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【パーソナリティ障害】症状は?対処法はある?

みなさんこんにちは!

プラーナ八戸です。

 

段々と日も長くなり、春の訪れを感じる今日この頃ですね。

雪も解け始め、八戸では今年も「うみねこ」達が徐々に飛来しております。

 

さて、本日は精神障害に分類される、「パーソナリティ障害」についてお話させていただければと思います。

何となく聞いたことがあるけどよくわからない…という方、ぜひ一度目を通していただけると幸いです。

 

 

 

 

どんな障害?

「パーソナリティ障害」とは、思考・感情・行動などのパターン(パーソナリティ)が平均から著しく偏っていて、社会生活や職業生活を送ることが難しい状態を指します。

 

本来、パーソナリティはその人の個性であって、偏りがあるのは当然です。実際、パーソナリティ障害の症状として挙げられる特徴は程度の差こそあれ、誰もが持っている特徴であることもしばしば。

しかし、特徴が極端な形で現れ、柔軟性が無く長時間続き、日常生活に支障をきたすような場合はパーソナリティ障害と診断されます。ちなみに、障害がおこる原因はまだ明確にはなっていません、

 

パーソナリティ障害の分類

パーソナリティ障害はいくつかの分類に分けられています。

ここでは、グループごとに紹介させていただきます。

 

A群パーソナリティ障害

「A群パーソナリティ障害」は、奇異で普通ではない行動を示します。

そして、妄想を持ちやすく、閉じこもりがちな性質があります。その症状は、統合失調症のそれほど深刻ではない症状に似ていることもあります。

 

B群パーソナリティ障害

「B群パーソナリティ障害」は、派手で突飛な行動を示し、感情の混乱が激しく、非常に情緒的であるという特徴があります。

こうした症状は、周囲の人たちとの関係で問題が起こりやすくなります。

 

C群パーソナリティ障害

「C群パーソナリティ障害」は、不安と恐怖にもとづく行動を示す群となります。

他人と関係を結ぶことに強い恐怖感をいだき、内向的であることが特徴です。一部の症状は対人恐怖、甘え、ワーカーホリックといったものと関連性があり、日本文化との親和性が高いという考えもあります。

 

パーソナリティ障害はこのように3つの分類に分かれ、さらにその中から細かく種類に分類されます。

 

原因は?

生まれもっての特性や幼少期のトラウマ、苦難など、

環境の問題が関わっていることが明らかになっていますが、

まだはっきりした原因が分かっていないのが現状です

 

現在分かっているところでは、

その人の生まれ持った性質や遺伝と環境によるものが多いと言われています。

環境については、幼いころに体験した虐待や、

母親からの愛着形成をうまく築けなかったことなどが発症につながるとされています。

衝動的な行動は、神経伝達物質であるセロトニンが作用する

神経系の機能低下が原因で起こると言われています。

 

注意していただきたいのは、症状が一つ当てはまったからと言って必ずしも「パーソナリティ障害」であるということではないという事です。

 

 

 

診断は?

パーソナリティ障害は既往歴、特に繰り返し現れる不適応的な思考や行動のパターンに基づいて診断されます。

パーソナリティ障害がある人は、行動の結果が思わしくない場合にもそのパターンを頑強に変えようとしないため、

パターンが明らかになりやすい傾向にあります。

 

また心理的な対処メカニズムの使い方が未熟で適応できていないことも医師は気づきやすく、

それは患者の日常生活にも支障を来します。

診断には、患者とかかわりのある人から話を聞くこともあります。

 

治療法について

パーソナリティー障害に悩む方の多くは、長期にわたって治療を行うことになります。

中でも、精神科医や臨床心理士などによって行われるカウンセリングや行動療法などの精神療法は、

患者と治療者が協力し、患者本人が「治したい」と思うことが大切になってくるでしょう。

この病気は、本人が自分の思考や行動に問題があると思っていないので、

その事実を認識させることが必要になってきます。治療者は繰り返しそれを指摘し、

ときには、行動に制限を加えることも必要となります。

また、パーソナリティー障害には家族が影響することも多いため、

家族の介入があると治療に役立ちます。

 

かつてこの病気は改善せず長期間彼らを苦しめると言われていましたが、

最近では年齢を重ねることによって徐々に軽快することが分かっており、

治療による効果も見られると知られるようになってきました。

パーソナリティー障害は不安や抑うつなど、他の精神障害を引き起こすことがあります。

それらの症状が見られる場合には、そちらを治療するの必要があります。

このとき抗うつ剤や抗不安薬などの薬物療法で対応できるといわれています。

 

まとめ

 

パーソナリティの偏り自体は、どのような人にもあるものだと言えます。
自覚しにくいと言われているパーソナリティ障害の場合には、生きづらさを長く抱えている方もいるでしょう。
普段の社会生活・日常生活に支障が生じている場合は、医療機関や福祉系サービスなど、第三者的な専門機関のサポートを受けることで、そのつらさから抜け出せるきっかけがあるかもしれません。
「仕事をしたいけどどうしたらいいかわからない…」
「自分に合った仕事をしたいけどわからない…」
というお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にご相談くださいませ。

 

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