仕事をしていて、気をつけていても、ミスを繰り返してしまい自信を無くしてしまうことありますよね。上司に気をつけるように言われて気をけていたのに、ミスをしてしまう原因が分からないことがありますよね。また小さなミスとはいえ、大きなミスに繋がりかねません。これからお仕事をどの様にしていけば分からない方が少しでもお仕事のヒントになるように一緒に考えていきましょう。
ケアレスミスやミスをしてしまうのはどうしてか?ミスの起きやすい状況
ケアレスミスやミスは誰しもしてしまうこともありますが、なるべくならミスを減らして仕事を進めたいですよね。ケアレスミスといわれるミスは注意をしていたら防げていたミスであるが、ミスに繋がってしまっていますよね。なぜ人はミスをしてしまうのでしょうか?どんな状況だとミスに繋がってしまうのか確認しておきましょう。
・業務量が多くて、確認が出来る状況ではなく焦ってしまう状況
業務量が多く、締め切りが迫っている状態だと、次の業務をしなければならないので焦ってしまいますよね。確認をしていても、焦っている状況であれば見落としてしまってミスに繋がりやすくなるので気をつけて確認作業をしないといけません。
・ぼんやりとしていて
同じ作業をしていたり、疲労が溜まっていると頭がぼーっとしてしまいますよね。頭がぼーっとしている時は、頭が働いていない状態です。頭が働かない状態は、物事の判断力が低下しますのでミスにつながることがあります。ぼーっとしている時こそ一息いれてから確認等をすると良いかもしれませんね。
・気の緩みからくるうっかりミス
慣れてきた業務は、気が緩みすぎてしまったり、過信しすぎてしまうこともありますよね。その状況は危険
です。ミスがないと思い込み、確認しても見落としてしまう場合がありますので、お仕事では気を緩ませないように緊張感をもってお仕事をすることが大切です。
・記憶や業務があいまいな状況
以前やった仕事を再度する際に「これどうだったかな―」と思う状況はありませんか?メモをしていたけれ
ど、失くしてしまい業務があいまいなままご自身で判断して進めた結果がミスに繋がってしまうことも…。確認をして正しく業務を進めていきましょう。
・体調が悪い状況
人は体調万全でいられない時もありますよね。頭痛がしたり風邪をひいていたり体が不調のときや、落ち込んでいたり、イライラしたりと気持ちの面で不調なときも、ミスになりやすい状況です。体調不良のときは集中力が低下してしまうので気をつけて業務を進めましょう。
・慣れない業務
慣れない業務は、ミスをしないように集中して取り組んだにも関わらず、ミスに繋がってしまうことありますよね。慣れないことをしているとあれや、これやと考えることが多く、うっかりミスをしています。確認をしても慣れない業務は間違えやすく、ミスをしてしまいがちです。
ケアレスミスやミスになりやすい状況を避けることも出来れば、出来ない状況もあると思われます。その際は深呼吸をして、ゆっくりと焦らずに丁寧に業務に勤めていきましょう。
ミスが多くなってしまう人の特徴は?
ミスにならない状況でなくてもミスをしてしまう人っていますよね。また、ミスが多くて困っている方はいませんか?そんな人はどんな特徴の人でしょうか?下記のとおりです。
・せっかちな方
業務を早く終わらせたい、スピーディーにしたい気持ちが先行してしまい、確認を怠ってしまいがちで
す。確かに、早く終わらせることを心がけることはとても大切ですが、確認をせずにミスになってしまうのは勿体ないですよね。
・メモをとらない人
以前行った業務が分からずに自身の記憶を頼りに、業務を進めようとする方がいます。大まかなことを覚え
ていることは出来るかもしれませんが、メモを取っておかなければ細かいことが抜け落ちてしまっている可能性があります。メモをとって仕事をする方がミスも減って、効率的に仕事に取組めるようになります。
・体調管理が疎かな人
仕事が次の日ある際に、夜更かしせずに早めに行動をして睡眠をしっかりとるように心がけていますか?夜
更かしすると、疲れが取れず疲労が残ったまま仕事をすることとなります。そうなると集中して業務ができませんよね?翌日に疲労が残らないように体調管理を意識して普段の生活を送ることはとても大切ですね。
・心身の不調がある人
急な体調不良にある時はミスをしやすいですが、慢性的に不調な状況でもミスをしてしまうことが多くあります。心身の不調があると、思い込みが強くなってしまい、ミスに気づかなくなってしまう傾向があります。ミスが続いてさらに気持ちが落ち込んでしまい、より一層、苦しい状態になってしまう可能性があるので、まずは上司と相談をしてゆっくり休みましょう。
・発達障害の可能性がある
最近、発達障害と言う言葉を耳にする方も多いかもしれません。ご自身でそうかもしれないと思う方もいれば、周りから発達障害の可能性を指摘をされている方などおられます。発達障害の傾向があるかなと不安に感じる方は専門機関に相談をすることで解決の糸口が見つかることもありますよ。
みなさんは、どの特徴に当てはまりましたか?もし当てはまる特徴があれば、対策や対処が出来ますね。環境面だけでなく、ご自身の特徴に合わせてミスを防ぐ必要があるかと思うので、まずはどの様な、特徴なのかを自身で把握しておきましょう。
発達障害と疑わしいときは?
