こんにちは、プラーナ海老名です。
突然ですが皆さんは「第一印象が大切」と一度は聞いたことがありませんか?
ビジネスシーンにおいても、プライベートの場でも、第一印象は重要視されています。
面接など限られた時間内で自分をアピールする場合には重要なポイントにもなる為、
気にされている方も多いのではないでしょうか。
第一印象の重要性とは?いつ決まるの?
では、なぜこの「第一印象」は重要とされているのでしょう。
実は第一印象が大事だとされる理由には、きちんとした根拠があります。
心理学でいう「初頭効果」といわれるもので、最初に受けた印象が特に残りやすく、
以降の評価に影響を与えると言われる心理効果です。つまりこれが第一印象は重要だという事に繋がるのです。
これは動物としての進化の過程で、出会った瞬間に相手の事を「脅威か?」「獲物か?」「害がないか?」を瞬時に決める能力からきています。
ちなみに出会って10秒以内で第一印象は決まってしまうと言われています。
電話の場合:3秒~4秒
対面の場合:6秒~7秒
そしてその後の会話などで、内面に関する印象が決まるのは2〜3分が目安です。
不思議なことにその印象は長期記憶に入るため、効果が続く期間はおよそ3か月~半年とも言われています。
是非とも良い印象を与えたいですね。
以上から、一目会った瞬間から2〜3分までの間が、アピールのゴールデンタイムということになります。
押さえておきたいポイントとは?
ではその大切なゴールデンタイムをどう生かすのか?
第一印象は主に「視覚」「聴覚」「言語」の要素から作られるといわれています。中でも表情や清潔感などを含めた見た目、つまり「視覚」による印象形成への比率は55%程度と言われています。
短いゴールデンタイムの中で効果的に好印象を与えるには、視覚から入る情報、つまり「見た目」が重要という事になります。
そこで初対面では次の「3つのポイント」に特に気を付けてみましょう。
①清潔感
清潔感で、特に気をつけたいところは、次の4つ。
・髪の手入れ 清潔感のある髪型か、伸びすぎたり顔にかかったりしていないか
・服装 シワや汚れはないか、ストッキングの伝線はないか、サイズは適切か、靴の汚れにも要注意
・歯 口臭はしていないか、歯に口紅はついていないか
・爪 長さは整えられているか、清潔に保たれているか
どのような服装が適切かはTPOによって異なりますが、
どんな服装においても相手に好印象を抱かせるのに清潔感は欠かせません。
②表情
初対面の最初の10秒でできることとはなんでしょうか。『さわやかな笑顔』での挨拶ですね。初対面でのさわやかな笑顔、
ただそれだけのことですが、これが第一印象に大きな影響を与えます。
しかしながら、初対面の人の前で『自然な笑顔』を出すのは意外と難しいこと。
日頃から笑顔で挨拶する練習をしておくことで、いざという時に自然な笑顔で挨拶ができるようにしたいですね。
また同じ話をしても、見た目で印象は大きく変わります。
落ち着きのある行動、やわらかな表情・自信に溢れた表情などは第一印象をポジティブにします。
反対に、貧乏ゆすりをしたり、視線がきょろきょろしたりすると、落ち着きのない人だと思われてしまいます。髪や顔を触
る癖も、仕草に気がそれてしまい、話に集中しづらくなります。
特に初めて挨拶をするときには、アイコンタクトを意識して相手と目線を合わせます。目が泳いだり、視線が終始下を向い
たままだったりすると、相手に不信感を与えてしまう場合もあるので注意が必要です。
③声のトーン
また初対面や挨拶の時にもう一つ気を付けたいのが、声のトーンや大きさ、スピードです。
高いトーンで早口で話すよりも、落ち着いたペースで丁寧にゆっくりと伝える方が、相手に安心感を与えます。また話すと
きは相手の口調やペースに合わせることで、より親近感を持つことができます。
まとめ
特にビジネスの場では初対面の印象が大きく関係し、初頭効果によってプラスの印象を相手に与えることで物事をスムーズに運べるようになります。
せっかくのあなた本来の魅力を知ってもらう機会を失わないよう第一印象をよくしていきましょう!
プラーナでは「模擬職場」を想定してカリキュラムに参加することで、ビジネスシーンを想定したコミュニケーション力を身に付けていくことができます。
「職場になかなか馴染めなかった」「仕事が長く続かない」といった経験のある方、ぜひお気軽にご相談ください。