問い合わせる

プラーナ湘南からのお知らせ

プラーナ湘南

“諦め癖”を改善する目標設定の3つのステップ

こんにちはプラーナ湘南です。

みなさんは何かに挑戦したり目標に向かって取り組んでいたことを「諦めた」経験はありませんか?

状況によって様々な理由で諦めなければならないこともありますが、

中でも、すぐに諦めてしまうことは誰でも一度は経験しているかもしれません。

「自分の能力や状況では無理だ」と直感的に理解できる場合に「諦め」が起こります。

それは実用的な場合もあります。

無駄に労力を使うより、ほかの手段やほかの目的に力を使うことを選択できるからです。

しかしその「諦め」の頻度が多くなったり、本来頑張ればできることでも諦めてしまうことが増えてしまうと問題や悩みに発展してしまいます。

そのような「諦め」を多用することにより、すぐに諦めてしまう「癖」になってしまうことがあります。

今回は「諦め癖」を改善するために、諦めてしまう心理的要因、癖になってしまう脳の仕組みを知りながら、

改善していくために大切な3つのステップについてお話をしていきたいと思います。

 

 

不安 落ち込み ネガティブ

諦める心理的要因とは?

「諦める癖」を改善していくには、まず”なぜ諦めてしまうのか”を知ることが大切です。

まず人はどのようにして諦める行動をとってしまうのかいくつか例をご紹介していきたいと思います。

 

・失敗を恐れる

失敗を恐れるということは、失敗を回避したくなる欲求に駆られます。

「やって失敗する」よりも「やらないで失敗しない」方が良いとついつい考えてしまいます。

そのため諦めやすくなってしまいます。

失敗して恥をかいた、ひどく怒られたなどの経験を繰り返し、失敗を恐れるようになってしまうことがあります。

失敗を恐れやすい人もいれば、恐れにくい人もいます。性格的特徴や価値観、ストレス耐性、回復力などによって

失敗などへの“恐れやすさ”に個人差があります。

 

目標や目的が明確でない

目標や目的が明確でなかったり、自分がしたいと強く思うものではないときに、

そこに「やりがい」や「生きがい」を感じることができなかったりします。

それらを感じることができないためにやる気やモチベーションが維持できなくなってしまいます。

 

自己効力感と自信の低下

失敗する経験が多かったり、成功体験が少ない場合、自分には実現できると信じて認識する気持ち「自己効力感」が低下してしまいます。

それは自信の低下も意味しています。

自己効力感が低下しても成功体験を増やしたり、達成癖をつけていけば自己効力感は高めていくことができます。

それに従って自信も変化します。

 

ネガティブな認知の偏り

私たちが物事を認識、判断するときによく“解釈”が行われます。失敗した時に能力が不足していると重く受け取る人もいれば、

足りないところを補えばいいだけ、と簡単に解釈する人もいます。

そのような解釈や価値観が偏っていたり、ネガティブな方向へ捉えやすくなってしまうと自己批判的になりやすく、

自信を失ってしまいかねません。

 

潜在的な破壊欲求が高い場合

聞きなれない言葉かもしれませんが、

自分でも気づかない破壊欲求によってせっかく作り上げたものを破壊したり、辞めたり、諦めてしまうことがあります。

そこには“作り直したい”、“仕切りなおしたい”という欲求と深い関連性があります。

 

自分自身に当てはまる部分はありましたか?

失敗への恐怖、ネガティブな思考、仕切り直したい衝動的な気持ち…

これらは”完璧主義”的な考え方から由来するものが多く

自分自身が完璧主義者だな…と思う方は要注意です。

私自身、物事や目標に向かって達成する為に失敗を恐れ、仕切り直したいという気持ちに

なる経験が幾度もありました。

つづいて諦める機会が「癖」になっていく要因について深堀していきます。

 

諦めを多用すると「癖」になる

人の「癖」は脳科学の分野でも研究がなされていて、

人の神経には活動や心の経験に応じて、脳や神経が自らの構造や機能を変える性質があります。

「よく使用する神経は強化され、使わない神経は弱化する」

「よく使うものが使いやすくなり、あまり使わないものは使いにくくなる」

といった特性があるそうです。

諦める方向へと紐づく神経を多用しているとその神経系が強くなり、諦めない方向へと紐づく神経が弱くなる可能性があります。

またその強化された神経は使いやすくなり、諦めない気持ちや神経は使いにくくなります。

このように人体の神経系の仕組みから「癖(くせ)」になってしまいます。

 

