みなさんこんにちは。
プラーナ湘南です。
最近は半袖だと少し肌寒い日があったり、かと思えば半袖でちょうどいい日があったり。
なかなか安定しない日が続いていますが、体調にお変わりありませんか?
みなさんは普段、思い込みや先入観、一般的なイメージだけで物事を考えたり判断してしまってはいませんか?
今回はそんな「思い込み」をテーマにしていきたいと思います。
- 思い込みとは?
- アンコンシャス・バイアスとはなにか
- アンコンシャス・バイアスはなにが問題なのか
- アンコンシャス・バイアスにはどのようなものがあるのか
- アンコンシャス・バイアスの原因
- アンコンシャス・バイアス対策
- まとめ
思い込みとは?
情報を受けとった時にそれが真実か、どうゆう状況で起きているのか、
事実確認せず自分の考えが正しいと思い込むこと。
思い込みは固定概念の強さ、視野の狭さ、極端な考え、柔軟な判断ができないなどが原因で起こります。
客観的に物事を見ることができず、「こうしなければならない」や「例外は許されない」、
「自分の考えが正しいと思っている」などの特徴があります。
そんな「思い込み」ですが、無意識にしてしまっている「アンコンシャス・バイアス」というものがあります。
アンコンシャス・バイアスとはなにか
「アンコンシャス・バイアス」という言葉を聞いたことはありますか?
自分自身では意識しづらく、ゆがみや偏りがあるとは認識していないため、
「無意識で根拠のない思い込みや偏見」と言われています。
その人の過去の経験や見聞きしたことから、自分の価値観、を元に何気ない発言や些細な行動として現れます。
そのため、よくあることや気にするほどの事ではないと見過ごされがちです。
アンコンシャス・バイアスはなにが問題なのか
「アンコンシャス・バイアス」は思い込みや決めつけ、押しつけとなり周りに悪影響を与えてしまいます。
またどんな状況でも、誰にでも起こりうるものです。
例えば消防士といったら大体の人が筋肉質な男性、看護師なら白衣を着た優しそうな女性を想像する方が多いかと思います。
これも「アンコンシャス・バイアス」のひとつです。
また、「アンコンシャス・バイアス」は自分を守るために必要なものでもあります。
脳は自分にとって都合がよいこと、快適と感じることを優先的に受け容れようとする性質があるからです。
今まで信じてきたものとは違った考え方や行動を突きつけられたとき、「否定されたくない」
という自己防衛本能が働くからです。
問題なのは、無意識の思い込みや悪気のないことであっても相手を傷つけたり、不愉快な思いをさてしまうことです。
それがきっかけで、人間関係や職場での対人関係に影響を及ぼし、様々な弊害を生みかねません。
アンコンシャス・バイアスにはどのようなものがあるのか
「アンコンシャス・バイアス」には様々なものがあり、日常にも潜んでいます。
職場で起こりそうなことを例に、いくつか挙げていきたいと思います。
・雑用やは若手の仕事と決まっている
・お酒が飲めないと付き合いが悪いと言われる
・相手の年齢や性別で話し方を変える
・お茶出しは女性がやるものと決まっている
・「普通は〇〇だ」「それは常識だろう」と決めつける
女性だからや、若手だからといった属性や経歴だけでその人の能力や性格などを判断しようとしたり、
こうでなきゃいけないや普通はこうだといった決めつけや押しつけなどが挙げられます。
アンコンシャス・バイアスの原因
基本的には自分を正当化したい、よく見せたいと考える。心地よい状態を保ちたい、などという自己防衛心の表れです。
他にも職場や日常のなかでも慣れ親しんだものや考え、自分は常識だと思っていたことが、
時代の変化に合わなくなくなることがあります。
しかしそれに気づかずそのままでいると、周りが違和感を感じ、相手にストレスを与えることになります。
このような状況は、主に上司と後輩のあいだで起こりやすくなってきます。
特有の囚われやこだわり、劣等感やコンプレックスなど。
不安な感情を刺激されたときに本能的に自分を守るため、自己防衛反応をとります。
その結果、攻撃的な言動をとってしまい、それがアンコンシャス・バイアスに繋がってしまいます。
アンコンシャス・バイアス対策
人はつい自分の経験のなかで物事を判断してしまいます。
また、「無意識」は厄介なので気づくこと自体がとても難しいです。
そのため、アンコンシャス・バイアスは、基本的には事前回避ができません。
ではどのような対策をしたらいいのでしょうか?
まずは「こうでなきゃいけない」や「普通はこうだ」といった決めつけや押しつけをしてしまっていないか
自分自身で意識してみましょう。
自分の発言で相手を嫌な気持ちにさせたとしても、指摘や本心を伝えてくる人はあまりいないのではないでしょうか?
しかし不愉快になった時は、小さくても表情や声のトーン、リアクションに何かしらの変化あるはずです。
それらに目を向け、見逃さないようにしましょう。
また、自分の言ったことに対して相手はどんな気持ちになったかを考え、
自分はアンコンシャス・バイアスな発言をしていないかを振り返ってみましょう。
失敗を何回か繰り返すことで、自分のアンコンシャス・バイアスに気づきやすくなり、傾向も見えてきます。
まとめ
いかがでしたか?
「アンコンシャス・バイアス」というあまり耳にすることのない言葉ですが、実は誰もが持っているもので、
それ自体は悪いものではありません。
しかしそれらの情報や知識が偏っていても、思い込みであっても、自動的に脳で瞬時に処理されるため、
修正することができません。
誰もが「アンコンシャス・バイアス」を持っていることを自覚し、きちんと取り扱うことが大切になってきます。
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