や身近な人と「もしものとき、どうする?」を話し合っておくのも、安心につながるかもしれません。

今回は天候に合わせたテーマについて書いていきますので、最後まで読んで頂けたら嬉しいです!
よろしくお願いします。

 

①今年の雷・停電事情 ~福岡県の天候変化~

 

2025年の夏から秋にかけて、福岡県の天候変動が例年より激しくなっています。
気象庁のデータでは、福岡県内の落雷件数が昨年の約2倍に増加し、特に7~8月に雷雨が頻発しました。

これは地球温暖化や海水温上昇による大気の不安定化が影響しており、福岡の海に面した地形が湿った空気と高温を呼び込み、突然の雷雨や豪雨が起こりやすくなっています。

福岡地方気象台の報告によると、今年は平年より降水量が多く、ゲリラ豪雨や急激な天候変化も目立ちました。雷による落雷事故や停電も増加しています。

たとえば、4月には筑前町で雷が原因の停電と火災が発生。福岡市内でも夕方の急な雷雨で短時間の停電が何度か起きています。停電は照明や冷蔵庫、医療機器などの停止を招くため注意が必要です。

さらに今年は、朝晴れていても昼前後に急に雷雨が襲い、長時間続くことが多いです。福岡は山間部と平野部が混在するため、地域ごとの天気差も大きく、局地的な激しい雷雨が突然起こる特徴もあります。

気象庁は局地的な大雨や雷の予測を強化し、防災情報を細かく発信していますが、私たちも日頃から天気予報をこまめに確認し、急な天候変化に備えましょう。

福岡の気象特徴を理解し、雷や停電が増えている現状を踏まえ、普段からの備えが大切です。

 

②停電時に慌てないための備え ~準備しておきたい便利なグッズ~

 

突然の停電は誰にでも起こり得るため、事前の準備がとても大切です。停電時に慌てず安全に過ごすために、日頃から以下のアイテムを揃えておくことをおすすめします。

まず、暗闇の中でのケガを防ぐために「懐中電灯」「ヘッドライト」は必須です。特にヘッドライトは両手が自由になるので作業や移動がしやすく便利です。

情報収集に欠かせないスマートフォンの充電切れを防ぐため、「モバイルバッテリー」は常に満充電にしておきましょう。停電時でも最新の天気情報や災害情報を確認できることは安心につながります。

調理ができなくなることもあるため、「カセットコンロ」「ガスボンベ」を用意しておくと便利です。ただし、使用時は換気をしっかり行い、安全に気をつけてください。

また、電池式のラジオも役立ちます。停電時でも電池で動くため、リアルタイムの天気や防災情報を聞くことができ、情報の取りこぼしを防げます。

食料面では、保存がきく「非常食」「飲料水」を準備しておくことが重要です。特に夏の暑い時期や季節の変わり目は体調を崩しやすいため、栄養補給ができる食べ物を備えておくと安心です。

さらに、持病がある方や普段から服用している薬、体調管理に必要なグッズも忘れずに準備しておきましょう。急な体調不良時に役立ちます。

これらの準備は、停電だけでなく、自然災害やその他の緊急時にも大いに役立ちます。日常から少しずつ準備を進めておくことで、いざという時に慌てず対応できる安心感につながります。

 

③停電や雷が起きた時の安全な過ごし方

~慌てずに冷静に対応しよう~

 

突然の停電や雷の発生は、不安や恐怖を感じやすいものですが、慌てずに冷静に行動することが大切です。

まず停電が起きた瞬間は、慌てて照明や電気機器を操作しないようにしましょう。ショートや火災の原因になる恐れがあります。安全を確認してから必要な対応を行うのがポイントです。

室内では火の元の確認を。ガスコンロやストーブなどの使用中は速やかに火を消し、換気にも気を配ってください。停電中は換気が不十分になることがあるため、特に一酸化炭素中毒に注意が必要です。

