突然ですが質問です。 皆さんは「人からの評価」、気になりますか? 褒められることは多くの人が嬉しいと感じると思います。 褒められたり、評価してもらえたり… それによって仕事や人生にやりがいを感じて頑張ることができるというのも大事なこと。 しかし、人からの評価を意識し過ぎて知らないうちに「いい人」を演じて頑張りすぎてはいませんか?? もちろん、どうしてもいい顔をしてしまう、いい人を選択してしまう、ということは誰でもあると思います。 大事なのは無理に「いい人」になりすぎないようにすること。 無理に「いい人」を演じていると、大きなストレスになってしまう可能性が… 今日はそんな、「いい人」をやめて、今よりほんの少し楽になるためのコツを紹介させていただきます!
「いい人」を演じてしまう人の共通点
「いい人」を演じてしまう人にはいくつか共通点があります。 初めに少しそちらを紹介させていただきます。
1.自分に自信がない
「いい人」を演じる人の特徴のひとつに、「自分に自信がない」ということが挙げられます。
ありのままの自分をさらけ出したら周りの人にどう思われるか不安。
そうした不安から、つい「いい人」でいようとしてしまいます。
何かをやり遂げたことがあり、自分に自信を持っている人なら、周りの人からどう思われても気にしないかもしれません。
ですが、自分に自信がない人は、常に周囲の評価を意識し、周りの人に「いい人」と思われようと無理をしてしまうことがあります。
2.相手に流されがち
「いい人」を演じている人は、「自分はこうしたい」という意志をつたえることを避け、自己表現が苦手なことがあります。
相手の主張に流されやすく、他人の意見に合わせて自分の意見を決めることもよくあります。
自分がどう思っているかではなく、相手の意見を常に優先したり、「こう思われてしまうかもしれない」という不安から、相手に流されがちになってしまいます。
3.他人の評価が気になる
「いい人」を演じている人は、「自分が他の人からどう見られているか」を常に気にしがちです。
そして「相手の期待に応えられる自分」でいることが何よりも大切なことと考え、行動しています。
意外に思われるかもしれませんが、このような人は「自己愛が強い人」ともいえます。普段は他人に認めてもらうため、表面的に「いい人」を演じているのですが、誰も認めてくれないという現実を突きつけられると、ときには虚無的になったり、攻撃的になったりする場合もあります。
他者評価にとらわれすぎない
承認欲求は大なり小なり誰しも抱いているもの。 他人から称賛されたいという欲求が強い人は、他人の目線から逃れられず、どうしても「いい人」を目指しがちです。 他者評価ではなく自己評価を基準にしましょう。 他人からの評価で自分を判断するのではなく、 比較するのであれば、昨日の自分や1年前の自分と今の自分を比較してください。 そうすれば、自分のいいところに気づくことができて「いい人」の呪縛から解き放たれます。 他者評価ではなく自己評価で生きることができれば、もっともっと気楽に生活することができるかもしれません。
「断る」ことに慣れる
いい人と思われるために自分には無理なことも請け負ってしまう……。 いい人をやめるためにはできないことは断ってみるのが初めの第一歩です。 職場で忙しいのに仕事を頼まれた場合には、今忙しいのですぐに着手することは難しい旨を伝えてみましょう。 友人から気の進まないイベントに誘われた時は仕事が忙しいとか体調がすぐれないことを理由を断ってみましょう。 言ったらどう思われるかが気になってしまい、最初ははっきり断ることは難しいかもしれません。 プラーナではそんな悩みを抱える人のために、カリキュラムで「断る練習」も行っております。 不思議と断り続けていくと断り方もだんだんうまくなっていきます。 また、うまく断られることが多くなると周りの人もあなたが都合の良い人ではなくなってきたことに気づいて無理な頼みごとをしなくなるはず。 はっきり断るのが難しいというかたは、婉曲した言い方でもいいのでできないことを断るということを始めてみましょう。
まとめ
「いい人」を演じて自分を偽ることで、知らず知らずのうちにストレスが溜まってしまいなんだか人間関係が疲れてしまう。 そんな悩みを抱える方は、ぜひ「いい人」でなければならないという考えから自分を解放してあげましょう。 「いい人」をやめることでストレスから解放され、自分らしい生き方ができてくるはず。 「いい人」を演じなくても、あなたの価値は変わらないのです。 無理に「いい人」でいることをやめる必要はありませんが、 ほんの少し「いい人」でいることをやめてみると人付き合いが今より少し楽になるかもしれません。