毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
夏を迎え、「そろそろ将来のこと、就職のことを考え始めようかな…」と思われている方も多いかもしれません。
それと同時に、「初めての仕事で毎日通えるかな…」「アルバイトや前職でうまくいかないことがあって就活に前向きになれない」と、不安を抱えていませんか?
「上手くできるかな」「失敗したらどうしよう」と不安になるのは、あなたがそれだけ仕事に対して真面目に、一生懸命向き合おうとしている素敵な証拠です。
あなたの良さや得意なことがキラリと輝く環境へ、これから一緒に一歩ずつ出会っていけるようなヒントに繋がれば幸いです。
今回は、最新の障害者雇用の現状をお伝えするとともに、就労移行支援プラーナで不安を解消し、自分にぴったりの職場を見つけた先輩の事例をご紹介します。
<目次>
1.実はチャンスが広がっている!「障害者雇用」のいま
現在、日本の障害者雇用は非常に活発です。企業で働く障害者の人数は毎年「過去最高」を更新し続けています。
国が定める「法定雇用率(企業が雇わなければならない障害者の割合)」は、2024年に2.5%に引き上げられ、2026年7月にはさらに「2.7%」へと引き上げられました。
これにより、企業側は「今まで以上に障害のある方を積極的にお迎えしたい」と考えています。
企業が採用で最も重視しているのは、高い仕事のスキルではなく「安定して通えるか」と「困ったときに相談できるか」の2点です。最初から完璧な仕事を求めているわけではないので、安心してくださいね。
2.なぜ、アルバイトや前職で「ミスマッチ」が起きてしまったのか?
あなたが過去に「仕事が辛い」と感じたのは、以下の3つのズレが原因かもしれません。

①業務内容のズレ
求人票のイメージだけでお仕事を選んでしまい、実際の細かい作業内容が自分のペースとすれ違ってしまうケースがあります。
・「パソコン入力の仕事」だと思って入社したけれど、実際は頻繁な電話応対や急な依頼など、同時にいくつもの仕事をこなすマルチタスクが必要でパニックになってしまう。
・「黙々と進める仕分けの仕事」だと思っていたけれど、実際は常に時間ごとの厳しいノルマに追われ、スピードを求められる焦りからミスを連発してしまう。
②人間関係のズレ
職場の雰囲気や物理的な環境が、静かにマイペースで働きたいあなたのリズムとちょっぴり合わず、毎日の通勤だけで疲れてしまうことがあります。
・チームワークや社内イベントが多く、お昼休憩も全員で雑談するような「賑やかな職場」のノリが苦痛で、リフレッシュできるはずの休憩時間に心が休まらない。
・パーソナルスペース(仕切りなど)がなく、広い倉庫や工場内で常にすぐ近くを人が頻繁に行き交うため、周囲の視線や大きな音が気になって作業に集中できない。
③労働条件のズレ
面接では「体調に合わせて配慮します」と言われていたけれど、いざ働き始めると、実際の現場の空気感にのまれて無理をしてしまうことがあります。
・周りの先輩たちがみんな忙しそうにしているのを見て、「体調が悪いので少し休憩させてください」と言い出せず、限界まで我慢して体調を崩してしまう。
・「残業なし」の条件だったけれど、夕方の繁忙期(荷物の締め切り時間や混雑時)に自分だけ定時で「お先に失礼します」と帰るのが心苦しく、断れずに残業を引き受けてしまう。
一人で就職活動をすると、以上のようなちょっとした「ズレ」を見極めるのはとても難しいことです。そのためにプラーナでは様々なサポートをしています。
3.失敗を防ぐ!自分に合う「職場環境」の見極め方
入社前の「こんなはずじゃなかった」をゼロにするために、プラーナでは以下のステップであなたに合う環境を丁寧に見極めます。

- 模擬職場として生活・体調管理と適性の確認
「静かな部屋」と「少し賑やかな部屋」のどちらが集中できるか、「口頭での指示」と「マニュアルや文字での指示」のどちらが正確に理解できるか、「誰かと協力して進める作業」と「自分だけの担当分を黙々と進める作業」のどちらが安心できるかなど、事業所内で実際に試してあなたの適性を知ることができます。
また、日々の通所を通じて「季節や天候の変化があっても無理なく通勤できるか」「毎日の睡眠や生活リズムが安定しているか」をスタッフと一緒に確認し、体調を崩さないためのあなたに合った働き方のペースを見つけていきます。
・企業実習(インターン)
採用面接の前に、実際の職場で数日間、体験実習を行います。職場のリアルな雰囲気や、実際の指示の出され方をあなた自身の目で見て、肌で感じてから応募するかどうかを決められます。
・スタッフが直接ヒアリング
「実際の残業時間はどのくらい?」「体調が優れないときは誰にどう伝えればいい?」など、一人では聞きづらい質問をスタッフがあなたに代わって企業へ事前に確認します。
・安心の定着支援(就職後のサポート)
お仕事が始まってからもサポートは終わりません。
スタッフが定期的にあなたや企業の担当者様との面談を行い、「無理をして体調を崩していないか」「困っていること、不安なことはないか」を一緒に振り返ります。
プラーナの定着支援は無期限となっています。あなたと職場の間にスタッフがずっと入り続けることで、安心して長く働き続けられる環境を守ります。
4.【就職事例】不安を乗り越えて「自分に合う職場」を見つけた先輩
当事業所から「初めての仕事」に一歩を踏み出し、今では自分らしく働いている先輩の事例をご紹介します。
バイト経験なし・体力不安を乗り越えたAさん
【利用前の悩み】
学校を卒業したばかりで、仕事をすること自体に不安を感じ、「こんなに暑い夏に、毎日夕方まで体力が持つか不安」と悩んでいました。自分に合った仕事や職場環境をみつけたいがどうしていいかわからないと感じられていました。
【事業所での取り組み】
まずは午前中の時間帯から通所をスタート。3ヶ月かけて少しずつ週5日通える生活リズムを整えました。訓練の中で「手順が決まった作業ならば繰り返し丁寧にこなすことができる」という強みも見つかりました。不安な際に相談する相手が決まっていれば自己発信にて相談もできるようになりました。
【マッチングと現在の様子】
決められた手順があり、自分のペースでコツコツ進められる「検品」の仕事に就職。入社時は短時間の勤務から無理なくスタートし、職場環境や業務に慣れた段階で定着支援を活用しながら、企業と調整し、勤務時間の延長に繋がっています。「たまに失敗をして落ち込むことはあるけど、その時は職場の皆さんに相談しながら、落ち着いて働けています」と前向きにお話ししてくれました。
5.まとめ

学校を卒業して初めて社会に出る方や、過去のアルバイトや就労で傷ついた経験がある方にとって、「働くこと」への一歩を踏み出すには本当に大きな勇気がいると思います。
「周りと同じようにできない自分はダメなのかな…」と一人で悩みを抱え込んでしまうこともあるかもしれません。
ですが、どうか自分を責めないでください。先ほどご紹介した先輩も、最初は皆さんと同じように、たくさんの不安や焦りを抱えて当事業所のドアを叩きました。
大切なのは、最初から完璧な社会人を目指すことではなく、まずは自分の「得意なこと」や「無理のないペース」を少しずつ知っていくことです。
プラーナは、あなたが安心して失敗したり、練習したりできる「止まり木」のような場所でありたいと考えています。
焦らなくて大丈夫です。この夏から私たちと一緒に、ゆっくりと「働く自信の貯金」を始めてみませんか?
―次に繋げる―
就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。お気軽にご連絡くださいませ。
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