こんにちは。プラーナ宮崎の渡邊です。 突然ですが、プラーナ宮崎にて就労に向けて取り組まれているご利用者様の中には通院を定期的に行っている方が多くいらっしゃいます。 また就労をされた方も定期通院をしながら、お仕事に取り組まれている方がほとんどです。 本日は病院受診についてお話させていただきます。
あなたのこと、伝えきれていますか?
プラーナでは定期通院した後に、受診内容についてお話を伺っています。 薬の処方や医師からの助言など、ご本人様の状態を把握し、無理のない就職に向けた取り組みができるよう支援を継続するためです。 通院の間隔も人それぞれです。月に1回の方もいれば、週に1回の方もいます。 しかし、中には、月の前半は体調を崩していたが、今は調子が戻ったので、調子がいい状態で受診し、体調を崩したことを言い忘れた、いつものことだからというのをためらったなどと話される方や医師の前では緊張して、伝えたかったことがうまく言えなかったといわれる方がいらっしゃいます。 うまく話す必要はありませんが、自分の体調や生活の変化についてお話ができなかったらどうでしょう? 頑張ろうとしているのに、医師の助言や薬の処方が合わず、体調や精神面の安定につながらない場合があります。
何を話せばいいの?
では、受診の際には何を話せばいいのでしょう? 初診、再診にかかわらず、医師との診察の際、どういったご状況ですか?と聞かれる場合が多くあります。
- 気になっていることや困っていること
- 症状が出た時期、どんな場面で症状が現れるか
- 生活(生活リズム、生活環境、睡眠時間、活動時間、食事など)
- 身体面(疲れが取れない、眠れない、食欲がないなど)
- 精神面(イライラする、落ち込む、人に会うのが億劫、やる気が出ないなど)
- 薬の影響(服薬状況、服薬後の変化など)
医師の前だからと言ってうまく話す必要はありません。話せないならその状況を見てもらうのもいいと思います。せっかく病院に来たのにと、無理して話す必要はありませんよ。
プラーナができること
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通院前に内容を整理
通院前に面談等で話す内容を整理します。 何を話せばいいのかわからない、前回の通院時からの通所リズムや様子など、一緒にお話しすることで、振り返り、現状を医師に伝えるお手伝いを行います。
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病院への情報共有
ご本人様から依頼があった場合、お電話や文書にてご本人様の情報を病院側へお伝えさせていただきます。ご本人様の状態を客観的にお伝えすることで、よりご本人様の状態を把握することにつながります。 また病院からの情報もいただくことで、よりご本人様の状態を把握し、無理のない範囲で就職活動を進めることができます。
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通院同行
必要に応じて、ご本人様、病院様の許可のもと、通院に同行させていただきます。 通院時の様子や必要に応じて本人のお話に補足をさせていただき、本人様が安心して、受診をすることができるように支援をさせていただきます。
まとめ
以上、ご紹介させていただいたようにプラーナでは、病院受診に向けて様々な支援を行っています。 受診の際に、自分の現状をきちんと伝えることで、ご自身に合わせた医師の診療や薬の処方を受けることができ、就職活動や就労の際に安定した取り組みができるようになりますよ。 またプラーナを利用している間に通院のリズムを整えることは、就職した際にもきっと役に立つはずです。 ひとりで病院に行くのが不安という方、継続していくのが難しいという方は、ぜひ一度、プラーナにご相談くださいね。