「志望動機に何を書けばいいかわからない」
「自分の長所を聞かれても、思いつかない」
「これまで仕事が長く続かなかったから、アピールできることなんてない」
就職活動をしていると、自分自身について考えたり、自分の良いところを言葉にしたりする機会が増えていきます。
しかし、自分のことだからこそ、なかなか良いところが見つからないこともあります。
特に、これまで仕事や人間関係などでうまくいかなかった経験が重なると、
「自分は仕事ができない」
「苦手なことばかり」
「面接で話せるようなことがない」
と、自分自身をマイナスに捉えてしまうこともあるかもしれません。
でも、本当に「アピールできることがない」のでしょうか?
今回は、プラーナ八戸で実施した「志望動機」をテーマにしたカリキュラムをもとに、応募書類の考え方や、自分では短所だと思っている部分から「強み」を見つける方法についてご紹介します。
<目次>
1.志望動機は「立派なこと」を書かなくても大丈夫

履歴書を作成するとき、多くの方が悩む項目の一つが「志望動機」です。
求人票を見て、
「ここで働いてみたい」
と思って応募を決めたとしても、いざ「なぜこの会社を志望しましたか?」と聞かれると、言葉が出てこないことがあります。
また、
「家から通いやすいから」
「仕事内容が自分にもできそうだから」
「勤務時間が希望に合っているから」
といった理由しか思いつかず、「こんな理由ではダメなのでは?」と悩む方もいらっしゃいます。
しかし、最初のきっかけはそれでも構いません。
大切なのは、そこからもう一歩考えてみることです。
例えば、「家から通いやすい」という理由であれば、
「長く安定して働くために、無理なく通勤できる職場を探している」
と考えることもできます。
「仕事内容が自分にもできそう」なら、
「これまでの経験や、自分の得意な作業を活かせると思った」
という理由につながるかもしれません。
「接客が好き」「コツコツ作業することが好き」「体を動かす仕事がしたい」なども、十分に志望動機を考えるための材料になります。
プラーナ八戸では、最初からきれいな文章を作ることだけを目的にはしていません。
「なぜこの求人が気になったのか」
「どんな仕事なら続けられそうか」
「これまでどんなことを頑張ってきたか」
「自分のどんなところを仕事に活かせそうか」
と、一つひとつ整理しながら、一緒に文章を考えていきます。
自分一人では「大したことではない」と思っていた経験が、スタッフと話しているうちに志望動機の材料になることもあります。
応募書類は、上手な文章を書くためだけのものではありません。
自分自身を振り返り、「自分はどんな働き方をしたいのか」を整理する機会でもあるのです。
2.「短所」だと思っていることが、アピールポイントになることも

就職活動では、自分の長所や強みについて考える機会があります。
しかし、
「長所が思いつきません」
という方は少なくありません。
一方で、
「自分の苦手なところは?」
と聞くと、たくさん出てくることがあります。
「作業が遅い」
「心配しすぎる」
「一つのことに集中しすぎてしまう」
「人と話すことが苦手」
「予定が変わると焦ってしまう」
「細かいことが気になる」
など、自分の苦手なところは意外と見つけやすいものです。
ところが、こうした特徴も見方を少し変えることで、仕事で活かせる強みになる場合があります。
例えば、
「作業が遅い」
↓
一つひとつ確認しながら丁寧に取り組める
「心配しすぎる」
↓
事前に確認したり、準備したりすることを大切にできる
「一つのことに集中しすぎる」
↓
一つの作業に集中して取り組むことができる
「細かいことが気になる」
↓
小さな違いやミスに気づきやすい
「人と話すことが苦手」
↓
黙々と取り組む作業では集中しやすい
このように、同じ特徴でも、見る方向を変えると印象が大きく変わります。
もちろん、短所を無理やり長所に言い換えればよいということではありません。
大切なのは、「その特徴が仕事のどんな場面なら活かせるのか」を考えることです。
例えば「細かいことが気になる」という特徴も、確認作業や検品、清掃、データ入力などでは、細かな部分に気づく力として活かせる可能性があります。
反対に、素早い判断や頻繁な切り替えを求められる環境では、負担になることもあるかもしれません。
だからこそ、自分の特徴を「良い・悪い」だけで判断するのではなく、
「どんな環境なら活かせるだろう?」
と考えてみることが大切です。
自分ではずっと「短所」だと思っていたことも、仕事や環境との組み合わせによっては、十分なアピールポイントになることがあります。
3.一人では気づきにくい「自分の強み」を一緒に探します

