問い合わせる

プラーナ八戸からのお知らせ

プラーナ八戸

働く自信がない人へ【自己肯定感と自己効力感がもたらす効果とは】

こんにちは、プラーナ八戸です。

青森県の八戸市では2月を迎え、少しずつ春めいた一日も増えてきました。

先日2/17~2/20は八戸市の郷土芸能である「えんぶり」が開催期間となっておりました。えんぶりは国の重要無形民俗文化財の指定を受けております。八戸市の風物詩であるえんぶりをご利用者様と一緒に見てきましたが、小さな子ども達から大人の方まで迫力のある舞を踊っておりました。気になる方は動画サイトなどにも映像があるかと思いますのでぜひチェックしてみたくださいね♪

 

今日は、「働きたいけど働く自信がない…」「どうしたら自信って付くんだろう」「失敗が怖い…」というお悩みを抱え、一歩踏み出すことが不安な方に【自己肯定感】と【自己効力感】についてお話させていただこうと思います。

記事を読んでいただけるときっと一歩踏み出す勇気のカケラをゲットできると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

(※記事が長い!と感じる方は「プラーナ八戸で実践!自己肯定感&自己効力感アップのポイント」へジャンプ!♪)

 

 

自己肯定感と自己効力感とは

自己肯定感(Self-Esteem)と自己効力感(Self-Efficacy)は、似ているようで異なる概念ですが、どちらも人生において重要な役割を果たします。

 

1. 自己肯定感とは?

簡単に言うと、「自分は大切な存在だ」「ありのままの自分でいいんだ」と思える気持ちです。つまり、自己肯定感は「自分の存在そのものを認める感覚」のことを指します。

自己肯定感が高い人の特徴

  • 失敗しても「自分には価値がある」と思える
  • 他人と比較せず、自分のペースで成長できる
  • 自分を責めすぎない

自己肯定感が低い人の特徴

  • 「自分なんてダメだ」と思いがち
  • 他人の評価を気にしすぎる
  • 失敗すると「自分には価値がない」と感じる

自己肯定感が高い人の考え方:「テストの点が悪かったけど、自分の価値は変わらない。次はもっと頑張ろう!」

 

2. 自己効力感とは?

「自分ならできる!」という感覚のことです。つまり、自己効力感は「自分の行動や能力に対する自信」を指しています。
「自分の力で目標を達成できる」と信じることが、自己効力感につながります。

自己効力感が高い人の特徴

  • 困難なことにもチャレンジできる
  • 途中であきらめずに努力できる
  • 失敗しても「次はうまくやれる」と思える

自己効力感が低い人の特徴

  • 「どうせやっても無理」と思ってしまう
  • すぐにあきらめてしまう
  • 挑戦すること自体を避けがち

自己効力感の高い人の考え方:「前は英語のスピーチがうまくできなかったけど、練習すれば次は成功できる!」

 

自己肯定感と自己効力感の相互作用

自己肯定感自己効力感は、どちらも自分をどう捉えるかに関わる心理的な概念ですが、それぞれ異なる側面を持ちつつ相互に影響を与え合います。

 

1. 相互作用

この2つはお互いに影響を与えながら成長します。

自己肯定感 → 自己効力感の影響
「自分には価値がある」と思える人は、新しいことに挑戦する勇気を持ちやすくなります。挑戦することで、「やればできる」という経験が増え、自己効力感が高まります。

自己効力感 → 自己肯定感の影響
成功体験を積み、「自分はできる」という実感が増えると、自分に対する肯定的な評価も高まり、自己肯定感が強くなります。

 

2. 相乗効果(ポジティブ・スパイラル)

  • 良い相乗作用(ポジティブ・スパイラル)
    ① ちょっとした成功を経験(自己効力感UP)
    ② 「自分はやればできる」と思える(さらに自己効力感UP)
    ③ 自分を肯定できる気持ちも高まる(自己肯定感UP)
    ④ もっと挑戦できるようになる → 成功体験が増える

 

