皆さんこんにちは!
最近は日本全国めっきり暑くなってまいりましたね。
今年はいつもと違った祝日で既に4連休に入っているという方もいらっしゃるかと思います。
4連休ということでお家時間が増える方も多いかと思いますが、4連休中ごろごろのんびり過ごして終わり!だと、
体力低下やお仕事へのモチベーションの低下に繋がりかねません。
そこで、本日は「お家時間を活用して何か勉強(仕事)したい!始めてみよう!」という方に、集中力を高めるコツをご紹介させていただければと思います。
みんな誰しも「はじめられない」?
「やらなきゃいけないけど動けない…」「やりたいのに体が動かない…」
そんな時に「やる気スイッチ」をポチっと押してスタート出来たらどんなに楽でしょうか。
実はというと、脳には「やる気スイッチ」は存在しています。
しかし、そのスイッチはすぐにはオンにできず、オンにするためには少し時間がかかってしまうのです。
脳の「やる気スイッチ」は、「側坐核(そくざかく)」という部分にあります。「側坐核」は「ある程度の強さ」の刺激を与えると「やる気物質」であるドーパミンが分泌されます。
そのドーパミンによって「やる気」が湧いてくるのです。
では、「側坐核」を興奮させるにはどうしたらいいでしょうか。
それは、勉強(仕事)を始めることです。
そう言うと、「いやいや!勉強を始める方法を知りたいのに、おかしいでしょう!」と言いたくなるかもしれません。
しかし、「側坐核は即座に興奮しない」のが脳の仕組みなのです。
そのため、何か簡単な作業でいいので、脳を使い始めて軽く興奮させると、自動車の暖機運転のように、少しずつ脳が暖まってきて、5分ほどで「やる気」を出し始めます。
「宣言する」ことと「何でもいいからはじめてみる」ということ
自宅や職場などで大声を出せない場合は、小さな声で良いので「今から勉強(仕事)をはじめるぞ」と声に出して宣言してみてください。この宣言が実は大きな効果をもたらします。
これは、心理学の「認知的不協和」を応用したテクニックです。「認知的不協和」とは矛盾する2つの認知が存在する場合、そこに違和感やストレスを感じ、認知の矛盾の解消をしようとしたくなる心理のことです。
「今から仕事をはじめる」といった自分と「まだ仕事をはじめていない自分」は矛盾しています。「行ったことを取り消す」か「仕事をはじめる」ことでしか、矛盾は解消しません。
そのため「言ったことを取り消す」のは難しいので、仕事をスタートせざるを得なくなるのです。
トイレでよく見かける「トイレをきれいに使っていただきありがとうございます」という張り紙も、この「認知的不協和」を根拠としています。
宣言は、紙に書いても良いでしょう。
書いた内容を自分が意識する環境を作ることができれば脳は「そろそろはじめないといけないな」と思い始めるはずです。
それでも、仕事や勉強をはじめられない人もいるはずです。その場合、本来するべき仕事や勉強にいきなり取り組むからハードルが高くなってしまい、脳が拒絶反応を起こすのです。
そういった場合は、まずすべきことはとにかく「何か」をはじめてみること。
- 計画を立てる…目標を設定するだけでもやる気物質のドーパミンが分泌されます
- 何かを書く…「手書き」で書いて脳を活性化させ、側坐核を興奮モードに!
- テンションを上げる音楽を聴く…多くの研究で音楽の効果は証明されています
- スマホ、ネットを切る…いじらない、見ない環境を物理的に作り出すことが大事
- 仕事(勉強)しているふりをする…「ふり」も5分続ければ、次第に「やる気モード」に!
- 自分なりのルーティンを作る…同じパターン、同じ儀式をすることで無駄なくスムーズに仕事はじめられます
こちらを参考に、ぜひ脳を「やる気モード」にしてみてください。
最終手段は「睡眠」?
先に紹介した全ての方法でも、どうしてもうまくいかない…
そんな状態にあるならば、それはもしかすると相当な脳疲労がたまっている状態かもしれません。
睡眠不足、運動不足、過度のストレスなどをためている、どれかに当てはまる場合はまずは睡眠を6時間以上とる。
ストレスを減らす努力をする。
週に何回か運動をするなど、生活習慣を見直すと良いかもしれません。
―次に繋げる―
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