わが子の卒業が迫っているが、就職が決まらなくて悩んでしまっている、お母さまやお父さまはいらっしゃいませんか。
進学の予定だと思ったけれども子供から
「勉強が苦手だしやりたいことがないから就職にしようかな」
「高校卒業の後なにしたいか分からないよ」
または就職と決めていたけれども
「社会に出るのは不安だな」
「自分のあっている仕事が何か分からない」
などお子さまに相談された際にどうしてあげたらいいのかと悩んでしまいますよね。
悩んでいるので気持ちに寄り添いたいけれども、焦ってしまって、つい強い口調で言い過ぎてしまうことはありませんか?
お子さまと話し合いする際に、相談する際のポイントや質問などをまとめてみましたのでよかったら参考にしてみてください。
どうしてなかなか就職活動が上手くいかないのか?
まずは相談する前にお子さまの気持ちを少し理解していると良いかもしれませんね。
高校卒業して働くことを決めた高校生の悩みとしてあげられるのは以下の通りです。
- 自分に何ができているのかわからない
- 就職したい意欲がわかない
- 就職するにも企業選びがわからない
- 書類の書き方をいわれた通りにしたけど書けない
- 就労するメリット・デメリットもわからない
- 人と話すことが苦手すぎて仕事する気になれない
- どこかに毎日通うのに体力がない
働いたことのないお子さまがお仕事について考えるのはとても不安な気持ちになっていると考えられます。
一度お子さまに「何か今困ってることはない?」「就職で不安に感じていることはなにかある?」と質問してみると何か答えてくれるかもしれませんね。
「とくに」や「わからない」など答えられないお子さまも、もちろん居るかと思います。
その場合は学校生活で辛かったことや大変だったことを聞いてみると
「集団生活が苦手だった」や「提出期限をすぐ忘れちゃって、いつも注意されていた」
「電車の通学が本当に辛い」など出てくるかもしれません。
就職活動が上手くいっていない場合は、お子さまの困っていることや悩んでいることについて、深くお話しを聞いてみるといいかもしれませんね。もしかしたら解決の糸口になるかもしれませんよ。
日常生活や体調は本当に大丈夫?
就職活動を円滑に進め、永くお仕事を続けるためにはどうしたらいいのでしょうか?
ビジネスマナーをしっかり出来ることやスキルがあることももちろん大切なのですが、就職で一番大切なことは健康管理が出来ていることと日常生活が円滑に送れていることだと思います。
我が子は元気だし、大丈夫!と思っているかもしれませんが、ちょっとチェックしてみましょう。
☑昼夜逆転してしまっていることがある
☑ストレスを溜めてしまい、後で爆発してしまう
☑睡眠リズムができていない
☑原因がわからないが体調不良になりやすく、長引かせてしまう
☑実はゲームなどに夢中になり過ぎてしまって通学が困難となり卒業もじつは危うい
いくつか当てはまっていたりしますか?
就職して永く働くために大切なことなのでお子さまの体調や生活リズムを一緒に振り返ってみてみるといいかもしれませんね。
就職活動をするにあたり、職業準備性ピラミッドが出来ていると良いと言われています。
下記の図が職業準備性ピラミッドです。
このように、ピラミッドが構築されていると就職をしてからも永く働くことが出来ると言われています。
下の健康管理や日常生活習慣の基盤がしっかり出来ていないとピラミッドがぐらついてしまいますよね。
もしも、お子さまの体調などが良くない場合はしっかりと体調を整えることを優先しましょう。
日中はちゃんと学校に通っていて問題はないけれども、夜はなかなか寝ることが出来なくて、朝に起きるのがギリギリで遅刻してしまったり遅刻しそうになっているお子さまもいるかもしれませんね。
健康管理や生活リズムが整っていないお子さまには「ちゃんと寝れてる?」や「朝起きれない理由って何かあるかな?」など生活リズムが整わない理由を質問してみると良いかもしれませんね。
また、生活リズムが整っていない場合はもしかしたら不安や悩みなどがあってそのことが影響している可能性もあります。
先ほども述べましたが学校生活の負担について質問を重点的にしてみると良いかもしれませんね。
自身の長所や得意なことをみつけて就職する
働くときにやりがいがあるということは、とても大切ですよね。
イキイキと働く為にはお子さまの得意なことや長所を活かせたらと願っていることと思います。
けれども、就職活動の際に自身の長所や得意なことが答えられないお子さまもいるかと思います。
もしアルバイトの経験があった際には「どんな仕事内容が得意だった?」「どんなことに達成感を感じられた?」などと質問ができますが、アルバイトの経験がないお子さまには難しいですよね。
アルバイトの経験がない場合は学校生活でのことを振り返ってみると良いかもしれませんね。
学校生活での部活動や委員会活動、イベントなどでの思い出を一緒に振り返るとお子さまの得意なことが見えてくるかもしれませんね。自身が頑張ったことや人から褒められたこと、意外と好きだなと思ったことやみんなが嫌がることだけれども、自分は楽しめたものを一緒に会話をしながら考えてあげると良いかもしれませんね。
もし、お子さまがすぐに長所や好きなことが出ないときは、お父さまやお母さまから見て「こんなのが楽しそうにやってると思ったけどどう思う?」「こんなことやっているとき、苦手意識とかある?」などと具体的な場面を挙げて質問すると答えやすいかもしれないですね。
就労移行支援は何をするの?
上記の質問などをして頂いた際に、まだ働くのが難しいな、もう少し別の選択肢を考えてあげた方が良いかもと思った場合は進学の選択肢もありますが就労移行支援の選択肢をいれてみるのはいかがですか?
【就労移行支援とは】
一般企業への就労を目指す障害のある方(65歳未満)を対象に原則2年の利用期限内で就労に必要な知識やスキルを向上するためのサポートを行います。
就労移行支援では就労に必要なビジネスマナーを学んだり、お仕事で必要なパソコンのスキルを学んだり、仕事で必要な対人関係の構築・コミュニケーションスキルの向上だけでなく、就労に必要な健康管理や日常生活管理の基盤作りも行います。
就労移行支援プラーナ海老名では、就職活動に必要なスキルが身につくカリキュラムとして「ビジネスマナー&シミュレーション」や「キャリアプラン」がございます。就職活動前には「キャリアトレーニング」を通して就職活動のための準備を行います。
なぜこのようなビジネスマナーがあるのか、また社会のルールについて考える為の「ルール・シンキング」といったカリキュラムや生活リズムを整えるための「コンディショニング」や自己理解を深めて他者に伝える力を身に付ける「表現と発信」などといった魅力的なカリキュラムがたくさんございます。また個別の相談支援も丁寧に対応しておりますので、困ったことがあったら相談することもでき、安心して通所ができる環境がございます。
もしご興味のある方は是非、お問い合わせください。お待ちしております。
まとめ
お子さまの就職活動について考えるのは、自身のことを考えるよりもとても難しいことですよね。
話し合いを冷静に行うためにもお子さまの気持ちに寄り添って丁寧な質問を心がけてみてください。
きっとお父さまやお母さまのお気持ちが伝わると思いますよ。
お子さまの体調が整わなかったり、集団生活が苦手であったりとお困りごとがありましたら、良ければプラーナ海老名を覗いてみてください。
お子さまの未来が明るい未来になるようにほんの少しだけお手伝いさせてください。
―次に繋げる―
就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。
お気軽にご連絡くださいませ。
お問い合わせ専用フリーダイヤル:0120-40-3229
お問い合わせメールアドレス:info@prana-g.com