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発達障害や知的障害、なかなか仕事のルールやマナーが分からない。我が子にどうやって伝えていく?

発達障害や知的障害、なかなか仕事のルールやマナーが分からない。我が子にどうやって伝えていく?

お子様が学校を卒業して、社会に出る際にルールやマナーをどのように教えたらいいのだろうと悩んでしまいますよね。

社会のルールやマナーなどについて聞かれても、上手に説明できないこともありますよね。またお仕事に就くと会社のルールもあり、自身の子どもに説明が難しい場面もあると思います。

ルールやマナーを理解せずに、守れていないとご本人も困ってしまいますよね。

どのように、発達障害や知的障害の我が子にマナーやルールについて教えていくか一緒に考えていきましょう。

 

 

 

ルールとマナーの違いは?

 

発達障害や知的障害、なかなか仕事のルールやマナーが分からない。我が子にどうやって伝えていく?

 

みなさんは、ルールやマナーの違いについてお答えすることができますか?明確に説明するの難しいですよね。

ルールは、規則や規約です。守らないと罰せられてしまいます。社会や組織での決まり事のことです。

マナーは、礼儀作法のことで、破っても罰せられるわけではありません。けれども社会や集団で認知されている「暗黙の了解」で、多数決的な決め事としてふんわりとした決まり事でもあります。

交通で考えるとルールは、信号を守ることや制限速度を守ることなどが挙げられ、これらを守らないとルール違反となりますよね。これらは法律で決められていることでもあり、守らないと罰金などといった罰則が発生してしまいます。

交通マナーについて、例えば渋滞中の道があり、合流の際は1台1台ずつ譲り合うことがあると思いますが、必ずしも譲らなくても罰金といった罰則にはならないと思います。しかし、譲り合って公道を使用することが運転をする方には求められていますよね。

 

ルールやマナーに共通することは、社会や組織で生活する中で、みんなが安全で気持ちよく生活するための決まり事のことですよね。なので守っていないと印象が悪くなってしまったり、人間関係が崩れてしまったりしてしまいます。

 

発達障害や知的障害はどうしてルール・マナーが守れないの?

 

発達障害や知的障害、なかなか仕事のルールやマナーが分からない。我が子にどうやって伝えていく?

ルールやマナーについてお伝えしましたが、発達障害や知的障害の方がなかなかルールやマナーを守ってくれず困ってしまうことがありますよね。なぜルールやマナーを守ってくれないのでしょうか。それは以下の考えの可能性があります。

①ルールやマナーについて意味を理解していないから

②感情のコントロールが出来ずに守れないから

③「暗黙の了解」が分からないから

1つ1つ解説していきますね。

 

①ルールやマナーについて意味を理解していないから

知的障害の方や発達障害の方は、なぜこのルールがあるのか。マナーがあるのかを理解していないことがあります。交通ルールがあるのは、ケガの防止など危険を避けるためのルールがあると理解できますが、お仕事の経験がない方は、職場でのルールやマナーがどうして存在して、守らないとどの様なことになってしまうかの想像がつかないのかもしれませんね。

 

②感情のコントロールが出来ずに守れないから

ルールやマナーを理解していてもどうしても守れないときがありますよね。それは自分の感情のままに動いてしまっているからかもしれませんね。ゲームの際にルールがあり、負けが見えてしまうと悔しくなってしまい、感情をコントロールできずにルールを守らなったり、ズルをしてしまうこともあるかもしれません。守らなければならないと分かっていても、ネガティブな感情が生まれてしまうのでルールやマナーを守ることに負担を感じてしまうのかもしれませんね。

 

③「暗黙の了解」が分からないから

知的障害や発達障害の方で「暗黙の了解」を読み取ることが苦手な障害特性の方もいます。空気が読めないと言われてしまうことがあるかもしれませんね。明記されていないことを把握することが苦手なため、とくにマナーが分かっていないことがあるかと思います。

 

知的障害の方や発達障害がルールやマナーが守れていないことは、悪気があるわけではないことを理解しておきましょう。伝え方や伝えるタイミングでルールやマナーについて理解してくれると思いますよ。

 

ルールやマナーを説明するにあたって

 

発達障害や知的障害、なかなか仕事のルールやマナーが分からない。我が子にどうやって伝えていく?

 

ルールやマナーを上手に我が子に伝えて、社会で安心して生活してほしいですよね。

まずは事前に「暗黙の了解」と言われているものは何か私たちも把握しておきましょう。

暗黙の了解は年齢や場所によって異なることがあります。事前に我が子が暗黙の了解に対応出来ないことを職場に伝えて、どのようなものがあるか把握しておくことが大切ですね。

 

職場のルールやマナーを把握したら、必ず我が子に伝えましょう。その時は具体的に伝えることを心がけましょう。

「休み時間の〇〇スペースは静かに皆さん静かに過ごす場所で、□□はお話しをしたりして皆さん休憩しているよ」や「仕事を終えたらすぐに退勤します。他の方がお仕事しているので邪魔にならないように声をかけて帰宅しましょう」など確認し、職場の方とも共有しておきましょう。

ルールやマナーを伝える中で、なぜそのルールやマナーがあるのか疑問に思ったり、納得しないことがあるかもしれません。その場合はこのルールはどうしてあるのか、あることによるメリットについて一緒に考えましょう。

 

プラーナ海老名では、ルールやマナーについて考える「ルール・シンキング」というカリキュラムがあります。

職場のルールやマナーはなぜあるのか。守ることでのメリットや守らないことで起こりうるデメリットを考えていただき、他の利用者様の意見を聞くことで理解が深まります。

ご家族や企業様だけでは説明が難しいこともありますよね。また、企業が決まっていない場合などはルールやマナーについて伝えても、いまいちピンとこないこともあります。

 

様々な意見を聞くことで自分自身でルールやマナーについて考える機会をつくり、柔軟な対応が出来るようにプラーナ海老名は支援しております。

発達障害や知的障害、なかなか仕事のルールやマナーが分からない。我が子にどうやって伝えていく?

 

最近はルールとマナーの違いは何かから考え、意見を出し合ってカリキュラムを行いました。

お仕事を経験のしている方から、マナーを守って気持ちよく仕事が出来たエピソードの話を聞いて納得感を得ているご利用者様もいました。

 

発達障害や知的障害、なかなか仕事のルールやマナーが分からない。我が子にどうやって伝えていく?

また、初めてマナーやルールを考えてみてみると、自分自身が何について理解していないのか自己理解が深まる経験にもつながっているようでした。

発達障害や知的障害、なかなか仕事のルールやマナーが分からない。我が子にどうやって伝えていく?

もし、お子様の就職でのルールやマナーについて説明が難しいと感じましたら、ぜひ「ルール・シンキング」を見学に来てみてくださいね。

 

まとめ

 

発達障害や知的障害、なかなか仕事のルールやマナーが分からない。我が子にどうやって伝えていく?

お仕事でのマナーやルールの説明はとても難しいと思います。ゆっくり時間をかけて、丁寧に説明してあげましょう。具体的に説明したりするときは、一緒に紙に書き出しておくといいかもしれませんね。

プラーナ海老名のカリキュラムではルールやマナーを考えるカリキュラムだけではなく、コミュニケーション向上を目指したカリキュラムや、PCスキルを伸ばすカリキュラム等もございます。また、心身についてのカリキュラム興味をお持ちいただけましたら、是非プラーナ海老名へお問い合わせください。

 

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