こんにちは、プラーナ海老名です。
梅雨も明け、陽射しが強く暑い日が続いていますね。
エアコンの活用やこまめな水分補給など熱中症対策をして暑さを乗り切っていきましょう。
今回は同じ会社で長く働き続けるためのカギについてお伝えしていきたいと思います。
離職と転職を繰り返す方の中には「職場でうまく適応できなかった」「職場に馴染むことができなかった」と理由を挙げる方がいます。
長く勤め続けることだけが目的ではありませんが、望まない離職をならないように就職先を考えることも必要です。
長く働き続けるためのカギとは
長く働き続けるためのカギは、入社後の数ヵ月をどう過ごすかです。
最初の数ヵ月で職場にうまく馴染むことができれば、その後の定着率が高まります。
障害者雇用をしている企業では、特に最初の1ヶ月に社内面談や支援機関のなど定着面談などフォローを手厚くしている企業もあります。
主な離職理由として「人間関係がうまくいかなかった」「仕事が合わかなった」が挙げられます。
人間関係と仕事内容は長く働くことと大きな関係があり、自分にあった働きやすい環境を考えていく必要があります。
自分にあった「働きやすい」とは
人間関係や仕事内容を良い、悪いと評価しがちですが、ポイントは自分に合うか合わないかで見極めることです。
例えば、社員数が多く、社員同士のコミュニケーションが活発な職場の場合、少人数と落ち着いたコミュニケーションを好む方にとっては緊張を強く感じることや疲れを感じてしまうかもしれません。
仕事内容についても、1日パソコンでの入力作業を自分のペースで落ち着いてできると思う方もいれば、そもそもパソコン作業は苦手、1日同じ作業は集中力が続かず、飽きてしまうと感じる方もいます。
自分にとって働きやすい職場はどんな職場なのか、自己分析を行いましょう。
- 仕事内容は体を動かす作業系、座って取り組む事務系
- 1つの仕事を繰り返して取り組む、臨機応変に複数の仕事を取り組む
- チームで取り組む仕事、1人で取り組む仕事
- 人間関係は多くの人と関係を築く必要がある、チームや部署の限った関係を築く
- 勤務は週5で1日の勤務時間は短い、週4日で1日の勤務時間は長い など
落ち着いて仕事に取り組める環境や勤務形態は何か、対人コミュニケーションはどういった状況なら負担に感じないのか…など
今の自分の体調に合っているか、今までの経験を振り返ることも大切です。
障害者雇用では「合理的配慮」があります
障害者雇用の場合、企業には合理的配慮を提供する義務があります。
合理的配慮とは、障害のある人の特徴に応じて表れる困難さを取り除くための調整や変更のことです。
例えば、車いすが通れるようにスロープを設置する設備面の配慮以外にも、短時間勤務から始められる就業時間への配慮や業務内容を限定する業務内容に関する配慮などがあります。
障害者雇用で入社した場合は、企業も障害に対する一定の理解があり、必要な配慮ついて相談をすることが可能です。
ただし、配慮はあくまでも会社と個人にとって効果が上がる、効率的であると判断される内容であり、すべて自分の希望通りの配慮が受けられるわけではありません。
まとめ
長く働き続けるために、障害者雇用で合理的配慮を受けながら勤務することは自分の障害特性を伝えられることが必要になります。
どういう場面で難しさや困ってしまうのか、体調に影響があるのか、落ち着いて取り組める状況や環境はどういう状態なのかなど自己分析をして整理していきます。
プラーナでは就職活動にお伝えしていますが、自己分析や応募書類作成などのお手伝いもしています。
一人ではうまく進められない方には職員と面談しながら取り組むこともできます。
また、就職後にも役立つ体調管理やビジネススキル、コミュニケーションについてカリキュラムでお伝えしています。
就職活動でお困りの方、一人では何から取り組んでいいか分からないとお悩みの方、ご興味ある方はぜひお問合せください。