皆さんこんにちは!
プラーナ八戸です。
全国的にまだまだ新型コロナウイルスが猛威を振るっており、在宅勤務が続いている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
予防対策のため、自粛を続けていく生活の中では私たちの「生活に対する幸福度」がなかなか感じられなくなるそうです。
今日は、何気ない日々の中でも「幸福感」や「満足感」を感じられるようになるコツの【セイバリング】についてご紹介させていただきます。
セイバリングとは?
【セイバリング】とは、Savoring(じっくり味わう)という英単語がルーツで、最近では心理学の分野でも使われている用語です。
簡単に言うと、ポジティブな体験をじっくり味わうことで、
ストレス耐性を向上したり、精神的な回復力(レジリエンス)や幸福度を向上させるという効果が実証されている心理学的手法です。
ちなみにセイバリングの反対の心理用語は、ダンパニングと言います。
ダンパニングは、ポジティブな感情を悪いものとして感じようとしたり、ポジティブな感情を弱めようとする行為、または思考のことを指します。
自分がわざと幸せから遠ざかることをしているようでしたらダンパニングをしている可能性があるので注意してください。
3つの形態
セイバリングには、次の3つの形態があります。
- (未来に)期待する:将来に起こるポジティブなイベントを楽しんだり、ポジティブな出来事が起こるのを期待すること。
- (現在に)浸る:現在のポジティブな体験を増強することによって、ポジティブな体験を長く味わうこと。また、いま瞬間に浸ることでポジティブな体験を後で思い出したときにも、より強い記憶になる。
- (過去を)思い出す:過去のポジティブな記憶を呼び戻して再体験することで、ポジティブな感情を味わうこと。
現在に意識を集中するマインドフルネスと似ているのですが、過去や未来の時間軸にも応用できるのがセイバリングの特徴です。
セイバリングの方法
それでは実際にセイバリングの方法をお伝えしていきます。皆さんもぜひ実践してみてくださいね!
今ここにある「幸せ」に注目する
例えば「あ、今日は天気が良いな」「今日のコーヒーは美味しいな」「道端に猫がいた!」
など何気ない日常の中に埋もれがちな「当たり前の幸せ」を深く味わってみてください。
そうすることで自分の生活への満足感を得ることができ、幸福感にもつながります。
1日の終わりに思い出す
1日の終わりに、その日あったいいこと、心地よかったことなどを思い出して、そのときの気持ちを再度味わうというもの。
その時も場面を心の中に思い浮かべて、自分の表情などもイメージしながら、「この時はとても嬉しかった」など、その時に抱いた感情にも意識を向けましょう。
過去のポジティブな出来事を思い出す
どんなことでも構いません。
楽しかったこと、嬉しかったこと、満足したこと、なんでもOKです。
ポジティブな思い出には、自分についての洞察を深めたり、ポジティブな自己を描けるようになったり、また、ネガティブな思考を現在から追い出すといった、様々な力があります。
過去の幸せだった出来事を思い出せば思い出すほど、現在の生活を楽しめるようになったという研究結果もあります。
家族や友人、恋人と喜びを分かち合う
家族や友人や恋人との楽しい思い出があれば、それを一緒に分かち合いましょう。
一人で思い返すより、一層喜びを深くすることができます。
こうした経験の思い出を、誰かと一緒に分かち合えると、経験自体で得られるよりも喜びが一層深まります。
この「喜びの分かち合い」は、年齢を重ねるほど顕著にポジティブ感情を呼び起こすようになります。中高年以降、ポジティブな思い出を人と一緒に何度も思い出すほど、ポジティブな影響が一層強まっていくのです。
まとめ
ポジティブなことを心に思い起こすのが有効だとわかっていても、それを実践することを難しく感じる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方におすすめなのがすぐにでもできることとしては、楽しかったことや嬉しかったことを思い出させてくれるものや言葉、思い出を、リストまたはアルバムにすること。
リストやアルバムに入れるのはポジティブなものなら何でもいいのです。
- 大切な人やペットの写真
- 楽しかった旅行の思い出
- 元気が出る言葉
- 好きな芸能人や有名人など
など、自分の中のポジティブな気持ちを呼び起こしてくれるものであることが大事です。
それを定期的に見たり、ネガティブな気分になった時に見たりすることで、幸せな気持ちも高まるでしょう。
―次に繋げる―
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