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ネガティブ思考=悪い?ネガティブ思考と上手に付き合ってプラスに

不安 落ち込み ネガティブ

こんにちは。プラーナ宮崎です。

 

宮崎市は連日25℃以上の夏日が続いており、プラーナ内でも半袖で過ごされるご利用者様が多くなってきました。

クールビズでの取り組みをしているところやすでに冷房を使用しているところもあります。気温や室温に合わせた衣類の調節、適度な水分補給など、少しずつ夏に向けた体調管理をしてく必要がありますね。

 

もうすぐ梅雨もやってきます。天候が悪いとなぜかネガティブな気持ちになってしまう方もいらっしゃると思います。

 

そこで今回はネガティブ思考とは何なのか、ネガティブ思考との上手な付き合い方をお話しさせていただきます。

 

 

ネガティブ思考って?

 

「なんだか不安…」

「なんか上手くいかないなあ」

「なんで自分だけこんな目に…」

「なんか嫌な事ばかり起こるなあ…」

「どうせまた同じ。うまくいかない…」

「こんな自分も、周りのみんなも、何か嫌い」

などと、ネガティブ思考はどちらかというと、否定的、悲観的、消極的なマイナスのイメージがありませんか。

ネガティブな感情を分類すると、次の7種類に分けられると言われています。

  1. 怒り
  2. イライラ
  3. 悲しみ
  4. 不安(恐怖)
  5. 孤独

 

攻撃的になったり、悲観的になったり、後悔したり、他者に対しても自身に対しても、うまくいかなかった経験やこうしてほしいといった期待している理想と現実がかけ離れたときに表れることが多いのではないでしょうか。

 

世の中には、ネガティブ思考の方もいればポジティブ思考の方もいます。中には、その時、その場の状況によってポジティブに考えられるときもあれば、ネガティブに考えるときもあるといった方もいらっしゃいます。

 

では、ネガティブ思考になる原因があるのでしょうか。

 

ネガティブ思考の代表的な原因4つ

 

①大きな挫折

過去の大きな失敗や挫折からネガティブになってしまうこともあります。「あんなにやったのに」と長い時間や大きな思いをかけた出来事だと特に挫折感が強くなります。頑張ったのにもう駄目だと自己否定からネガティブになりやすいのです。

 

②人間関係

自分を取り巻く環境によって引き起こされることがあります。

否定や批判を繰り返す人、常に愚痴ばかり話す人など、ネガティブな思考の人が周りにいる、周囲の人の影響から自己否定を繰り返すと自己肯定感が低くなり、ネガティブ思考が強くなってしまいます。

③時間がある

仕事や家事が終わった後、休日などすることがなく、時間がある人もネガティブ思考になりやすいと言われます。特にネガティブな感情は、ループして関連付けて考えやすいため、時間があると余計なことを考えてしまいやすく、答えが見えず、長々と悩んでしまうのです。

 

④セロトニン不足

セロトニンとは、精神の安定に大きく影響する脳内伝達物質です。セロトニンが不足すると、不安感が強くなると言われています。またセロトニンは睡眠にも影響すると言われており、精神だけでなく、体調の不調も招き、ネガティブ思考をより強くすると考えられています。

 

以上、ネガティブ思考の代表的な原因の4つを挙げましたが、われわれ人間の遺伝子情報には、ネガティブ思考になりやすい遺伝子とポジティブ思考になりやすい遺伝子があることをご存じですか。

実は、日本人の半数以上の割合の方がネガティブ思考になりやすい遺伝子を持っていることが研究で明らかにされているのです。これは世界最多と言われています。

 

ネガティブ思考との上手な付き合い方

 

ここまで、ネガティブ思考についてお話してきましたが、「何事も前向きに考えないといけない」など、ポジティブ思考が正しいことのように思っている方が多いのではないでしょうか。

ネガティブ思考は、最初から人の心に備わる機能であり、元々暴走しやすくつくられています。つまり、ネガティブな思考になることは、心が正常に機能している証拠と言えるのです。

だからこそ、ネガティブ思考は自分を守る「リスク報知器」と言えます。

 

例えば、学校や会社に通うのがなんとなく億劫だと感じているとしましょう。

億劫と感じているということは、学校や会社で何か悪いことが起こりそうだというリスクを無意識に察知しているからなのです。要は、リスクが発生しそうな予感を、あなたの心が敏感にキャッチしている状態と言えます。

また物事をネガティブに捉えることで、じっくりと時間をとって考えるため、その場の感情だけでなく、様々なパターンを予測することができ、あらゆる事態にも冷静に判断することができると言われています。

 

もちろん、ポジティブ思考というと、楽しい・素敵・輝いているなど良いイメージをもっている方もいらっしゃるでしょう。

筆者もその中の一人でした。ネガティブ思考よりポジティブ思考のほうが、明るくて前向きなイメージがあり、ポジティブ思考の人を羨ましく感じることがあります。

しかし、近頃、筆者のようにイメージや言葉に煽られ、無理にポジティブになろうとして「ポジティブ疲れ」する人が増えてきているようです。

先ほどお話しましたが、遺伝子上でも日本人の多くはネガティブに考えてしまいやすい生き物なので、無理をしてポジティブになろうとすると疲れてしまうのです。

 

だからと言ってネガティブが良いというわけではありません。無理に100%ポジティブというのではなく、ポジティブともネガティブとも上手に付き合っていくという考え方が大切なのです。

 

本来、ネガティブ思考とポジティブ思考をバランス良く活かす私たち人間の心は、良い刺激を受ける、楽しまないと生きることがつまらなくなるように作られています。

リスク察知にしばられるだけではなく、自分らしく生きる気力を維持するために、時には楽観的になることも必要です。

ネガティブ思考の機能を活かしてリスクを管理し、その安心感のもとでポジティブに考えることが重要と言えます。

 

まとめ

 

今回、ネガティブ思考についてあれこれお話してきましたが、ネガティブな感情を持ちやすい人の特徴として次のことが挙げられます。

  1. 人に嫌われたくない
  2. 自分に自信がない
  3. 人に対し気を遣い過ぎてしまう
  4. 人の意見を否定してしまう
  5. 人を頼ることができない

 

プラーナをご利用していただく中で、よく聞かれる言葉です。

プラーナでは、幅広い年齢層の中で、様々な方と一緒にカリキュラムを受けながら一緒に就職に向けて取り組んでいきます。

 

ビジネスマナーやコミュニケーションスキルなど、就労に必要なスキルだけでなく、ストレスとの付き合い方、体調や気持ちの管理など、自身の思いや感情とも上手に付き合うことができるようなカリキュラムを実施しています。

 

自分の気持ちを大切に、スモールステップでの目標を立てながら頑張ることで、小さな成功体験を積み、自信をつけることができます。うまくいかなかったときは職員と一緒に振り返って、次への進み方を見つけることができます。

 

ご興味のある方はぜひご連絡くださいね。

最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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