諦め癖を修正していくことは簡単なことではありませんが、

「諦め」の機会を減らし、癖を別の癖「挑戦と成功体験」にスライドさせていく事で「諦め癖」を改善させることができます。

続いて諦めの機会を減らす機会を3つのステップに分けてご紹介したいと思います。

 

 

諦めの“機会”を減らす3つのステップ

 

1.小さな目標から、大きな目標へ

始めは小さな一歩でも、踏み出すことが大切です。

諦め癖があると感じている人は、そもそもの目標達難易度が高すぎたりすることがあります。

目標を掲げることは大切ですが、自身で持ち上げ掲げること自体が困難な重さ、大きさのものを

掲げてしまうとその目標に押しつぶされてしまいます。こういった経験が続くと目標を掲げること自体に

負担を感じ、諦める前に始めることも困難になってしまいます。

目標を掲げる上での目標の捉え方のポイントとして、

全体を1つに捉えずに、複数のモノで構成されているという考え方に変えることが大切です。

目標に向かって進んでいく事を『旅』に例えると、旅の最中に1,000km先にある遠くの目的地を目指しているとき、

その道中にある場所や地域を経由して、休みながら目的地を目指しまよね。

これを目標に置き換えただひたすら突き進む考え方に置き換えを行うと、

どこの国にもよらず、山道や草むらを闇雲に進み、宿もとらず野宿をするような過酷な旅をしようとしていることになります。

これは…大変な作業になりますね。

なので、直接目標達成を目指すのではなく、旅と同じように1つ1つ段階を区切り、全体の難易度ではなく、

小さなタスク(目標)をこなしながら時に休息をし、最終的な目標に向かって進めていくスタイルにすることが大切です。

 

2.自分にも他人にも、完璧さを求めない

「諦め癖」がついている人の中には、完璧を求めすぎる人が多いことも特徴です。

完璧を求めれば求めるほど、何事も永久に完成することができません。

少しくらい間違っていても、少しくらいズレていても良しとするくらい、ゆるい設定でやってみましょう。

例えば、タスクを1日サボったからと言って、全ての計画が狂うわけではありません。

1週間単位、1ヶ月単位で調整したり、目標や期限を設定し直すことも、もちろんできます。

余裕を持ち自分を追い詰めないで、楽しみながら続けていく意識が大切になります。

 

3.他の人に頼ってみる

どんなに細かく、丁寧に目標を設定したり、余裕をもって取り組んでみても、

全く予期せぬ壁に直面したり、一杯一杯になり、途中で放り出したくなることもあるかもしれません。

そんな時は、周りを見回してみましょう。

誰か手伝ってくれる人はいないですか?一人で抱え込まないようにしましょう。

ときに人に甘えることも大切です。人との繋がりに安心感を感じたり、新たなアイディアに繋がったり

いい意味での『予期せぬ展開』が待ち受けているかもしれません。

 

 

まとめ

今回は“諦め癖”を改善するためのステップについてお伝えを行ってまいりましたが、

「目には目を」「歯には歯を」と同じように「癖には癖を」が大切です。

新しい挑戦や目標に向かって何か取り組む際には、適切なステップの元、小さな成功体験を繰り返していきましょう。

成功体験を繰り返す事で成功することが癖になります。

諦めやすい癖によって人生がうまくいかなかった方向から自分が向き合った分だけ、

諦めにくい方向や諦める必要のない方向へ向かっていくことができます。

自分自身の性格的、思考的な特性を知ると諦めやすい自分の要素も「そういうことだったんだな、仕方ない」と軽く扱えたりするものです。

そのように扱えるようになってくると気持ちが軽くなっていきます。気持ちが軽くなると挑戦や目標に向けた動きも軽くなっていきますよ。

 

一人で悩んでいませんか?

プラーナ湘南はあなたの目標に向かって丁寧に寄り添うスタッフがいます。

 

お問い合わせフォームはこちらから

―次に繋げる―

就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。

お気軽にご連絡くださいませ。

お問い合わせ専用フリーダイヤル:0120-40-3229

お問い合わせメールアドレス:info@prana-g.com

前の記事 お知らせ一覧へ 次の記事