11月になり冷え込むこともありますが皆さま、体調はどうでしょうか?無理なく自分のペースでお仕事してください。
なんだかもう「全部イヤ」となり、投げ出したくなってしまうことありませんか?
人と話すのも、仕事に行くのも、何を考えるのも疲れてしまって…。
「頑張ってきたのに、なんでこうなるんだろう」って心の中でつぶやいてしまうことありますか?
人は「逃げたい」と思うことがしばしばあります。
そんなときどんな風に過ごしたら良いのか考えましょう。
目次
1.「逃げたい!」と思うのは心の疲れのサイン
「逃げたい」と思うことは、弱いことでも悪いことでもありません。
それは、あなたの心が「もう無理だよ」と教えてくれているサインです。
逃げてしまうと後々、後悔することもあります。
だからこそすぐに決断せず、まずは気持ちを整理してみましょう。

「逃げたい」と強く思う時は、もしかすると考えすぎているのかもしれません。
どうにかしようと頭の中で整理しようとしても、考えるほど分からなくなってしまう。
「このままでいいのか」「やっぱりダメなのか」と考えるうちに、気づけばぐるぐると同じところを回ってしまいます。
不安や気がかりなことがあると、私たちはつい「どうすればいいか」と考えすぎてしまいます。
けれど、考えれば考えるほど視野が狭くなり、たくさんのエネルギーを使ってしまい、心がどんどん疲れていくのです。
2.「感じるモード」で心の声を聞く
そんなときは、少し“考える”のをお休みしてみてください。
いったん“考えるモード”を止めて、“感じるモード”に切り替えてみましょう。

「感じるモード」と聞くと、なんだか特別なことのように感じるかもしれません。
でも実は、自分の心の声をそのまま受け止める時間のことです。
たとえば、「もうイヤだ」と思ったとき。その瞬間に「じゃあ辞めよう」「逃げよう」と決めてしまうと本当は何がイヤだったのか、何に疲れていたのかを見失ってしまいます。
まずは、立ち止まって感じることから始めてみるといいかもしれません。
たとえば
「悲しい」
「悔しい」
「分かってもらえない」
「情けない」
「怖い」
どんな感情でも良いので感情に注目してみましょう。
それをそのまま言葉にするだけで、心は少し落ち着いていきます。
これを心理学では「感情のラベリング」と呼びます。
感情に名前をつけることで思考のスピードがいったんゆるみ、自分の中に起きていることが少し整理されていきます。
「イヤだ」「逃げたい」と感じた気持ちの奥には「本当は分かってほしかった」「うまくやりたかった」という大切な思いが隠れていることもあります。
深く考えるタイプの人ほど、ふだんからこの“感情のラベリング”をしておくといざというときに衝動的な決断をせずに済むことがあります。
自分の中の小さな気持ちに気づけることが、自分を守り、整える力になるのです。
3.感じたら受け止めてやさしく関わる
感情に気づけたあとは、「こんな気持ちを持ってはいけない」と否定せずに、
「そう感じている自分がいるんだな」と受けとめてみましょう。

ここで大切なのは、“気持ちを変えよう”としないこと。
落ち込んでいるなら、そのまま落ち込んでいて大丈夫です。
焦って前向きにならなくても、まずは今の自分を認めることが回復の第一歩です。
そして、そんな自分に少しやさしくしてあげましょう。
「よく頑張ってるよね」
「つらいのに、ここまで踏ん張ってきたね」と
友達にかけるような言葉を自分にかけてあげましょう。
そして立て直すための小さな行動をしてみましょう。
たとえば
・深呼吸をして肩の力を抜く
・温かい飲み物をゆっくり飲む
・信頼できる人に「話を聞いてもらえる?」と伝える
・少し外に出て、空を見上げてみる
・美味しいものを食べてみる
「感じる」ことと「やさしく関わる」ことを続けていくと心が少しずつ落ち着き、考える力も戻ってきます。
そのとき初めて、“これからどうしたいか”をもう一度考えてみましょう。
4.まとめ

逃げたい気持ちは、あなたの中の“もう頑張れないよ”という声です。
その声を無視せず、「そう感じている自分もいるんだな」と受け止めてあげてください。
感情に気づくことは、次の一歩を見つける準備になります。
また、自分を労わる言葉がけや行動をしてあげることで「逃げ出したい」から「本当はどうしたいか」が見え前に進み始めます。
プラーナ海老名でも感情に向き合うカリキュラムを行っています。
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