また、雷が鳴っている間は窓やドアを閉めて外に出るのは避けましょう。特に屋外や高い場所、水辺などは雷の危険が高まるため、室内で安全な場所にいることが重要です。

外出中に雷が発生した場合は、建物や車の中に避難し、金属製の物や高い木の近くには寄らないようにしてください

停電が長引く場合は、冷蔵庫の扉を開ける回数を減らし、食材の腐敗を防ぎましょう。また、スマートフォンの充電を節約し、必要な連絡や情報収集を優先することが大切です。

こうしたポイントを覚えておくと、急な雷や停電に対しても落ち着いて行動でき、事故やトラブルを防ぐことができます。安全第一を心がけて、日頃から家族や周囲と情報共有しておきましょう。

 

④天候情報の上手なチェック方法

~正しい情報を“早めに”知るために~

 

急な雷雨や停電に備えるためには、事前の情報収集がとても重要です。特に近年は、局地的な大雨や雷など、短時間で天候が急変するケースが増えています。

福岡のように、地域ごとに天気が大きく異なる場所では、ピンポイントでの天気チェックが役立ちます。
スマートフォンを使って、以下のようなツールを活用するのがおすすめです。

  • 気象庁の「高解像度降水ナウキャスト」
     → 雨雲の動きがリアルタイムで確認できます。

  • 「Yahoo!天気」「tenki.jp」などのアプリ
     → 雷注意報や警報が発表されたらすぐに通知が届く設定に。

  • 自治体の防災アプリ・LINE配信
     → 地元の避難情報や災害時の支援情報が届きます。

大切なのは、“天候が崩れそうなとき”に早めに確認しておく習慣をつけることです。
出かける前、昼休み、夕方など、一日数回チェックするだけで安心感がぐっと高まります。

また、「○○地方で雷注意報」など広域な情報ではなく、「自分の住んでいる地域」「今いる場所」の情報を選ぶのがポイント。
正確な情報を知ることが、冷静な行動や準備につながります。

 

⑤心と体の備えも忘れずに ~天候ストレスとの上手なつき合い方~

 

まとめ

 

雷や停電は、精神的な不安やストレスも引き起こすことがあります。

実際、音や光に敏感な方の中には、「雷の音で眠れなくなる」「急な停電にひどく緊張してしまう」といった声も少なくありません。
また、暗闇や機械の停止、暑さ・寒さなどの環境変化が不安感を増幅させることもあります。

そんなときは、無理に「平気なふり」をするよりも、まずは自分の感じている不安に気づくことが大切です。

具体的な対策としては:

  • 気持ちを落ち着かせるルーティン(深呼吸・アロマ・音楽など)を持っておく

  • 安心できる場所や人との連絡手段を確保しておく

  • 災害が起きたときの「もしもノート」や対処メモを用意しておく

また、就労支援事業所に通われている皆さんであれば、スタッフに「雷が苦手です」「停電時どうすればいいですか?」と事前に伝えておくことも安心につながります

心も体も守るためには、事前の「準備」と「共有」が何よりの味方になります。

 

 ⑥最後に ~“備え”は自分と周りを守る安心のカタチ~

 

最近は、天候の変化がこれまで以上に激しくなっています。
晴れていた空が一気に真っ暗になり、突然の雷やゲリラ豪雨、そして停電――そんな出来事が、今やどの地域でも当たり前のように起きています。

でも、そうした自然現象に対して私たちができるのは、**「どう備えるか」「どう対応するか」**という視点を持つことです。

プラーナ博多だけでなく様々な就労支援の現場でも、「停電で不安になり眠れなかった日」「雷が怖くなって体調を崩した」という声を聞くことがあります。
天候によるトラブルが、心や体、そして生活リズムに影響を与えることも、決して珍しくありません。

だからこそ、備えを整えることは、就職に向かう土台を整えることにもつながっていると私たちは考えています。

懐中電灯を準備しておくこと、アプリで天気をチェックする習慣をつけること、誰かと「こういう時どうする?」と話しておくこと。
それらはすべて、「自分の生活を守るための安心」につながります。

そして、その安心が「今日は通所できた」「いつもより落ち着いて過ごせた」という前向きな一日をつくる小さなきっかけにもなります。

自然は時に手強い相手かもしれません。
でも、”ちょっとした準備”と”日々の気づき”で、少しずつ上手につき合っていくことはきっとできるはずです。

このブログが、あなたの“備える”一歩を考えるきっかけになれば嬉しいです。

 

 

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