年に数回の大型連休。GWが明け、今日から仕事始めという方は少なくないのでは無いでしょうか?
休み明け、なんだか気分が落ち込んでしまったり、何となく体がだるくて仕事に行きたくなかったり…そんな気持ちになってはいないでしょうか?
休暇明けは生活リズムが大きく変わるので、仕事へのエンジンかからないとか、いまいち仕事に乗り切れないといったことが良くあります。結果、数日間、下手をすれば1週間くらいエンジンがかからないということも…。
本日は、そんな休み明けの憂鬱な気分を乗り越えるためのコツをご紹介させていただきます!
休み明けの体調不良はなぜ起こる?
休み明けの体調不良はなぜ起こるのでしょうか?その大きな原因は交感神経と副交感神経からなる自律神経のバランスの乱れにあります。仕事など物事に集中しているときは交感神経が活発になり、特にストレスがたまると交感神経が過剰に働きがちです。
しかし、休暇中はリラックスしたときに働く副交感神経が優位になりやすく、長い休みに入るとより自律神経のバランスが変わり、元に戻しにくくなるのです。
では休みモードから切り替えるためにどうしたらよいのでしょうか。
次の項目から、休み明けの日に憂鬱な気分を乗り越えるためのコツをお話させていただきます。
無理にポジティブ思考にならないこと
私たちは毎日、様々なストレスと向き合い、無意識のうちに「頑張らなきゃ」と自分を励ますこともしばしば。しかし、休み明けに憂鬱だと感じる人なら「今日から仕事か。嫌だなぁ」「会社に行きたくないな」といったつぶやきをしているはず。いわゆるポジティブ思考を試したことがある人は、こういったつぶやきを打ち消して「仕事は楽しい!」「今日からまた頑張るぞ」と考えようとします。しかし、辛い気持ちのまま無理にポジティブな言葉に置き換えるだけのやり方では、効果は感じにくいはず。
そんな時は無理やりポジティブにならず、無理のない範囲で言葉を言い換えてみると気持ちが楽になるかもしれません。例えば、「今日から仕事か。嫌だなぁ」というつぶやきが出てしまったのであれば、「休日は楽しかったな」や「仕事を頑張って、次はどこに行こう」といった、無理やり感のない前向きなフレーズに置き換えてみます。強引にポジティブ思考をしようとしたときよりも、こちらのほうがストレス緩和を実感できるはず。
頭を使わない単純作業からはじめる
本調子に戻るまでは、なるべく思考力を伴わないサクサクできる単純系作業からはじめてみることも1つです。単純作業をこなしていけば、徐々に仕事に対する自信とやる気が戻ってきます。
これはやる気が出ない自分をコントロールする「作業興奮」と呼ばれる心理学的な手法で、人はいったん行動を始めると、徐々にやる気が出て継続できるようになるという性質を利用しています。まずは難しいことを置いておいて、単純作業から始めてみましょう。
リフレッシュを取り入れる
部屋の片付けをして気持ちをスッキリさせてみることも良い方法の1つ。
部屋の掃除に限らず、靴やスーツを新調したり、車をピカピカにしたり、職場のデスク周りを整理整頓したりすることで不思議と気持ちも落ち着き、また新しい気持ちで前向きに頑張ろう!と思えるようになります。
また海や森や川などの自然に触れることもおすすめ。
自然に触れることで、ストレスホルモン「コルチゾール」の分泌を和らげてくれます。海の音、川のせせらぎ、雨の音、小鳥のさえずり、虫の鳴き声、などの自然音に癒されてみましょう。
まとめ
休み明けの憂鬱な気持ちは誰しも起こりうるもの。
ぜひ、本日紹介した方法を取り入れていただき憂鬱な気持ちを乗り越えていきましょう!