3. バランスの取り方

自己肯定感と自己効力感はどちらも大切ですが、バランスが偏ると問題が生じることもあります。

  • 自己肯定感は高いが、自己効力感が低い場合
    → 「自分は価値があるけど、何をやってもできる気がしない」
    → 例: 自信はあるけど挑戦を避けがち
  • 自己効力感は高いが、自己肯定感が低い場合
    → 「何でもできるけど、自分に価値があるとは思えない」
    → 例: 成果を出しても満足できず、自己否定的になる

 

 

プラーナ八戸で実践!自己肯定感&自己効力感アップのコツ

自己肯定感と自己効力感をアップさせるには大事なポイントがあります。ここではプラーナ八戸で実際にご利用者様取り組んでいただいている内容をお伝えさせていただきます。

まず始めに、両者をアップさせるには以下のポイントを押さえておく必要があります。

 

どうやって育てる?

  • 自己効力感を高めるには
    ✅ 小さな成功体験を積む(達成可能な目標を立てる)
    ✅ 行動のプロセスを振り返り、努力の成果を実感する
    ✅ 他人の成功体験を見る(モデリング効果)
  • 自己肯定感を高めるには
    ✅ ありのままの自分を受け入れる(成果がなくてもOKと思う)
    ✅ 自分の良い点に目を向ける(感謝やポジティブな記録をつける)
    ✅ 失敗しても「自分の価値は変わらない」と意識する

このようなポイントを押さえて日々ご利用者様に活動していただいております。それでは、毎日の活動の一例をご紹介させていただきますね。

 

  • スモールステップで目標を設定する

未来の大きな目標を設定してモチベーションとすることは活動する上で大事なことではありますが、あまりに壁が高くなってしまうとやる気や自信の喪失に繋がってしまいます。プラーナでは、日々取り組めて毎日小さな自己効力感を高められるようお伝えしています。

例えば、仕事をしていく上でファーストステップとなる「遅刻しないこと」もスモールステップに設定し、日々取り組まれる方もいます。もし、目標を達成することが難しくなった時はスタッフと相談し、どうしたら目標を達成できるかどうか振り返ることができるので「一人でやっている」という孤独感も減っていきます。目標は誰かと一緒に乗り越える方がより自己効力感を高めることに繋がる場合もあります。

 

  • ほめられたら素直に受け取る練習

ほめられたり、プラスのメッセージを投げかけられたら、素直に受け止めることは難しいかもしれません。そのため、プラーナのカリキュラムでは「相手を褒める」こと、そしてそれを「否定せずに受け止める」という練習もしています。少しずつ否定することなく受け止めることができてくると「自分は自分でいていいんだ」と思える方が増えてきます。就職した際に、お祝いのセレモニーを行うのですがご利用者様からは「プラーナに来て、自分が自分であることに自信が持てました」という嬉しいメッセージをいただくことも多いです。

 

  • 多種多様な自己分析のカリキュラム

プラーナ八戸では「キャリアプラン」や「社会人基礎力」、「ビジネスシミュレーション」などのカリキュラムで自己分析に取り組んでいただける機会を多く設けております。自己分析を行うことで自分のストロングポイント(長所)をたくさん知ることができます。先日はキャリアプランで他己分析を行っておりますが、ご利用者様からは「自分は長所が無い(少ない)と思っていたけど、周りの人から分析してもらって長所を見つけることができました!」と嬉しいお声も聞こえておりました。

 

まとめ

 

いかがでしょうか?

自己肯定感と自己効力感を高めることで皆さんにはとても良い効果が生まれます。プラーナには「働く自信がない」「社会に出るのが怖い」というお悩みを抱えて見学に来る方が多くいらっしゃいます。小さな自信を積み重ね、大きな自信に繋げていただけるような多種多様のカリキュラムをご用意しております。

気になる方は体験のご利用から無理なくスタートしていただけますのでぜひ一度ご見学に来てみてくださいね!

プラーナ八戸は皆様の勇気ある一歩をいつでも歓迎しております!お電話はもちろん下記フォームからもお問い合わせいただけますのでぜひ♪

 

 

お問い合わせはこちらから

 

―次に繋げる―
就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。
お気軽にご連絡くださいませ。
お問い合わせ専用フリーダイヤル:0120-40-3229
お問い合わせメールアドレス:info@prana-g.com
前の記事 お知らせ一覧へ 次の記事