11月23日は祝日ですね。何の祝日であるかすぐに思い浮かびますか?
勤労感謝の日です。
調べてみると「勤労をたっとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう日」として祝日となったようです。
祝日によっては、休みがとりやすいように月曜日に移動して日付が変わりますが、勤労感謝のは23日で、他の日にちになることはありません。
そう考えても、とても大切な日なんだなと思えてきますね。
働くということを考える良い機会です。少し、勤労=働くについてみていきましょう。
日本国憲法では、国民の三大義務の一つとして「勤労の義務」があります。義務と言われるとなんだか重荷な雰囲気ですね。国も「義務だー!働けー!」と急き立てているわけではありません。
働くことは国民の三大義務されつつも、「権利」とも明記されています。
「すべて国民は、勤労の権利を有し、義務を負ふ」
よって、国としてもすべての国民に勤労=働く権利を得てもらうために、あれこれ、やっているのです。
働き方はその時代によって異なります。ひと昔前は長い時間働くのがいい働き方でした。しかし今は生活とのバランスをとって、誰にとってもよい働き方を目指す改革が行われています。男性・女性、若い方・年配の方、そして何らかの障がいをお持ちの方・そうでない方、すべての方にむけた「働き方改革」なのです。
その一つが障がい者雇用です。
今回は障がい者雇用のひとつの在り方として、これから増えていくと言われている「特例子会社」について、どんなもなのか、見ていきます。
特例子会社って、いったい何なの?
「特例子会社は増えている」は本当なの?
特例子会社で働くのはいいことなの? メリット・デメリット
雇う側にメリットがあるけれど、働く側にはどんなよい点があるのでしょうか。良くない点はないのでしょうか。
【メリット】
【デメリット】
なんでも良いことばかりではありません。しかし、良くない点は改善の途上ということもできます。2点をデメリットして取り上げましたが、特例子会社として10年ほどの実績のある会社では改善をおこない、キャリアアップの制度を用意している会社もあります。そして、多様性の時代、一人ひとりにあった仕事を提供できない事は会社にとっても損なことであると気が付いている会社も多くあります。ただ数が増えるだけではなく質も変わっていくのではないでしょうか。
特例子会社から見た、求められる人物像とは?
先ほど、特例子会社には10年ほどの歴史のある会社もあるとお伝えしました。そんな会社の担当者の方は障がい者雇用のプロといってもいいかもしれません。そんな方たちが10年ほどの期間でどんな方ところをみて採用を決めているのか、長く働けているのはどんな方なのかを教えてくれています。
- ご自身の障がい特性をしっかりと理解している
- 働く目的が明確であるか
- 地域の支援・医療機関・定着支援などとつながれているか
1. の障がいの理解について、職場で困ったことがあった際に、その原因がなんであるのか、どうすれば改善できるのかをしっかり伝える為にもご自身のことを理解していないと上手く伝えられないとの事です。
そして、2. の働く目的については、親御さんや周りにいわれて働いている方は、仕事への意欲が薄く離職につながりやすいとの事でした。しっかりと、働くことでご自身にどんな利益があるのか考えを持つことが大切なんですね。そして最後の地域・医療・支援機関とのつながりです。会社でも専門のスタッフがいて支援をしていますがより多くの支援が入ることでスムーズに問題が解決ができるようです。やはり職場では言いにくいことがあります。より良く働くために、「つながる」は大切なことですね。
私たちプラーナ相模原では就職後の支援、「定着支援」も行っています。就職はスタートです。定着支援でしっかり長く働くを応援しています。
いかがだったでしょうか。働き方の一つとしての、特例子会社をご紹介いたしました。働くことは私たちの「権利」であり、「よりよい働く環境」が整えられることは、今後もどんどん促進されて行くでしょう。その中で、みなさんがどのような働き方を選ぶのかとういうことが大切になりそうです。
つながる、ひろがる、のびていく
一歩を踏み出すことは簡単ではありません。
しかし、一度つながりあうことができれば、そこから世界が広がっていきます。そしてぐんぐんと伸びていきます。
プラーナでは働くことを意識した様々なカリキュラムを通して働く準備をおこなっていただけます。
そして個別相談では「なりたい自分」探しに寄りそいます。
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