上記で発達障害の可能性を読みドキッとした方や不安になった方。詳しく知りたい方に向けてお伝えします。
ケアレスミスやミスが多い以外に、遅刻をしてしまったり忘れ物が多いといったことはありませんか?もしかしたらADHDと言う発達障害の可能性があるかもしれませんね。ADHDは注意欠如・多動性障害と言われており、集中が続かなかったり、マルチタスクが苦手な方が多くいます。「不注意優勢型」と「多動性・衝動性優勢型」の2つの特性があります。人によって片方の特性しか出ない方もいれば、2つの特性がある方もいます。
それぞれの特徴について詳しく見ておきましょう。
不注意優位型の特徴
・集中力がつづかない
・気が散ってしまう
・順序立てて活動に取り組むのが苦手
・必要なものを無くしてしまう
・期限が守れない
・自分の好きなことや興味のあることは集中している。
多動性・衝動性優勢型
・無意識のうちに体が動いてしまう
・過度なおしゃべりをしてしまう
・質問が終わる前に話してしまう
・手足がソワソワしてしまう
上記の様な特徴が、子供のころからある方はもしかしたら、発達障害の可能性があるかもしれませんね。ただ、一概に発達障害とは断言できず、環境が変わったり、体調が悪くて落ち着きが無くなってしまう方もいます。不安に感じる方は病院に受診をしてみてくださいね。
ミスをなくす対処方法
ケアレスミスやミスに陥る状況と特徴の人を上記にお伝えしておりましたが対策はどの様にするのが良いのでしょうか?考えてみましたので参考にしてみてください。
1.メモを取る習慣をつける
メモを取ることに、面倒くさいと感じるかもしれませんが、人の記憶には限界がありますので、メモをして分からなくなったときは見返せる様にしましょう。メモがあることで、業務がミスなく進む方が面倒な事態を避けられますし、早く業務が進むと思いますよ。
2.体調管理に気をつける
集中力低下の原因として体調の悪さが要因として挙げられます。体調の悪さは頭痛や発熱だけではなく、睡眠不足や疲労も体調の悪さの1つです。蓄積されると疲労度も増してしまってお仕事どころでは無くなってしまいます。自分は大丈夫と思わずに日々の体調管理を意識してミスを防ぎましょう。
3.分からないことや曖昧なことはしっかりと確認をする
上司や先輩に何か聞くのは緊張することがありますよね。忙しそうにしていたら尚更、聞きづらいですよね。ただ、ミスをした後の報告もハードルが高くなると思います。曖昧にしてミスにつながるよりもしっかりと聞いてミスを防ぎましょう。話しかけるタイミングが難しいようであれば、メモに残しておいたりメールで聞いて相手の都合で答えられるようにすると良いかもしれませんね。
4.集中出来ない環境であれば集中できる環境で仕事を行う
周りがバタバタしていると、同調してバタバタしてしまうときありませんか?業務をマイペースに進めるのは難しいですよね。マイペースに仕事をすることは大切ですよね。とくに集中して業務を行わなければならない時には個室で業務をしてみたり、静かな時間帯で行うなど工夫が出来るのであれば、実行してみると良いかもしれません。
5.ToDoリストを作り、やることを明確化する
業務が多いと優先順位が分からなくなり、無計画に仕事を進めてしまうことがあります。計画的に業務を進めるためにも、頭の中で考えるよりも、視覚化したほうが業務の把握や優先順位がつけやすくなり、焦らないでお仕事することが出来ると思いますよ。
6.小まめに確認をして最後にも確認(時にはWチェックを行う)
書類作成などしているとき、最後までやり切ってから確認していますか?最終確認をすることはとても大切ですが、最後にたくさんのことを確認するとミスする可能性が高くなります。業務の途中で確認しながら、業務を進めるほうがミスにも気づきやすくミスを回避しやすいと思われます。また、自分だけの確認ですと思い込みが邪魔をしてしまってミスにつながる可能性があるかもしれません。誰かにチェックをしていだき大きなミスにつながる前に防ぎましょう。
少しでもミスが減るように、工夫が必要かもしれませんね。大きなミスになってしまい取返しが付かなくならないように、さまざまな対策を試してみてくださいね。
ミスをしてしまったときは?
どんなに対策をしていても、人は完璧ではないのでミスをしてしまう生き物です。ミスを避けようと気をつけていてもミスしてしまうことは誰でもあります。その際はしっかりと上司に報告をして謝罪しましょう。
ミスをした際は、どんな風なミスをしてしまい、どんな風になってしまったのかを明確にする必要があります。そして、しっかりと謝罪をしましょう。言い訳はしない様にし、間違えた原因があるのならば説明をしましょう。そして次にミスをしないようにどの様にすればいいのか報告または、相談をしていきましょう。
ミスを隠蔽してしまうと、居心地が悪くなってしまうので、素直にミスを認めて上司に早めに報告をしましょう。
まとめ
ミスはしたいとは誰も思いませんし、細心の注意をしていてもミスしたときは落ち込んでしまいますよね。自身の状況や性格などを把握することでミスを回避できることもありますので、今回のことを参考にしていただきケアレスミスやミスの対策をしていただけたらと思います。
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