皆さん、こんにちは。プラーナ宮崎の岡本です。 先日、プラーナ宮崎では就職者が出ました!先月に引き続き、5月も1名の方が就職を決めております!日頃の取り組みの成果が出てきていますね!!今回は2名の就職者がいかにして内定を勝ち取ったのか、どのようなことを取り組んでいたのかをお伝えしていきたいと思います。それでは早速いってみましょう♪
就労移行でするべきことを理解する
なによりもまず、「適切な健康管理と生活リズムを身に付ける」ことです。ビジネススキルよりもまずは働く準備段階として、しっかりと動くことができる体力や健康な体づくり(管理)が必須です。今回卒業された2名も、まずここを徹底的におこなっていきました!その結果、最終的にはプラーナへの出勤率はほぼ100%という数字を残しています。健康に毎日通うことができるって意外と難しいんですよね。
個別支援計画に沿った目標意識を持ち続ける
就労移行では就職のために長期目標を立て、そこを達成するために短期目標を皆さんと一緒に考えて設定していきます。目標を立てたら、それに向かって何が必要なのかを考え、我々支援員は達成するためにサポートをおこなっていきます。(プラーナに通所しながら目標達成を目指していきます。)個別支援計画の内容には次のようなものがあります。
- 週に5日安定して通えるようになりましょう(通所ペース)
- 不安や困ったことをスタッフに相談できるようになりましょう(相談・自己発信スキル)
- 企業見学や実習を通して働くイメージづくりをしましょう(就労イメージ)
- 就職に必要な体力をつけていきましょう(体力面)
これ以外にもそれぞれの特性や状態・状況・希望される働き方に合わせて短期的に目標設定と振り返り(モニタリング)を繰り返し就職に向けて進んでスタッフと二人三脚で進んでいきます。目標に対しての評価と今後どうするかを更に揉んでいきます。プラーナを利用しながら常に目標意識を持つことが就職への近道です!
自分を知る
「自己分析」という言葉を聞いたことはありますか?自分を知り、それを発信できなければなりません!自己分析と自己発信をプラーナのカリキュラムでは訓練していきます!
自分は何が得意で不得意なのか?
どんな時に体調を崩すのか?その対処法はなにか?
頓服はどんなときに飲むのが良いのか?
体調が安定している時のバロメーターは何か?
対人関係で苦手な場面はどんな時か?
障がい特性や配慮が必要なことは何なのか?
性格と障がい特性の区別はできているか?
など多岐にわたります。プラーナではこの自己分析にも力を入れています。自分を知ることで、自分の身の丈に合った職業選択が可能になります。背伸びをして苦しむのは自分自身です。もちろんチャレンジすることも大切ですが、ゆとりを持ち、長く健康で安定して働くことも大切です。
働く理由を明確にする
働く理由を明確にすることも当然大切です。お仕事を続けていく中で、当然「行きたくない」「体が重いなあ」「きついなあ」などといった感情は出てくるものです。そんな時に支えになるのが、明確な「働く理由」です。例えば、「生活を維持するため」「〇〇を購入するため」「自立のため」など何でもいいと思います。それが、モチベーションの維持に繋がります。「なんとなく働く」ではなく是非目的を持った就労であって欲しいと思います。
まとめ
今回卒業された2名の方は、先ほどお伝えしたポイントをしっかり実践できていました!もちろん、全て完璧にできていなくても大丈夫です。自分のペースで無理のない通所と取り組みの中で私たちがしっかりサポートしていきます。少しずつステップアップしていき、最終的には毎日通所し、支援計画に沿って日頃の訓練に取り組み、自己分析に取り組みましょう!働く理由もスタッフやご家族、友人などとお話しながらゆっくりと決めていけるといいですね♪
これからもプラーナは計画的に就職に向けて活動して参ります!最後まで読んでいただきありがとうございました。最後に就職されたHさん、Iさんおめでとうございます!今後は定着支援たけでなく、様々なイベントなどでも、末永いお付き合いをお願いします♪