facebookを初め、twitterやinstagram、lineなど、毎日何かしらのSNSを利用し会うことができない人ともつながることが出来るようになった現代。 つながることでコミュニケーションが増えたように思う一方、「つながり孤独」という感情を感じる人も増えているそう。今回はこの「孤独」の正体を分析し、「孤独」の対処方法についても書いていこうと思います。
- 現代ならでは、つながっているからこその「孤独」
- つながっているのに「孤独」を感じるのはなぜなのか
- 孤独を感じないために、SNSを利用する上で心がけると良いこと
- 就職へ向けて自分を見つめ、自分を変えていくのに役立つ情報をSNSで配信中
現代ならでは、つながっているからこその「孤独」
私自身も感じたことのあるこの感情。おそらくSNSを利用したことのある方はほぼみんな似たような感情を抱いたことがあるのではないでしょうか。
「友人にはいいねやコメントがたくさんついているのに、自分の投稿にはなぜ反応してくれないんだろう?」や、他の人の投稿を見て、自分にはない素晴らしい才能や、環境、お金、生活の充実度などを比べてしまったり。
SNSの返信に忙しくて、誰かと会う時間が犠牲にされてしまったり、家族と一緒にいる時間にスマホをずっと触ってしまっていたり。
自分でも気付いていないうちにSNSに囚われ、しばられ、人とつながっているという安心感から、目の前にいる人との時間が犠牲にされていることにも気付いていないかもしれません。
ですがもちろん、SNSを利用するメリットもたくさんあります。
SNSをきっかけに将来の伴侶に出会う人もいますし、自分の趣味について語れる人を見つけることもできます。
また、自分と同じような境遇の人と出会い、自分を理解してもらえたり、友人が何を考えどう生きているのかを知るきっかけにもなります。
「孤独」を感じてしまうからSNSは利用しない それも一つの対処法ではありますが、一方でSNSを利用すると実現可能な様々なチャンスを失っている可能性もあります。SNSの使い方をご自身でコントロールすることで、SNSをもっと良いツールとして利用することができるようになります。
つながっているのに「孤独」を感じるのはなぜなのか
人の悩みは全て「人間関係」の悩みであると心理学者のアドラーは言っています。 もし人類が、自分以外の人が世界のどこにも存在しない環境にいたら、その人は孤独を感じることはないとすらいっています。
自分以外の人間が全く存在しない世界、、、そんな世界はありません。
人は皆他者を意識し、他者とともに生きています。だからこそ幸福も感じますし、孤独も感じます。
SNSを通してただの知り合いだった人との距離が縮み、友達の多さ、生活の充実度、生活の豊かさなどを自分と比べて落ち込んだり、自分に対して劣等感を感じてしまったりというのは、ごく自然な人間の感情です。その感情自体は恥ずかしいことではなく、否定することでもないのでありのまま受け入れることができたら気持ちが楽になるかもしれません。
ただ、その感じた「孤独」を、プラスエネルギーとして使うか、マイナスエネルギーとして使うかはあなた次第です。 環境や状況が全てを決めるのではなく、どう感じ、どう受け止めるのかはあなたが選ぶことができます。そのことに気づくことができれば、自分の見えている世界が大きく変化します。
孤独を感じないために、SNSを利用する上で心がけると良いこと
私自身もSNSでは様々な失敗をしてきました。
SNSにどっぷりつかりすぎてしまい孤独を感じた時期もあり、反対に疲れてSNSを全く触らなくなり友達がどんどん減っていった時期もあり(その時期は本当に大切な友人、心の距離が近い友人が残りました。SNSを利用していなくても、本当の友達はいなくならないと知りました)
そんな私がSNSを利用する上で心掛けている点をいくつかピックアップしましたのでご参考にしてみてください。
偽らない、正直な自分でいる
SNSではついつい良い自分を見せようとしてしまったり、共感を得たくて自分の意思に反する言動をしてしまったり。 とてもやってしまいがちな「自分を偽る」という行為。
自分でも気をつけて意識していないと無意識のうちにやってしまっています。
「正直でいる」というのと「言いたいことを何でも言う」というのは全く別なのでそちらは誤解しないでいただきたいのですが、自分に正直でいるというのは、実はとっても勇気のいること。
けれど、正直でいることで自分への自信も、自己肯定感も上がりますし、本当の自分に共感してくれる、「本当の自分を好きになってくれる」人が集まってきます。そして何より、他人からも、自分からも信頼を得ることができます。
「人は人」「自分は自分」
この言葉、子供の時よく親から言われませんでしたか?
本当にその通りだと思います。人は生まれてきた環境も生まれ持った個性や性格も、感じ方も特技もみんな違う。みんな違うからいいんです。
誰かを羨ましがったりマネしたりするよりも、自分だけの「好き」を見つけることに時間を使う方がずっと楽しいと思いませんか?
人と同じじゃなくても、認められなくても、一生懸命生きている自分自身の素晴らしさに気がつくことができると、とても楽になります。
顔は見えなくても向こう側にいるのは人。言葉遣いやマナーは大切に
これは絶対に忘れてはいけないことだと思います。
対面では言えないことでもSNSでは言うことができてしまう。そしてその言葉は、受取とる側にとっては対面で伝えるよりもずっと鋭くなりがちです。
自分では強く伝えたつもりでなくても、表情が見えない分キツく受け止められてしまって、自分の言葉で深く傷ついてしまっている人がいるかもしれません。私自身も知らないうちに誰かを傷つけてしまったことがあると思います。
SNS上での発言は、対面での発言以上に相手を意識し気をつける必要があるということを心に留めておくことはとても大切です。
利用目的を明確にする
あなたがSNSを利用する目的は何ですか?
友人を見つけるため?
恋人を見つけるため?
仕事のため?
家族と連絡を取るため?
人間関係を円滑にするため?
目的が明確になっていれば、この後にご紹介する「自分に必要な情報」を厳選する基準も自然と決定してきます。
利用目的が明確になっているとだらだらとスマホを使いすぎる、他の人の動向が気になりすぎる、といった孤独を感じる要因となる行動も防ぐ一つの指針となります。
自分に必要な情報を厳選する
その情報は自分を高めてくれますか? その情報を通して、自分はどんな風に変わりたいですか? その情報を見るときに、どんな気持ちになりますか?
情報に溢れた現代だからこそ、自分が情報を選ぶ必要が出てきます。
自分がみている、読んでいる記事は自分にとってプラスになっているだろうか?ここから何を学んでいるのかな? ということを少し意識してみると、SNSを見ている時間を意義のあるものにすることができますね。
この記事にあげた点意外にも、皆さんそれぞれ上手にSNSを利用するために心掛けていることなどあるかと思います。プラーナではfacebook、instagramを利用しておりますのでSNSオススメ活用術、心掛けていることをDMで教えていただけるととても嬉しいです。 また、プラーナのことをもっと知りたい方はお気軽にフォローしてみてください。
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