こんにちはプラーナ湘南です。
プラーナは、障がいのある方が一般企業への就職に向け、必要な知識や技能を身につけるための支援施設です。
おそらくこのブログを見てくださっている方は、「就労移行支援施設に興味がある」「就労移行支援施設を利用して
就職を目指したい」という思いがあるのではないのでしょうか?
そこで今回は「就職を目指したい」という方へ向け、「就職をする」という目標を達成するためにはどうしたらよいのかを
お伝えしていきたいと思います。
皆さんは「就職」という目標を達成させるためには何が必要だと思いますか?
ただやみくもに行動していてはなかなかゴールに辿り着けず時間だけが過ぎてしまいます。
また目標達成までの方法が分らず何をしたらよいのかが分からない、という状況も起きてしまいます。
目標を達成するためには何が必要なのかお伝えしていきたいと思います。
なぜ計画を立てることが大事なのか
計画を立てることが必要な理由は、「目標達成までの道筋を決めることで、具体的に行うべき行動が明確になるから」です。
目標に向けた適切な行動計画が立てられていなければ、目標を達成することが困難になってしまいます。
逆に目標達成までの具体的な道筋が見えていれば、決めた道筋を辿っていくことで目標に辿り着けるようになります。
仕事面でのメリットとして計画を立て行動することは、社会人として仕事を進めていくうえでとても大事な要素になります。
また、計画を立て行動するということは「計画性がある」ということです。
「計画性」とは目的や目標に対し、物事を進める方法や順序の計画を立て、実行する能力のことです。
つまり計画性があるということは、多くの仕事で必要となるスキルでありご自身の強みとして活用することができます。
目標達成への計画手順
計画性のある人は目標達成のための行動に移す際にまず、「いつ達成するか」を設定します。
そしてそこから逆算し、期間と時間に余裕を持って行動をしていきす。
行き当たりばったりの行動はせず、様々なことを想定したうえであらゆる可能性を想定し計画を立てていきます。
ではどのように計画を立て、行動に移していけばよいのでしょうか?具体的に手順をお話ししていきます。
1.目標を具体的に設定にする
まず行動に移る前にゴールとなる目標をはっきりさせましょう。
目標がぼんやりとした状態では具体的に行動計画を立てることができません。
目標はその後行動を移すための軸になるため、とても重要なものになってきます。
またポイントとしてより具体的に目標を設定してください。
例えば「PCスキルを身に付ける」という目標ならば「PCスキルを高めるために1日1時間の勉強時間を設ける」
というように具体的に設定します。
2.現状を整理する
より現実的に行動計画を立てるため、現状を整理する必要があります。
なぜならば現状の整理ができれば、自然と課題が明確になり行動に移しやすくなります。
自分の強みや弱みなど目標と現状のギャップを見つけ、立てた目標と今の状態にはどれほどの距離があるのか、
目標達成に近づくために必要な要素は何かなど、さまざまな角度から分析することが大切です。
3.課題を明確にする
現状を把握し課題が明確になれば、より具体的な行動計画の設定ができるようになります。
様々な小さな条件をクリアした先に目標達成があるため、手当たり次第行動に移すのではなくご自身の現在のスキルと
目標のバランスを考えたものにしてください。
頑張っても達成できないような高すぎるものでは不安やストレスになってしまい、モチベーションを維持することが
難しくなってしまいます。
3.期間を設定する
ここまで具体的な目標を立て、現状の課題を把握し、目標達成のために自分が何をするべきかを知ることができました。
ここからはいよいよ、実際に行動に移していきます。
その際に必ずしていただきたいのが「明確な期限を設定する」ことです。
なぜならば期限の設定がされていない計画は優先順位が低くなり、いつまでたっても行動に移さない可能性があるからです。
期限を設定する際には現実的に考え、無理なく実現が可能な範囲で設定をしてください。
4.振り返りや記録をする
行動計画は立てて実行をしたら終わり、というわけではありません。
進捗状況や現時点での達成度などの記録や振り返りもとても重要になってきます。
「どのくらい進んでいるのか」「達成まではあとどのくらいか」「期間の設定に無理はないか」などを可視化することで
モチベーションの維持にも繋がります。
また予定した期間よりも遅れが生じている場合には、早めの軌道修正が可能となります。
次の目標達成へも活かすことができるため、目標達成を実現できた時だけではなくできなかった時にも記録や振り返りは
必ず行うようにしましょう。
計画性を強みとして活かそう
これらができるようになると「計画性がある」という強みとして活かせるようになります。
前半でもお伝えしましたが、計画性があるということは仕事をするうえでとても役立つため、履歴書を作成する際に
強みとしてアピールすることができます。どのように活用できるのかいくつか例をあげていきたいと思います。
1.時間に余裕を持ち行動することができる
物事を計画通りに進めるためには、想定外のトラブルに対応できる時間の余裕が必要になってきます。
そのため、計画性がある人は、時間に余裕を持って行動しています。
例えば、5分前には目的地に到着するように行動できる人は計画性があるといえます。
2.優先順位を決めて物事を進められる
仕事をするうえで複数の業務を並行していくことが求められる場合があります。
例えば事務の仕事では、文書の作成や電話対応、物の管理や来客対応など複数の業務を並行して行う必要があります。
そして業務には、どれも締め切りがあるため業務の優先順位を決めながら、仕事をこなす計画性が求められます。
仕事の優先順位を誤ると、自分だけでなく他者にも迷惑をかけてしまうことがあります。
そのため先を見据え優先順位を決めることができる人は計画性があるといえます。
3.リスクを想定し行動できる
あらかじめ計画を立てていても、トラブルや失敗により時に想定していなかった事態が発生する場合もあります。
そのためあらゆる事態に備え、リスクを想定し未然に防いでいく計画性が必要になります。
事前にやるべきことが明確な状態で準備をし、万全の状態で物事を進めることができる人は計画性があるといえます。
これらを自己PRや長所として履歴書に活用する場合、いくつかポイントがあります。
1.強みをどのような場面で活かせるのか具体的にする
2.強みである能力をつかい仕事で実現できることはなにか
3.強みを活かし成し遂げたこと、エピソード
4.他者からの客観的視点
これらのポイントを踏まえて履歴書の作成に活用してください。
まとめ
目標を達成するためには、どのような行動を起こすのかが大事になってきます。
ここまでお伝えした手順を踏み、より明確な行動計画を立てることで確実に目標に近づくことができます。
大変なことかもしれませんが一歩ずつクリアし、目標達成に向けた行動計画を立ててみてください。
確実に目標に近づいていることが実感できるようになるのではないかと思います。
ぜひ目標達成を目指しましょう!