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プラーナ宮崎からのお知らせ

プラーナ宮崎

え?こんな暑い中でも通所しないといけないの?意味あるの?

こんにちは。プラーナ宮崎です。

 

日差しの降り注ぐ猛暑が続く中、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
宮崎県では、最高気温36℃と暑い日が続いています。

宮崎県にお住まいの方や、熱い地域でお過ごしの方々、水分補給をしっかりと行ってください。

 

さて、今回は、このような暑い中でも就職活動を行うために就労移行支援事業所を利用しに、通所しているかと思います。

 

しかし、「こんな暑い中、通所する意味あるのか?」「そもそも通所の意味あるの?」と思う方は、少なからずいます。

そこで、今から一緒に、一旦「通所する目的」について整理をしていきたいと思います。

 

今、就労移行支援事業所を利用されている方、これから利用を考えている方、それぞれ「通所」について考え方、イメージが異なると思いますけれども、最後までお付き合いください。

 

 

 

 

「通所」に対するネガティブな考え

 

 

今から、就労移行支援事業所を利用するにあったって「通所」することについて、よく聞かれるネガティブな言葉を4つあげます。

 

1.行くメリットを感じない
2.カリキュラムが簡単
3.お金がもらえないし、アルバイトもできない
4.苦手な人と会いたくない

 

今から順番に説明していきます。

 

1. 行くメリットを感じない

 

人間は、無意識にメリット・デメリット、得をしたい・損したくないと思って生きているのかもしれません。

就労移行支援事業所を利用していく中で、自身では何か変化、成長したのかがわかりづらく、イライラしてしまっているかも知れません。

 

1回だけの通所だけだとわからないかも知れませんけれども、通所を継続していくことで、少なくとも社会復帰への第一歩にはなっています。
「安定した生活リズムで事業所へ通所できています」という点では、面接時には良いアピールポイントになり、就職活動を有利に進めるメリットになるかも知れません。

 

2.カリキュラムが簡単

 

就労移行支援事業所には、社会経験があって、障害を理由に退職された方以外にも、特別支援学校を卒業したばかりの方、大学を中退、卒業した方、長年引きこもりだった方など様々な背景を持つ利用者さんがいます。

そのため、カリキュラムは、参加されている利用者さんが理解できる内容になるため、理解が難しい方のレベルに合わせたりなどと調整を行います。

カリキュラムに参加して、内容が簡単だから、通所する意味ないじゃんと決めつけて、事業所に対してネガティブな考えが出てくるかも知れませんが、「就労移行支援事業所」は、「就職活動を支援する場所」であるため、様々な背景をもつ利用者に向けてカリキュラムを実施しますので、もし、一人で理解できる内容のカリキュラムだったら、「その知識なら自分にはある」と前向きに考えてみてはどうでしょうか。

 

3.お金がもらえないし、アルバイトもできない

 

就労移行支援事業所によって、企業から受託した軽作業を行って、就労に向けての作業訓練を行うところはあります。

しかし、支払われる報酬はとても小さな額にはなってしまいます。

さらに、就労移行支援事業所は、「雇用契約」を結んでいるわけではないため、訓練の一環として軽作業を行っても、報酬を要求することは難しいです。

 

就労移行支援事業所に通所している際は、無収入になってしまいます。
だから、アルバイトしようとなってしまいますけども、こちらも制度上できないことになっています。

 

アルバイトができるということになりますと、「就職活動のサポートは必要ないよね?」となってしまい、支援から外れる可能性があります。

 

就職活動中、無収入になって、不安になりますけれども、その際に受けられる保障制度ががありますので、担当相談員、市役所に相談してみてください。

 

4.苦手な人と会いたくない

 

社会で生きていく中で、「苦手な人、会いたくない人、嫌いな人、価値観が合わない人etc」と遭遇することは、どうしても避けられないことではあります。

就労移行支援事業所も例外ではないです。

様々な背景を持つ利用者、支援員も人間で、相性が合う、合わないは必ずと言っていいほどあります。

 

「会いたくない」一心で、通所したくないと言っても、それは自身の就職活動を止めることと一緒です。
「会いたくない」なら「通所したくない」ではなく、

 

「会いたくない」なら「通所する時間をずらす」

「会いたくない」なら「挨拶だけして別の部屋で活動する」

「会いたくない」なら「今後の職場でも同じ人が現れた時のストレスの対処の練習をする」

 

など、関わり方を変えることができます。

 

「会いたくない」から、適切な大人の対応ができなかったら、もっともぉ〜〜と面倒なことになりますので、対人スキルを上げる練習をするのも良いかも知れません。

 

 

通所することの目的とは?

 

 

通所する目的は、人それぞれありますけれども、大きくまとめるとすると

 

「就労を意識した生活リズムを整える」

 

になります。

 

就職するとなりますと、在宅勤務を除いて、必ず出社をするために、外に出なければなりません。

 

就労移行支援事業所になりますと、「何時までに通所してください」と会社と同じルールがあり、「模擬職場」として利用できるところもあります。

なので、その時間に合わせるために、「何時に起きる、準備にこのくらい時間かかる、通勤にかかる時間はこのぐらい、毎日この時間に起きても体調は大丈夫」などと、練習をすることができます。

 

そこが就労移行支援事業所の良い点になります。
練習」することができるところです。

 

普通の会社だと、遅刻をしてしまうと契約更新に影響が出てしまいますけれども、就労移行支援事業所では、注意はされるかも知れませんけれども、必ず改善するための助言を具体的にもらえます。

 

「通所」の練習を継続していき、安定した通所ができるようになったということは、就労時も安定して出勤ができるという自信に繋がります。

 

「通所する」だけだと思いますけれども、「通所する」ためにも、「体調管理、時間管理、ストレス管理」など気を使う場面が多くありますので、これらを無意識にできるようになってきたら、就職活動に向けて大きな一歩になり、目的の一つになるかと思います。

 

 

まとめ

 

 

 

今回は、「通所」について一緒に考えてきました。

就労移行支援事業所に「通所する」ことを当たり前に思ってきて、本来の目的を見失って、ネガティブに考えてしまうことがあるかと思います。

そして、さらに今は、夏で暑くなってきて家から出るのが億劫だと思ってしまうかも知れません、けど就職した際、「夏になったから出社しません」ということになるのですかね?

 

夏の時は、出勤するときは涼しい格好でもいいのか、首にネッククーラをつけていいのか、公共交通機関を活用するなど対策はできます。

天候に左右されて、出勤ができるできないでは、安定して就労を続けるのは、難しいです。

 

なので、「通所する」ことについてネガティブに考えるようになったら、もう一度、自分は何のために就労移行支援事業を利用しようと考えたのかを振り返ってみてください。

そうすると、就労に向けて必要なスキル、今あるスキルなど見つけることができて、改めて「通所する」目的、意味が見つかるかも知れません。

 

何事も「継続」が大切になりますので、前向きに考えていきましょう。

 

就労においても、「継続力」は、とても大事なスキルになりますので、日頃から意識していきましょう。

 

最後までブログを読んでいただきありがとうございます。

 

 

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