仕事がうまくいかない、ストレスが溜まる一方。
努力しているのに結果がついてこない——。
そんな悩みを抱えて専門機関に相談した結果、発達障がいの特性があることが分かる方は少なくありません。
最近では大人になってから気づくケースも増えています。
発達障がいだから特別、というわけではありません。いま感じている生きづらさや仕事のつまずきといった
「どうしてこんなに困りごとが続くんだろう？」をゆっくり一緒に考えていきましょう。
1.発達障がいとは？
発達障がいは、生まれつきの“脳の働き方の違い”によって、
によって、日常生活や社会生活でのコミュニケーション、学習、行動などに特有の困難が生じることがある状態を指します。脳の特性であり、得意なことと苦手なことの差が大きいという特徴です。
例えば、
-
注意がそれやすい
-
作業の順番を整えるのが難しい
-
環境の変化が負担になりやすい
-
人とのやり取りがうまくかみ合わない
といった場面が起きやすくなります。
これまでなんとか頑張ってカバーしてきたぶん、大人になって仕事の負荷が増えたときに表面化することもよくあります。
「もしかして自分は…」と気づき、専門家の診断を受けて特性が明確になることは自分自身の取扱説明書を手に入れたということでもありますので、思いつめないでくださいね。
2.不安や心配は当然な感情
発達障がいの可能性を知ったとき、どんな気持ちになるかは人それぞれです。
「これで良かったんだ」と腑に落ちる方もいれば、「これからどうなるんだろう」「周りの人にどう思われるだろう」と大きな不安や心配を感じるのは、ごく自然な感情です。
気持ちが揺れるのは、それだけ今まで頑張ってきた証拠でもあります。
どうかご自身の感情を否定しないで、今は少し立ち止まって、ご自身の心と体を休ませてあげてください。
不安や戸惑いは、あなたが真剣にこれからの人生を考えている証拠です。
大切なのは、“急いで答えを出さなくていい”ということです。
まずは、困っている場面や気持ちを整理していくことからしていきましょう。
3.相談をして自分らしく働こう
自分の特性が分かった時に、一番大切なのは、「苦手なことを無理に頑張る」のではなく、「得意なことを活かす」
そして「苦手なことをカバーする工夫を見つける」ことです。
ひとりで抱え込まず、誰かと一緒に考えることで、“働き方”や“暮らし方”の選択肢が広がります。
相談できる場所はいろいろあります。
-
医療機関
-
地域の相談窓口
-
カウンセリング
-
就労支援（就労移行など）
-
職場の人事や産業医
「どこに行くべきか」と身構えなくても大丈夫。
あなたの状況や不安に合う場所を選んでいければ良いと思います。
「相談＝弱いこと」ではありません。自分らしく、無理なく働き、生きるための選択です。職場で合理的配慮を受けることも、あなたの権利として認められています。一人で抱え込まず、支援の力を借りてみましょう。
相談を重ねることで、どんな働き方が合っているのか、どんな場面で負荷がかかりやすいのか、そしてどうすれば無理なく続けられるのか——。
その答えは、向き合ううちに少しずつ見えてきます。
焦らなくて大丈夫です。自分らしい働き方を誰かに相談しながら探していきましょう。
4.まとめ
自分の特性を知り、そのうえで苦手なところに少しずつ対策をして、得意な部分を無理なく活かしていく——。
この流れを踏んでいくと、これまで感じていた生きづらさがすこしずつ軽くなっていくかと思います。
ひとりで全部、整える必要はありません。
働き方や環境の整え方を一緒に考える場があるので、活用していきましょう。
就労移行支援プラーナ海老名も、そのお手伝いができる場所です。
相談をしたり、カリキュラムを通して自身の得意・不得意をみつけていきます。
「無理なく続けられる働き方を、自分のペースで見つけたいな。」と思う方は是非、お問い合わせください。
―次に繋げる―
就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。お気軽にご連絡くださいませ。
お問い合わせ専用フリーダイヤル：0120-40-3229
お問い合わせメールアドレス：info@prana-g.com