こんにちは、プラーナ海老名です。
クリスマスも終わって、いよいよ年の瀬が迫ってきましたが、みなさん体調などは崩されていませんでしょうか。大そうじや年賀状の準備、お正月の準備など忙しい時期ではありますが、良いお正月休みを迎えることができるよう、体調管理も忘れずにしていきましょう。
さて、お正月休みといえば、「正月病」という言葉をご存知でしょうか。お正月休みでゆっくりお休みしたにもかかわらず、休み明けに「だるい」「身体が重い」「眠い」などと感じる心身の不調を総称して「正月病」と呼ばれています。今回はこの「正月病」についてご紹介していきたいと思います。
「正月病」の原因
「正月病」は、年末年始の短期間の間で3つの乱れが重なって引き起こされているといわれています。また、年末年始の時期は室内外の寒暖差が一段と大きくなるために体力も消耗しやすくなり、1年で最も体調変化が起こりやすく「正月病」になりやすい下地が存在しているといえます。
・食生活の乱れ
お正月は、おせち料理などの様々な食べ物が各家庭で常備されており、お腹が空いていないのに食べ物に手を伸ばしてしまったり、お正月番組を観ながらもしくはお酒を飲みながらだらだらと食事をする機会が多くなります。このようにだらだらと食事をすることで胃腸が休む暇なく働き続けるため、胃もたれなどの胃腸の疲れを感じやすくなります。
対策としては、間食はほどほどにして、胃腸のクールダウンを意識することが挙げられます。夕食後、次の日の朝食まで何も食べずに過ごすなどできる範囲で胃腸を休ませるようにしてみましょう。
・生活リズムの乱れ
多忙な年末から一変して、正月はのんびりと過ごし、そして休み明けには忙しい生活が始まる、というように、短期間で生活リズムが大きく変わることで疲れやすくなります。のんびりと過ごしつつも、日常の生活リズムを意識して昼寝は避け、食事の時間を規則正しくするなどの対策が考えられます。
・睡眠リズムの乱れ
年末年始では、大晦日で夜更かしをして、お正月では起床時間がいつもより遅くなってしまう傾向があります。就寝時間や起床時間が遅くなり、いつもの睡眠リズムが乱れることで睡眠の質が低下すると、昼間に眠くなるほか、身体の疲れがとれず、だるさを感じるようになります。こちらも昼寝を避け、日常の睡眠リズムを意識しながら過ごすことが重要です。
心の「正月病」にも注意が必要
普段の生活が始まっても、5月病のようにやる気のない状態が続くのが心の「正月病」です。
年末年始の時期は日照時間が短く、「幸せホルモン」と呼ばれる神経伝達物質のセロトニンの分泌が減少しやすいこと、および上述した3つのリズムの乱れもあり、季節性のうつ症状が出やすくなります。
対策としては、意識的に日光を浴びるようにすることが考えられます。太陽の光を浴びることでセロトニンを分泌するセロトニン神経が活発になります。
起床したら寝室のカーテンを開けて朝日を浴びるようにしてみましょう。日中も家でのんびり過ごすだけではなく、気分転換に散歩などで外出し、日の光を浴びる時間を増やしてみましょう。散歩などの歩行運動は、セロトニンの分泌を促す効果もあります。
また、セロトニンは、脳内で作られるものではありますが、その材料の必須アミノ酸のトリプトファンが体内で生成できないので、食事からとる必要があります。トリプトファンが多く含まれている食材は主に、豆腐・納豆・味噌・しょうゆなどの大豆製品、チーズ・牛乳・ヨーグルトなどの乳製品、米などの穀類などです。その他、ごま・ピーナッツ・卵・バナナにも含まれています。これらを意識的に摂って、セロトニンの分泌を増やしていきましょう。
まとめ
お正月休みは、のんびり過ごしつつも上述したリズムの乱れを意識して、休み明けに元気に活動できるお休みにしていきましょう。特に心の「正月病」に気を付けて、セロトニン分泌を促す生活を心掛けていただけましたら幸いです。
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