こんにちは。プラーナ宮崎です。
夏日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
プラーナでは、皆さん、体調管理に取り組み、就職活動を積極的に取り組まれています。
嬉しいことに毎月、就職される方がいらっしゃいますが、そのほとんどの方が企業実習(職場実習)を経験されています。
企業実習では実際に業務を体験することができ、より具体的に就労を継続できるのかを考えることができます。
そこで今回は企業実習に参加する際のポイントをご紹介いたします。
体力面、体調面の確認をする
利用を始めると、体調や生活リズムを整え、就労に向けての「からだづくり」をしていきます。
プラーナでは、体調や気持ちの安定を図っていきながら、安定した利用ができるようになった段階で、企業実習にチャレンジしていただきます。
日々の訓練の中で、体力がついたなと思っていても、実習において強い疲れを実感される方もいらっしゃいます。
実際に業務に携わることで、疲労感や気持ちの状態など、自身の現状を知ることができます。
だいたい4時間くらい働けそうだけど、どうかなと明確でなかった方が実習に参加し、実際に4時間取り組むことができた体験を元に、面接時には4時間勤務できる体力がありますと自信をもって話すことができました。
職種や業務内容の適正を確認する
実際に仕事として取り組み続けることができるのか、適性を見極めることができます。
パソコンが得意、事務の仕事に就きたいと思っていた方が、書類管理や電話対応など、仕事の幅があるため、事務は難しいと判断されることもあります。
業務の中にもこの部分は難しい、この部分は得意と細かい気づきに繋がることもあります。
またできないのではと思っていた職種でも実際に取り組むことで、意外とできたと達成感に繋がり、選択肢が広がったケースもありました。
実際に体験して判断することが大切です。
環境面の適正を確認する
職場の雰囲気やどんな人が働いているのかなど、就職前は不安が強いのではないでしょうか。
見学とは違って、実習では長時間職場にいることができるので職場環境を実体験として感じ取れます。
相談しやすい、集中して落ち着いて業務に取り組めるかなど、環境への適性も確認する必要があります。
就職先を選ぶときに、企業実習に参加した際に、周りの方とのコミュニケーションがとりやすく、安心して取り組めたので、エントリーをすることを決めましたという卒業生もいました。
また、就職先を検討する条件のひとつに通勤があると思います。
実際に通勤してみることで、通勤にかかる時間や交通量などもわかるため、実際に就労ができるかどうかの判断することができます。
ご利用者様の中では、求人票を見た段階では、通勤できそうとおっしゃっていましたが、実際に企業実習中に通勤をすることで、通勤時の交通量などから想定していた倍の時間が必要と分かり、毎日となると負担が大きいとエントリーを断念されたケースもあります。
環境面などの書類では分からない部分に触れることができるのも企業実習ならではの大きなメリットです。
自身の強みや課題、現状のスキルを確認する
実習前には個別支援計画書を作成します。
どこに焦点をおいて取り組むのか、職員と一緒に実習の目標や取り組みを決めていきます。
目標を決めることで、自身の強みや課題を確認することに繋げます。
また実習後には振り返りを行いますので、できたこと、できなかったこと、配慮が必要だったことなど、1つ1つ整理し、今後の方向性や目標設定に繋げていきます。
まとめ
企業実習ではプラーナスタッフがフォローをしっかりと行います。
実習前にはスケジュールを一緒に決め、見通しをもった取り組みができるように支援します。
実習期間中は、プラーナスタッフが同行し、実際の取り組みを見て助言を行います。
企業実習に参加することでのメリットは多くありますが、実習が無事終了したら、そのまま雇用されるわけではありません。
多くの企業様で採用面接等の雇用試験があります。
しかし、実習を経験して応募することで、書類や面接ではわからない自身のスキルや人柄をアピールすることができます。
自分の体験を通して、働いていきたいと思える企業様に出会うためにも、ぜひ企業実習に参加することをお勧めします。
ご興味のある方はお気軽にお問い合わせくださいね。
―次に繋げる―
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