自分自身の良いところを、自分だけで見つけることは意外と難しいものです。
特に、これまで就職活動がうまくいかなかったり、仕事で注意を受ける経験が多かったりすると、「できなかったこと」に目が向きやすくなります。
だからこそ、プラーナ八戸では応募書類だけを見るのではなく、日々の訓練やカリキュラム、業務体験などで見られた様子も大切にしています。
例えば、ご本人は、
「自分は作業が遅い」
と思っていたとしても、スタッフから見ると、
「時間はかかっても、最後まで丁寧に作業している」
「同じ作業を長時間続けても集中力が落ちにくい」
「わからないところを確認してから進めている」
という強みが見えていることがあります。
反対に、「パソコンが得意」と思っていても、実際に仕事を想定した課題に取り組んでみることで、
「入力は得意だけれど、わからないときに質問することが苦手」
といった新しい課題が見つかることもあります。
これも決して悪いことではありません。
就職する前に気づくことができれば、練習することができます。
プラーナ八戸では、パソコン訓練やコミュニケーション、応募書類作成、面接練習だけではなく、実際の仕事を想定した業務体験なども行っています。
実際に取り組んでみることで、
「思っていたよりできた」
「これは少し苦手だった」
「この作業は集中できた」
「こういうときはスタッフに確認した方がよさそう」
といった発見が生まれます。
そして、その一つひとつが自己理解につながります。
就職活動では「できること」だけを知る必要はありません。
苦手なことを知り、自分なりの対処方法を考えることも大切な就職準備です。
自分では短所だと思っていることも、スタッフと一緒に整理すると、別の見え方が見つかるかもしれません。
その上で、「この強みなら、この仕事で活かせそう」「この苦手については、こう対処すれば働けそう」と整理していく。
それが、自分に合った働き方を考えることにつながっていきます。
4.まとめ~「自分には何もない」と決めつけなくて大丈夫です~

就職活動をしていると、どうしても自分を評価されているように感じてしまうことがあります。
履歴書、志望動機、自己PR、面接。
「自分の良いところを言ってください」と言われても、すぐに答えられない方もいるでしょう。
でも、最初から自分の強みを上手に説明できる必要はありません。
「自分には長所がない」
「仕事でアピールできることがない」
と思っていたとしても、日々の行動を一緒に振り返ってみると、意外な強みが見つかることがあります。
慎重すぎると思っていたことが、丁寧さにつながっているかもしれません。
こだわりが強いと思っていたことが、決められた手順を守る力として活かせるかもしれません。
一つのことに集中しすぎると思っていたことが、高い集中力につながっているかもしれません。
そして、苦手なことがあったとしても、
「苦手だから働けない」
と決まるわけではありません。
苦手なことを知った上で、
「どんな工夫があればできるのか」
「どんな仕事なら自分の得意を活かせるのか」
「どんな職場環境なら長く働けそうか」
を考えることが大切です。
プラーナ八戸では、応募書類の作成や面接練習だけではなく、さまざまな訓練や業務体験を通して、一人ひとりの「できること」「得意なこと」「苦手なこと」を一緒に整理しながら就職を目指していきます。
自分では短所だと思っていたことも、見方を変えればアピールポイントになるかもしれません。
「働きたいけれど、自分に何が向いているかわからない」
「履歴書や志望動機でいつも手が止まってしまう」
「自分の長所を聞かれても答えられない」
そんな悩みがある方は、一人ですべての答えを出してから就職活動を始める必要はありません。
自分のことを知るところから、一緒に始めてみませんか?
プラーナ八戸では、就職に向けたご相談や見学を受け付けています。
「就労移行支援ってどんなところなんだろう?」
という段階でも大丈夫です。
まずは実際の雰囲気や訓練の様子を知っていただき、ご自身に合いそうか確かめてみてください。
あなたが「苦手」だと思っているその特徴も、働く場所や見方を変えることで、あなたらしい強みになるかもしれません。
―次に繋げる―
就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。お気軽にご連絡くださいませ。
お問い合わせ専用フリーダイヤル:0120-40-3229
お問い合わせメールアドレス:info@prana-g.com
