こんにちは、プラーナ海老名です。
大勢の前で話す、就職活動の面接、誰かに大事なことを伝えるとき、初めて会った人に話しかける時・・・人によって場面は違うと思いますが、まったく緊張したことがないという方はなかなかいないと思います。
人前で緊張する、緊張しながら接することでさらに対話がうまくいかない、その経験からますます緊張や不安を感じてしまう…という悪循環になっていませんか?
なぜ人は緊張するのでしょうか。
「ダメな自分を知られたら失望されてしまうのではないか」
「失敗したら笑われてしまうのではないか」
「自分は人より劣っているのではないか」
など、緊張には様々な原因があります。その中で「失敗したくない」「恥をかきたくない」「いいところを見せたい」といった考えに強く執着する事が緊張に繋がるのです。
そもそも「緊張」とはなんなのか?
失敗を恐れて不安を感じる、緊張するのは、本来人間が身を守るための防衛機能です。
皆さんは緊張した時に落ち着かなくなったり、手足に汗をかいてしまったりしませんか?
それらの反応は人間がまだ動物だったころ、危険から自分の身を守るために起こる身体反応です。
・ソワソワする⇒相手の動きに素早く反応するため
・体が硬くなる⇒筋肉を収縮させて身を守るため
・頭が真っ白になる⇒目の前の相手に集中するため
・手や足に汗をかく⇒岩や木に登って逃げるため
このように、「緊張反応」は本来、自分を守る味方であるはずなのです。適度な緊張感はその人の持っている力を十二分に引き出すために、とても大切なものです。
緊張するメリットとは
適度な緊張には、パフォーマンスが向上するというメリットがあります
創造性や柔軟性を増すには程良い緊張感をキープする必要があり、本来の実力を発揮したいのであればリラックスしすぎる状態よりもむしろ適度の緊張感を持った方が良いのです。
適度な緊張は作業を効率的にこなすといった良い影響をもたらします。
一方で過度の緊張はパフォーマンスを低下させることに繋がります。皆さんを困らせているのはこの過度の緊張です。
緊張と上手く付き合うには?
では、緊張とうまく付き合っていくにはどうすればいいのでしょうか。
緊張をほぐす方法や、緊張しやすい場面での対策についてご紹介します。
- 準備をする
緊張するスピーチやプレゼンを行う場合は、事前準備をするようにしましょう。緊張していないように見える人も、実はしっかりと準備や練習をしてきたからそう見えるだけであることが少なくありません。準備や練習を重ねるほど自信につながり、緊張しにくくなります。イメージトレーニングを繰り返していくことで脳は本番を何度も経験した状態になります。これにより本番でもしっかりと普段通りの実力を発揮できるはずです。
- ゆっくりと呼吸をするように意識する
緊張の克服法として深呼吸を取り入れる場合、鼻からゆっくりと息を吸います。大体4秒くらいで吸うようにしてください。そして吸い込んだ倍の長さをかけてゆっくりと息を吐いていきます。
この呼吸を繰り返していくことで、徐々に緊張をほぐすことができます。
- 最初に「緊張している」と口に出して伝える
緊張しやすい性格であるならば、先に自分が緊張していることを伝えてしまうのも良い方法です。例えば、「このような大勢の前でお話しする機会が少ないので、とても緊張しています。」と伝えることで、場の空気が和むことも。
緊張感は相手にも伝わるので、先に空気を柔らかくしておくことで話しやすくなり緊張が和らぐこともあります。
- ストレッチをする
筋肉や関節を伸ばすストレッチは、緊張対策として有効な方法です。
あくまで自分が気持ちよいと感じる軽いストレッチ体操でかまいません。
ストレッチを行う事で筋肉から脳へ刺激が伝わり、副交感神経の働きが高まります。リラックスでき、不安や緊張が和らぎます。また、ストレッチ体操によって体を動かすと、全身の血液循環もよくなります。同時に脳の血液循環もよくなるため、思考力や集中力が向上します。
まとめ
皆さんも日ごろから挨拶の練習をしたり、最初に言う言葉を決めておいたりすることで、適度な緊張をしながらも話せるようになると思います。また、緊張を味方につけて大事な場面でよいパフォーマンスができるよう対処法を覚えておくといいですね。
プラーナでは緊張して失敗してしまっても大丈夫。「プラーナは失敗する場所」と皆さんにお伝えしています。皆様の就職へ繋がるよう、精一杯サポートさせていただきます。