冬になると、
「朝起きるのがつらい」
「疲れが取れにくい」
「眠っているはずなのに、すっきりしない」
といった声が増えてきます。
寒さや日照時間の短さは、体だけでなく心の調子にも影響しやすいものです。
就労を目指す中で、安定して通所すること・生活リズムを整えることは、とても大切な土台になります。
その体調管理の一つとして、今回は「お風呂」に注目してみたいと思います。
目次

お風呂は「休む練習」「回復する練習」
忙しい日や疲れている日は、シャワーだけで済ませたくなることもありますよね。
それ自体が悪いわけではありません。
ただ、湯船に浸かる時間には、体と心を切り替える役割があります。
お風呂は「体を清潔にする場所」だけでなく、
一日の緊張を手放し、回復に向かうための時間でもあります。
入浴が体に与える3つの働き
① 体を内側から温め、血の巡りを良くする
温かいお湯に浸かることで血管が広がり、全身の血流が良くなります。
その結果、筋肉のこわばりが和らぎ、疲れが残りにくくなります。
また、リラックスに関わる「副交感神経」が働きやすくなり、
気持ちが落ち着きやすくなることも特徴です。
② 水の圧で、むくみやだるさを軽くする
湯船に浸かると、体には自然に水圧がかかります。
この圧力によって、足にたまりやすい血液やリンパの流れが助けられ、
むくみや重だるさの軽減につながります。
長時間同じ姿勢で過ごすことが多い方にとっても、やさしいケアになります。
③ 浮力で体の力を抜きやすくする
水の中では体が軽くなり、関節や筋肉への負担が減ります。
無意識に入っている体の力が抜け、「休んでいい状態」に入りやすくなります。
これは、緊張が抜けにくい方や、疲労がたまりやすい方にとって大切なポイントです。

睡眠リズムを整える入浴のコツ
就労を目指すうえで、「睡眠」はとても重要です。
実は入浴は、睡眠リズムを整える助けにもなります。
おすすめなのは、
-
就寝の1~2時間前
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40℃前後のぬるめのお湯
-
10~15分ほど、無理のない時間
この入り方です。
一度体の深部温度が上がると、入浴後に自然と体温が下がり、
そのタイミングで眠気が出やすくなります。
反対に、熱すぎるお風呂は体を興奮させてしまい、
寝つきにくくなることもあるため注意が必要です。
無理をしない入浴も、大切な体調管理
体調や持病によっては、肩まで浸かる全身浴が負担になることもあります。
その場合は、
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38℃程度のぬるめ
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みぞおちあたりまでの半身浴
でも十分に効果があります。
また、入浴中は思っている以上に汗をかいています。
入浴前後の水分補給を忘れず、
「少し物足りないかな」くらいで切り上げることが、体を守る入浴につながります。

体調管理は、就労に向けた大切な準備
就労移行支援プラーナでは、
「働くためのスキル」だけでなく、
安定して生活し、通い続ける力も大切にしています。
体調が安定すると、集中力や判断力も保ちやすくなり、
結果として「働き続ける力」につながっていきます。
お風呂に入ることは、とても小さな習慣ですが、
自分の体調に目を向ける大切な一歩でもあります。
就労移行支援プラーナでは、こうした日常の体調管理も含めて、
就労に向けた土台づくりを支援しています。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。
