皆さんこんにちは!
皆さんは日々、「ストレス」を感じて生活していますでしょうか?
「ストレス」と聞くと、どうしてもネガティブなイメージを持ってしまう方が多いのではないかと思います。
「ストレスを無くして、ストレスフリーに!」というようなメッセージを広告などで目にすることもありますが、
本当に「ストレス」はゼロにした方がいいのでしょうか?
結論から言うと、
「ストレス」はゼロにする必要はありません。
では、それはなぜなのか。
本日はその理由をお話させていただきます!
ストレスを無くしてしまうと何が起きる?
先ほど冒頭でストレスは無くしてしまう必要はない、とお伝えしましたが本当にストレスが「ゼロ」になってしまうと大変です。
仕事などで、大事なことを任されたり、プレゼンをしなければならないとき。
人によってはものすごいプレッシャーに感じ、ストレスが発生するかもしれません。
しかし、このプレッシャーのおかげで、自分から色々なことを調べて準備をしたり、わからないことを確認してできるようになったりします。
結果的に適度にストレスがある環境にいることによって、スキルが上達し、自分自身の自己成長に繋がるのです。
逆に仕事などにおいてストレスが無い状態であるのであれば、仕事に対して客観的に見ると無責任に見えるようになってしまったり、自分自身の成長が感じられないということで仕事に対しての意欲が無くなってしまったり、ということも考えられます。
また、人間関係においてもストレスが発生することもあるでしょう。
しかし、そこを解消しようと自分の性格や言動を見直し、相手の気持ちを考え、人間関係を改善しようと努力しようともするでしょう。
その結果、自分の人間的な成長に繋がっていきます。
こうした仕事やプライベートにおける日々のストレスは、
その人にとって「いいストレス」となってくれます。
そのため、その「いいストレス」までゼロにする必要はない、ということなのです。
適度なストレスは、脳の働きを活性化し、集中力を研ぎ澄まし、記憶力を高めてくれます。
自己成長のためにもストレスは良い働きをしてくれるということなのです。
過剰なストレスを感じ続けるリスク
いくら自己成長にストレスは大きな役割を果たしてくれると言っても、過剰にストレスをため込み過ぎてしまうと体調をくずしてしまったり、うつなどのきっかけになってしまうことも考えられます。
大事なのは、
①「寝ているときにストレスがない状態になっている」ということ。
②「次の日にストレスや疲れが持ち越されない」ということ。
日々のストレスをゼロにすることが、ストレスフリーなのではありません。
昼間にバリバリと働いてストレスが多くても、ちゃんと夜にリセットして解消していく。
このようにストレスと上手に付き合って、ストレスを溜め込まないようにする人のことを、
「ストレスフリーな人」
と定義します。
「ストレスゼロ」≠「ストレスフリー」ではないのです。
「我慢する人」と「しなやかな人」
皆さんは「レジリエンス」という心理学用語をご存知でしょうか?
これは「回復力」「快復力」という意味です。
同じ環境下でストレスを与えても、人によって感じ方は異なります。この「レジリエンス」力が高い人はストレスを我慢するのではなくストレスを「受け流す」力が高いのです。
言い方を変えれば「心のしなやかさ」とも言えるでしょう。
「心が折れる」という表現がありますよね。
それはストレスを我慢して、無理をしてしまうことで起きてしまうことであった、しなやかに「受け流す」ことができれば「折れる」ことは格段に減るでしょう。
人間の脳はどうしても「不安」や「悩み」に対して強いストレスを感じてしまいます。
ブログの中で「不安」や「悩み」に対処する方法をご紹介しておりますので、ぜひ参考にしていただき、
うまくストレスを「受け流す」、レジリエンス力を高めて「ストレスフリー」になってみてはいかがでしょうか。
―次に繋げる―
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