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プラーナ宮崎

遺伝?環境?親ガチャ?関係ない?【性格】は変えられる?

こんにちは、プラーナ宮崎です。

 

朝晩の冷えや道端のコスモスなど、秋を感じることが増えましたが、プラーナではこの時期、ハローワーク主催の「ふれあい合同面接会」に向けて皆さん応募書類や面接の練習をすることが増え、秋になったなと感じております。

 

障がい者雇用に向けた面接では、体調やスキルのほかに聞かれることとして、「性格」が挙げられます。

そこで、本日は「性格」についてお話ししていきたいと思います。

 

 

 

就職活動でなぜ「性格」を聞かれるのか

 

就職活動を行う中で「あなたの性格は何ですか」「あなたの長所を教えてください」「あなたの短所を教えてください」という性格に関する質問をされることがあります。

なぜ性格をクローズアップして聞かれるのでしょうか。

 

企業が「性格」について質問する理由としては大きく2つあります。

 

①自己分析ができているか知りたい

性格を聞くことで、自分のことをきちんと把握しているかどうか、自分の特徴や、強み・弱みをきちんと把握したうえで、応募しているのかを確認したいからと言われています。

長所や短所、強みなどの要素を聞き出すことで、企業と応募者の相性を考察したり、入社に向けたマッチングの可能性を判断したりするのです。

 

②人間性を知りたい

また人間性そのものを知りたいというのも理由の一つです。

性格を聞くことで、大勢の人の中から、その人らしさを表す行動の特徴がわかるからです。ひとりひとりの思考や行動パターンが異なっているからこそ、性格という概念が必要になります。

人間性を知ることで、求める人物像にふさわしい人材であるかの判断材料とするのです。

 

性格はどうやって決まる?

 

では、「性格」はどのように決まるのでしょうか。

幼いころは生活範囲も狭く、人生経験もほとんどない時期なので、親から見よう見真似で取り入れた性格を表に出すことが多いと言われています。いわゆる「親譲り」の部分が大きな比重を占める時期です。

ですので、幼少期の性格は、どちらかというと持って生まれた性格の色合いが濃いものとされ、全体としての形やその人の性格の「基礎」は受け継いだ資質をある程度、影響を受けています。

 

しかし、性格を決めるのは、遺伝や家庭での影響だけではありません。

物事をどのように処理していくか「基礎」の上に建てられる「建物」部分は、様々な体験を通してできていきます。

基礎の上に、他者と比較することで「そのようにならないように」「そういう風になりたい」と思うことを努力して作り上げた「つくられた性格」が形成していくと言われています。

 

つまり、人の性格は、遺伝的なものと環境的なものの相互作用によって決まっていくと言えます。

 

性格は変えられる!

 

ここでは、性格を変えるポイントをお話ししたいと思います。

 

①性格の決めつけをやめる

性格は十人十色です。血液型性格学などで、血液型にあてはめ押し付ける人がいます。最初から決めつけてしまうと、「性格は人それぞれ」という枠組みから外れて大きな間違いに繋がることがあります。

そのためには、先入観を捨て、考え方が偏らないようにすることが大切です。

性格は不変ではありません。性格とは、置かれた状況の違いを越えて、長生きしている「そのひとらしさ」を言います。

 

自身や相手の性格を捉える時に次のような視点を持ってみましょう。

・いつでもそういう性格なのか

・誰に対してもそういう性格なのか

・どんなことに対してもそんな性格なのか

 

人はどちらかというと、性格の長所よりも短所の方に目が行きやすい傾向があります。

性格の悩みについても、「持って生まれた性格だから・・・」というと、逃げ道は確保されますが改善することはありません。

自分の性格が気になるのであれば、まずはそのような考えをやめることがスタートになるのです。

 

②性格をブレンドする

短所は性格の全体からすると一部でしかありません。人から言われた長所をミックスさせて「個性」にしてみるのもいいでしょう。意識レベルに落とすことで、欠点はある程度、カバーできます。

性格は、自分の考え方や取り組みでいかようにも変容することができると言えます。

 

性格の基礎は、遺伝的な要素があっても、目につきやすい部分は、環境や経験が大きく影響しています。

一度形成されれば二度と変わらないような「固まったもの」ではありません。何かきっかけがあれば、正反対に変わりうる「柔らかいもの」なのです。

 

例えば「初対面の人と話すのは苦手(短所)」+「仲よくなれば気長に付き合えるのに(長所)」といったような性格の方は、短所と長所をミックスすることで「一度仲良くなればスムーズに人付き合いできるタイプ」という風に考えることができます。

 

③イメージトレーニングをして、実行していく

スポーツでは、良く取り入れられている「イメージトレーニング」ですが、うまくできている自分をイメージして心理的状況を良好に保ち、良い結果が出やすくなる効果が期待できます。

性格に対しても同じです。「こんな人になろう」という具体的イメージを固め、チャレンジしてみましょう

 

・人前に出るとつい口ごもってしまう→人と話すときはできるだけ大きな声で話をする

・人と視線が合うとドキドキしてうつむいてしまう→なるべく人の目を見て話しをきこう

 

具体的な目標を決め、実行してみましょう。小さな一歩が大切です。

そして、性格を変えたい人は、性格を変えようとするなら、性格は変わっていくと信じてみましょう。

 

無理に変えようとすると、今ある自分の心のどこかにゆがみが生じてしまいます。

ゆったりと「変わりたい性格」をイメージしていくことが大切です。

 

まとめ

 

他人によって、性格を変えてもらおうとすることは、とても難しいです。また他人の性格を変えようとすることも難しいと言えます。

元々の性格(基礎的な部分)はなかなか変えることはできませんが、環境的な要因の性格(建物の部分)は変えることができます。

プラーナでは、就職活動に向けて自身の性格、良いところをベースに様々な経験を通して、自己理解ができるよう支援しています。良いところは伸ばしながら、変えたいところはスモールステップで変える練習を行える場所です。

またコミュニケーションを図りながら、相手との付き合い方や自己コントロール力を身につけられるようなカリキュラムを実施しています。

 

気になった方は、ぜひ下記よりお問い合わせください。

見学や実習のご相談もお待ちしております。

 

最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。

 

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