みなさまこんにちは。
プラーナ湘南です。
就労移行支援を利用されている皆さまは、障害者雇用を利用した就職を考えていますか?
障害者雇用を採用する企業、企業に就職する障害者は近年増加していますが、職場定着率と離職率は決して高いとは言えません。
そこで今回は、障害者雇用を定着させるためにはどうしたらよいのかについてお話ししていきたいと思います。
障害者雇用の定着率
厚生労働省の調査によると精神障害者の1年後の定着率は49.3%で、5割以上の人が1年以内に退職してしまうということです。
これは身体障害者(77.8%)、知的障害者(85.3%)に比べると最も低い数値となっています。
ではなぜ、精神障害のある方は仕事を続けていくことが難しいのでしょうか?
考えられる理由
見た目だけでは障がいを抱えていることが分からない
精神障害は、見た目だけでは障がいを抱えていることが分かりにくい傾向があります。
そのためやる気がない、手を抜いているなどと勘違いされやすく、他の社員と比べられてしまうことがあります。
周囲とのコミュニケーションが苦手
精神障害のある方は相手の気持ち、場の空気を読むなどという社会の暗黙のルールを理解するのが難しいです。
その場に合わない発言や、率直すぎる発言で相手を傷つけてしまうこともあります。
障がいの特性を理解してもらいにくい
障がいがあることを知ってもらっても、特性を理解してもらえず根本的な解決にはならないことが多くあります。
そのため、困りごとが減らず症状が悪化してしまうこともあります。
感情の波が大きい
心身の調子の波が大きいのも、精神障害の方が抱える悩みと言われています。
安定している時にはできることも、気分が不安定な時にはいつも通りの仕事ができなくなってしまいます。
またそれが原因で気持ちの落ち込みだけではなく、体調を崩してしまうこともあります。
就労を定着させるために
無理な働きかたをしない
自分が今できること、求められていることをこなすようにしましょう。
自分に合った勤務時間、業務量、勤務地などに考慮し、
なるべく精神状態に大きなストレスを与えすぎない仕事選びをすることが大切です。
無理をしてあれもこれもと欲張るのではなく、いまの自分、等身大の自分を受け入れる。
それらが安定に繋がります。
周囲の理解を得る
人によって特性が異なるため、障害名のみ提示するのではなく自分の苦手なことを具体的に伝え、
少しでも障がいの特性を理解してもらえる努力をしてみましょう。
通院、服薬を怠らない
調子がいいから、安定しているからといって通院や服薬を自分の判断で中止することはやめましょう。
それらを継続するためには上司にしっかり相談をし、業務に支障をきたさないようにすることが必要です。
まとめ
いかがでしたか?
自分に合った仕事を見つけるためには、自分を知ることが最初の一歩です。
自分の障がいの特性、得意なこと不得意なこと、配慮してほしいことなど
これらを一度整理してみましょう。
プラーナでは障害をお持ち方が社会的自立、一般企業への就労を目指すための
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