問い合わせる

プラーナ宮崎からのお知らせ

プラーナ宮崎

障がい者雇用の面接でよく聞かれる質問とは?

面接

こんにちは、プラーナ宮崎です。

 

段々と温かくなり、春めいてきましたね。

 

春と言えば、花粉症の季節…

花粉症の方は花粉対策を十分に行い、少しでも快適に過ごせるように今のうちから準備を進めましょう。

 

さて、今回は障がい者雇用の面接対策についてお話します。

 

 

障がいに特化した質問

 

面接

 

障がい者雇用で応募した場合、必ず障がいに関する質問をされます。

障がいや病気の内容を話す場合、以下の3点を押さえながら質問の回答作成を行いましょう。

 

①障害や病気の内容をわかりやすく話す

②話せる範囲で全てを話す

③誇張したり隠したりせずに正直に話す

 

採用されたいがために、障がいや病気の内容を隠すのはNGです。

入社後、障がいを企業側に理解されず、配慮や協力を得られず、お仕事を続けていくことが難しくなります。

 

障がいの内容は、話せる範囲で正直に回答することが大切です。

 

では、ここからは具体的な質問を見て行きましょう。

 

【質問1】障がいの詳しい内容や経緯を教えてください。

 

障がい者雇用の面接で必ずと言っていいほど聞かれる質問です。

 

この質問に対し、

「障がい者雇用での応募だから、自分の障がいは理解されているだろう」

「障がいの等級や病名を話しておけばよいだろう」

という考えで回答するのはよくありません。

 

障がいの病状や程度、日常生活にどのくらい支障があるかは、人によってそれぞれで、障がい名や等級、病名だけでは面接官には伝わらないからです。

だからこそ、企業側でどのような配慮をしてもらいたいのかを、詳しく説明する必要があります。

 

まずは自分自身の障がいを詳しく理解することから始めましょう。

 

この質問の回答ポイントは

①障がいや病気の内容をわかりやすく伝える

②現在の健康状態を伝える

③障がいがあっても仕事ができることを伝える

となります。

 

【質問2】ブランク期間がある理由は何ですか?

 

前職の経験があり、目安として半年以上の働いていないブランク期間があると、このような質問をされることがあります。

 

障がいや病気により、やむを得ず休養するのは仕方のないことです。

事実は事実と受け止めて、理由を正直に伝えるのと同時に、正直に堂々とポジティブに回答しましょう。

 

この質問の回答ポイントは

①誇張や隠すことはせず正直に話す

②健康面に問題なければそのことを話す

③仕事ができることを話す

となります。

 

もし担当医師からのお墨付きがあれば、その点も伝えると良いでしょう。

 

【質問3】配慮して欲しい点は何かありますか?

 

障がい者雇用の面接で必ず聞かれる質問です。いわゆる、「合理的配慮」に関しての質問です。

 

お仕事をしていく中で、企業側に障がいの特性で理解しておいて欲しいことがある場合や、協力やサポートしてもらいたい点があったらお伝えするようにしましょう。

 

遠慮して話さずにいると、満足する配慮や理解を得られないため、正直に話すことが重要です。

 

この質問に関しては

①障がいにより仕事に影響が出る内容を話す

②入社に際して事前に準備や対応して欲しい内容を話す

③通院による休暇や勤務時間で配慮事項があれば話す

以上が回答するポイントとなります。

 

まずは障がいがあってもできること、反対にできない・苦手なことを理解することが重要です。

 

一方的にお願いするのではなく、こういった配慮をしてもらえれば仕事ができる、という伝え方をするようにしましょう。

 

面接を受ける際に押さえるべきポイント

 

スーツ 面接

 

面接対策で大切なのは、質問の回答をただ考えるだけでなく、

「面接官が障がい者の採用にあたり、どう思っているのか」

「どのような意図を持って質問をして、どのような回答を期待しているのか」を理解することです。

 

特に質問の意図と期待されている回答の傾向が分かるようになると、回答が格段に考えやすくなります。

 

そこで、面接を受ける際の心構えをお伝えします。

 

障がいの内容は可能な範囲で正直に話す

障がい者雇用での面接時には、必ず障がいの内容は質問されます。

質問されたら、可能な範囲で正直に話しましょう。

 

また、企業側の面接をする目的として、

①採用後のミスマッチを防ぐため

②できること・苦手なことを正しく伝えるため

③企業側で配慮する点(合理的配慮)を明確化するため

という3点があります。

 

正直に話すことで、採用が不利に働くこともあるでしょう。

 

しかし正直に話さないと、採用後にミスマッチが起こります。

障がいを理解されず、思った配慮を受けられず、結果的に早期退職することになりかねません。

 

長期間働ける環境を用意してもらい、良い関係で仕事をするためにも、障がいの内容は可能な範囲で正直に話しましょう。

 

伝えるべき障がいの内容を準備しておく

面接時に伝えるべき障がいの内容は以下の3点です。

前章と重複しているものもありますが、改めて整理していきましょう。

 

(1)障がいの内容

病気や障がいの種類・等級、障がいになった経緯などを伝えます。

あわせて現在の健康面や病気の状況も伝えましょう。

 

(2)得意・不得意なこと

障がいがあってもできること、障がいによりできない・苦手なことを伝えます。

ただし、できない・苦手なことだけを伝えるのはNGです。

 

できない・苦手なことは伝えますが、代替案を一緒に伝えるようにしましょう。

 

(3)健康面や仕事面で配慮して欲しいこと

車椅子を使用していたら、車椅子が通れるスペースを用意してもらう必要があります。

また、勤務可能な時間帯や、通院による休暇が必要であれば、面接官に伝えるようにしましょう。

 

結論を最初に伝える

面接では、質問に対する回答を最初に伝えるのがセオリーです。

回答後に、理由やエピソード、事例を話すように心がけましょう。

 

例えば、

「あなたはどのような性格ですか?」と質問されたら、

 

「私の性格は慎重なところです」

 

と質問に対する結論を最初に伝えます。

 

そのあとに、慎重な性格があることで、どのような強みがあったのかをエピソードや事例を交えて話します。

 

「私の性格は慎重なところです。この性格により仕事では(エピソード・事例)に強みを活かすことができました。」

 

このように結論を最初に伝えれば、面接官は知りたい情報を先に知ることができます。

 

まとめ

 

社会人

 

いかがでしたでしょうか。

障がい者雇用の面接でよく聞かれる質問と面接のポイントについて、いくつか紹介しました。

 

障がい者の場合、どうしても採用に対して慎重になりがちです。

だからこそ、ポジティブな回答を心がけるようにしましょう。

 

今回のポイントを参考にして、自信を持ってしっかり答えられるように面接対策を行ってくださいね。

 

プラーナではスタッフと一緒に面接対策をすることができます。

興味のある方はぜひ下記からお問い合わせください。

 

最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

お問い合わせはこちらから

 

―次に繋げる―
就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。
お気軽にご連絡くださいませ。
お問い合わせ専用フリーダイヤル:0120-40-3229
お問い合わせメールアドレス:info@prana-g.com

 

前の記事 お知らせ一覧へ 次の記事