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不安に飲まれそうなときは、”まず1分” 〜気持ちを整理する簡単ルール〜

皆さんお疲れ様です。
お世話になっています、プラーナ博多です。

突然ですが、最近「なんだか不安だな」と感じることはありませんか?
私は車から降りた後、お店の出入り口までふと『…カギ閉めたっけ?』って思い、車へ戻って確認してしまうことがあります。

車に限らず、こうした経験や気持ちは、誰でも一度はあるのではないでしょうか。

でも、実は「不安を感じること」自体は悪いことではありません。
むしろ「不安を感じる=物事に意識が向いている」というサインでもあるんです。

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でも、実は「不安を感じること」自体は悪いことではありません。
むしろ「不安を感じる=物事に意識が向いている」というサインでもあるんです。

ただ、問題なのは、不安に振り回されてしまうこと。
私自身も、つい気持ちに飲まれてしまうことがあり、「どうにかならないかな…」と悩んでいました。

そんなときに知ったのが、今回ご紹介する「1分ルール」です。
正直、最初は「1分で本当に変わるの?」と半信半疑でした。
でも試してみると、ほんの1分だけでも気持ちを整理する時間を作ると、不思議と心が落ち着くんです。

【これでバッチリ!”まず1分” 〜気持ちを整理する簡単ルール等】について確認しよう!

 

①1分ルールとは?

 

「1分ルール」は、頭の中でぐるぐる回る考えや不安を、たった1分間だけ意識的に区切って整えるという方法です。
……これだけ聞くと、「はて?どういうこと?」と思うかもしれませんね。

簡単に言えば、脳は一人でに“考えごと”を続けてしまう生き物なんです。
良いことも悪いことも、関係なく次々と浮かんでは、気づけば思考の渦に巻き込まれてしまう。
この“流れ”を、一度リセットしてあげようというのが「1分ルール」です。


■ 方法はとても簡単です

 

  1. まず深呼吸をして、1分だけ時計を見ます。

  2. 頭に浮かんだ不安を、心の中で「今、私は○○を不安に感じている」と言葉にします。

  3. そのまま1分間、ただ「不安を見つめる」ことに集中します。


たったこれだけです。
でも、ここで大事なのは――「不安を消そう」としないこと。

むしろ、「自分は今こう感じている」と静かに受け止めることに意味があります。

不思議なことに、「不安を認める」だけで、脳は少しずつ冷静さを取り戻すと言われています。
これは心理学でいう「メタ認知」の考え方にも通じます。
自分の感情を客観的に見つめることで、感情の嵐から一歩引いて見られるようになるんです。

 

②1分ルールを取り入れるとどう変わる?

 

実際にやってみると分かるのですが――1分って、意外と長いんです。
最初のうちは時計を気にして、「えっ、まだ30秒?」と思うかもしれません。

でも、その瞬間に気づきませんか?
『感じていた不安』よりも、『数十秒という時間の長さ』に意識が引っ張られていることに。

たとえば、「上司に怒られた……!」と落ち込んでいたとしても、
1分間、ただ時計を見つめたあとには、凹んでいた“原因”の輪郭が少しだけはっきりしてくるはずです。

そして、不思議と少し冷静になれる
「じゃあ、次はこうしてみよう」と、ほんの小さな解決の糸口が見つかることもあります。

通勤前の朝、昼休み、寝る前など、ほんの少しの時間で構いません。
たった1分、自分の心を見つめる習慣をつくってみませんか?

 

③不安に強くなる小さな習慣

 

 

1分ルールに慣れてきたら、次のステップとして「書き出す」ことをプラスするのもおすすめです。

・今、不安に思っていること
・それが現実的に起きる可能性
・それに対して自分ができること

 

この3つをメモに書くだけで、不安の輪郭がもっと明確になります。
頭の中にあると大きく感じる不安も、紙の上に書くと「これだけだったのか」と思えることがあります。

また、「不安をゼロにする」ことを目指すのではなく、
「不安と上手に付き合う」ことを意識すると、ずっと気持ちが楽になります。
誰でも、不安は感じて当然です。大事なのは、感じた後にどう向き合うかです。

 

④今この瞬間感じているやりたいことをしてみよう

 

この文面を書いている私自身のアイディアなのですが、「不安を感じたときは、その瞬間に“やりたいこと”をしてみる」という考え方です。

私の場合、不安を感じたときは――
無理にポジティブになろうとするよりも、まず“今の自分がしたいこと”を意識するようにしています。

たとえば釣りが趣味の私は、「新しくリールに道糸を巻きつけて、釣れる・釣れないは気にせず釣りに行こう」と思ったり、
「なんだか“わーっ!”と気持ちを発散したい!」と感じたら、ロードバイクに乗って志賀島を一周したりします。

その瞬間的に感じた“やりたいこと”に動いてみるだけでも、不思議と気持ちが少し落ち着くことがあります。

“やりたいことをする”というのは、逃げることではありません。
それは「自分の心を大切にする」という、立派な選択です。
自分の心に耳を傾けることが、結果的に不安をやわらげる第一歩になるのだと思います。

 

⑤まとめ:不安を敵にしない生き方

 

 

不安は、私たちを守るために生まれる心の信号でもあります。
「危ないかもしれない」「失敗したくない」という気持ちは、決して弱さではなく、“準備しようとする心の働き”です。

大切なのは、そのサインに振り回されず、「今の自分は何を感じているのか」を見つめ直すこと。
そして、その最初の一歩が「1分ルール」です。

たった1分。
でも、その1分が「不安に流される自分」と「不安を受け止める自分」の分かれ道になります。

焦らなくて大丈夫。
まずは1分、立ち止まって深呼吸をしてみましょう。
あなたの中にある「落ち着き」は、すぐそこにあります。

 

 

プラーナ博多では、就労に向けたスキルを身につけるや

メンタルケアのためのカリキュラムも

提供しています。ご興味がありましたら、

ぜひお問合せくださいね。

 

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