問い合わせる

プラーナ宮崎からのお知らせ

プラーナ宮崎

あなたのストレスは「べき思考」から?

こんにちは

プラーナ宮崎です。

 

年も変わり、新たな気持ちでスタートを切ることができましたでしょうか?
今年は、どのような年にしたいとか考えることができましたでしょうか?

 

このようなことを考える時間を作るのも良いかもしれませんね。

 

しかし、先のこと、将来のことを考えると、とてもストレスに感じてしまうことありませんか?

 

それは、もしかしたら無意識に「べき思考」をしているのかもしれません。

「今年の私は、こうあるべきだ」「今年こそは、これをするべきだ」などと考えていませんか?

 

目標を掲げるのは、生きていく中で、とても大切にはなりますが、それが人生における「縛り」になってしまいますと、叶えるどころか、ストレスになってしまいます。

 

本日は、その「べき思考」について考えていきましょう。

 

 

 

 

「べき思考」について

 

 

「べき思考」とは、「こうするべきだ」、「こうするべきではない」と自分の行動や考えを縛ったりする考え方です。

 

例えば

「社会人は、仕事を休まず働くべきだ。」

 

理想といえば、理想である考えで、とても素晴らしい考えではあります。
働く上で、自身の体調管理はとても大切にはなります。

しかし、これが「べき思考」になって、自身を縛るルールになってしまいますと。

 

社会人とはいえども、生物学上では、人間です。
私たち人間は、周りの環境によって体調を崩すことが多々あります。

 

なので、「べき思考」が強い方は、
「体調不良で休んでしまうとか、もう自分は働く資格がない駄目な人だ。」

「休んでしまうと、自分は会社ではいらない人だと思われるから、会社に行きづらい」

などと考えて、落ち込んでしまうかもしれません。

 

実際に、就職をされて「べき思考」が強く、気持ちの落ち込みが激しくなるとの声を聞いたことがあります。

生きていく上で、自分にとってイレギュラーなことが起きるのは当たり前で、自分の考えや信念を頑なに守って過ごすことは不可能に近いです。

 

では、どのように考えたら良いのかについて説明していきます。

 

「べき思考」への気づき

 

では、「べき思考」をやめましょう!と言ってもそう簡単にいきません。
べき思考」は、「思い込み」と似ていて、そうだとばかり信じきっている、それ以外にはないと固く心に決めてしまっています。

この「思い込み」は、今まで育ってきた環境や経験、トラウマを通して、構築されていくため、「ある考え方」に捉われたり、偏ったりしてしまい、皆さんがよく聞きます「認知の歪み」に繋がります。

 

一度自分の中で、「認知の歪み」が構築されますと、居心地が悪く、落ち着かなかったり、人間関係で苦労することが多くなったり、自分にとってマイナスなことが増えていきます。

 

それらを含めて改善する方法は、

まずは、リラックスしましょう。

 

べき思考」などによって、ストレスが溜まり、落ち着いていない状態ですと、改善または解消したいものに取り組むことができません。

 

そこで、落ち着くことができましたら、

「自身の状況を紙に書き出してみましょう」

紙に書き出すとき、自然と冷静になるかと思います。

 

例えば

「家にいる時に家事全般を自分がすることによって、ストレスが溜まり、落ち着くことができない。」

 

と状況を書くことができましたら、次は、そのことに対しての自分の「考え」を書いてみましょう

 

例えば

「家にいる人が家事全般をするべきだ」

 

考えを書くことができましたら、次は「感情」などの思いを書いてみましょう。

 

例えば、
「疲れる」、「大変」、「身内への怒り」、「つらい」

 

ここまでで「状況」、「考え」、「感情」とそれぞれに分けて書き出すことができました。

 

最後は、書き出した情報に対して、別の見方がないかを考えてみましょう。

 

例えば
「家事は本当に自分がしないといけないのか」
「なんで疲れるのか」

 

考えることによって、別の「状況」「考え」「感情」が出てくるはずです。

 

その新しく出てきた考えをもとに、過ごしてみて、少しでも気持ちが楽になりましたら、「べき思考
が解消したことになります。

 

それでも解消されなかったら、また繰り返し別の考えをしてみてください。

 

しかし、これだけは覚えていてください。
「べき思考」をゆるむべきだと気負いをしなくても大丈夫であることです。
自身の「べき思考」に気づくだけでも、少しは「べき思考」を緩ませることができます。

 

 

最後に

 

今回は、「べき思考」について考えてきました。

今年に入って、まだ少ししか経っていませんが、過去の振り返り、現状の見直しをすることが多くあったかと思います。

その中で、無意識に「べき思考」をしてしまい、気持ちの落ち込みがあったのかもしれません。

 

その時に、自分だけで考えるのが難しい場合は、周りの人と一緒に考えるのも一つの手段ではあります。

他の人の意見や、見方などの情報をもとに、また自身の中で考えることで、納得のいく回答が見つかるかもしれません。

 

何か悩みがあるときは、周りの人に相談をしてみましょう。

 

最後までブログを読んでいただきありがとうございます。

 

―次に繋げる―

就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。

お気軽にご連絡くださいませ。

お問い合わせ専用フリーダイヤル:0120-40-3229

お問い合わせメールアドレス:info@prana-g.com

前の記事 お知らせ一覧へ 次の記事