皆さん、こんにちは。プラーナ海老名です。
在宅ワークや在宅訓練の日々を過ごし、生活リズムの乱れはないでしょうか。
外出時間が減るとどうしても活動のメリハリがつきづらく、就寝時間や起床時間が遅くなってしまうことがありますよね。
5月に入り、日の出時間が早くなってきましたので、生活リズムを整えたいと思っている方は今がチャンスです。今回は生活リズムの整え方についてご紹介します。
生体リズム
そもそも人間は生体リズムというものがあります。生体リズムは全ての生物が持っている周期的な変化のことです。主な種類は3つあります。
- 日周リズム
- 年周リズム
- 90分リズム
日周リズムは1日の周期のことで、体温と血圧は朝、目覚めと共に上がり、日中高い状態を保ち、夜になると下がり眠くなります。地球の1日は24時間ですが人間の体内時計は実は25時間あり、地球の1日とズレがあります。このズレを調整するために毎朝、太陽光を浴びるとリセットされ体内時計が整います。直接日光を浴びなくても、朝起きたらまずカーテンを開けて明るさを感じましょう。
年周リズムは1年の周期のことで春は眠気が強くなったり、冬に向けて食欲の秋に体重が増加したりします。天候や気温の変化が激しい季節は疲れや不調を感じやすく、十分な睡眠をとっていても眠気を感じやすかったりします。こういった時期は自律神経のバランスが乱れやすく気づかないうちに疲労していますので、1年の季節の中で、体調のリズムを把握することが大事ですね。
90分リズムは90分の周期のことで、例えば睡眠は浅い眠りと深い眠りが90分の周期でくりかえされます。朝スッキリ起きるには浅い眠りの時を狙って目覚ましをセットするとのが有効です。
生活リズムを整える為のキーワード
- 早起き
- 朝ごはん
- 早寝
よく、生活リズムを整える為に「早寝早起き」をしようと意識されている方が多いと思いますが、手順としては実は「早起き早寝」の順番で取り組むことが有効です。早く起きる為に早く寝ようとしても体内時計にズレがある状態では早く眠ることは困難です。まずは早く起きる事に取り組みましょう。しばらくは起床時につらいと感じるかもしれません。また早く起きたからといってすぐに早く眠れる訳ではありませんので睡眠不足は戦略的に昼寝(30分以内)を活用し、睡眠不足を補いつつ、徐々に就寝時間を早めていくと早起きが楽になっていきます。まずは早く起きて朝日を浴び、朝食を摂って体内時計をリセットさせましょう。
いかがでしたか?就労移行支援プラーナ海老名では体調管理のカリキュラムで生活リズムの整え方をご案内しています。生活リズムが乱れたとしても、ご自身で整えられるようにすることが大事ですよね。ちょうど5月は過ごしやすい気候であるとともに、日の出時間が早まり、朝日を浴びて体内時計を調整するチャンスの季節です。ぜひ試してみてくださいね。