こんにちは、プラーナ海老名です。
12月に入り、一段と寒さが厳しくなってきていますが、防寒・乾燥・風邪対策などをして健康的にお過ごしでしょうか。寒さの厳しい季節になると温かいお風呂に浸かってゆっくりと一日の疲れを癒やすのが至福のひと時になりますね。
シャワーで済ませてしまう方も多くいらっしゃるかとは思いますが、健康にとってのお風呂の効果を今回ご紹介させていただければと思います。
お風呂の効果
お風呂には、お湯が持っている温度・水圧・浮力などによって身体をほぐして新陳代謝を促し、血行を良くする効果があります。また、温かいお湯に浸かることで毛穴が開き、汚れや皮脂を流れ出させる清浄効果もあります。
・温熱効果
温かいお風呂に入ることにより血行がよくなり、それによって多くの効能が得られます。 体が温まることによって血管が広がり、たくさんの血液が体内を巡ることで新陳代謝が活発になります。
温かいお風呂に浸かることによって、副交感神経が優位となる状態が生まれ、リラックス効果を得ることができます。また、筋肉が緩み、関節の緊張が和らいで、神経の過敏性が抑えられる効果もあります。
・静水圧効果
お風呂に入ることにより全身に水圧がかかり、これによって内臓が刺激され、内臓運動の効果が得られます。また足のむくみの原因となる滞留した血液をお風呂の水圧によって心臓へ送り返すことができます。お風呂に入っていない状態では、重力によって足の血液は心臓まで上がりづらくなっていますが、お風呂に入り水圧の力を借りることによって血液の巡りを良くすることができます。
・浮力効果
全身でお風呂に浸かると、普段かかっている重力から解放され、体重は約十分の一になり、体を自由に動かせるようになります。これにより、関節や筋肉の緊張が緩み、リラックスした状態になります。
また、体の各部分を素早く動かすと、水の抵抗力が加わり筋力の強化になります。
これを利用して、筋力の弱った人や運動機能の低下した人のリハビリテーションにも利用されています。
入浴方法について
スムーズな睡眠と疲労回復に効果的な方法として、就寝の1~2時間程度前に40℃程度のお風呂にゆっくり浸かることが挙げられます。
人間の身体は、体内深部の温度が下がると眠気が誘発されるようになっています。お風呂に入って体内深部の温度を上げることによって、お風呂上がりの体温が下がるタイミングで眠気を誘発することができます。
ここで、42℃以上の熱いお風呂に浸かってしまうと交感神経が優位な状態になってしまい、上述した温熱効果による副交感神経が優位の状態が得られなくなってしまいますので注意が必要です。
また、肩まで浸かる全身浴にすることにより、半身浴と比較して、温熱効果・静水圧効果・浮力効果を効率的に得ることができます。ただし、心臓や肺に疾患のある方は、体への負担を和らげるため、温度は38℃程度でみぞおちの辺りまで浸かるくらいの半身浴にする方が良いです。
まとめ
ここまでお風呂の効果についてご紹介させていただきましたが、お風呂でもシャワーでも日々の十分な水分補給を忘れないように注意しましょう。お風呂に関しては、長湯をしてしまうと、汗をかくことで体内の水分が奪われ脱水症状になってしまう危険性があります。長湯は避け、水分補給を忘れずにして、良い入浴時間を過ごしましょう。
プラーナでは、就職のためのスキルを磨くカリキュラムだけではなく、体調管理に役立つカリキュラムも実施しております。
興味をお持ちいただけましたら、是非プラーナ海老名へお問い合わせください。