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発達障がいの特性のひとつ「集中力が続かない」。集中力を高めるために取り組めること3選

仕事のやる気がない。仕事を辞めるか迷う前に仕事のモチベーションを維持していくための対処をやってみよう

こんにちは。プラーナ博多です。

11月に入り、肌寒い日が続きますね。体調を崩さないように気を付けていきましょう。

 

さて、このブログをご覧になっている方の中には発達障がいがある方や、その関係者の方々がいらっしゃるかもしれません。

集中して物事に取り組みたいけれど、なかなか集中できないことありませんか?

 

就職を目指しているものの、

・集中が続かない自分は難しいのではないか

・飽きてしまうので仕事は続けられないのではないか

・自分に合った環境はないのではないか

など様々な不安や悩みを抱えていませんか?

 

集中が続かない方でも、工夫次第で仕事に取り組むことは可能です。

今回は、集中力を高めるために取り組めることを考えてみましょう。

 

また、プラーナ博多が行っている支援について紹介させていただきますので 、ぜひ最後までお付き合いいただきたいと思います。

 

 

どうして「集中力が続かない」?発達特性の理解をしよう

 

 

まずは、発達障がいの特性について知っていきましょう。

 

  • 情報の取捨選択の苦手さ

集中して物事に取り組みたいと思っているのになんだか気が散ってしまって、全然作業に取り組めないことありませんか。

いったい何が気になってしまうのでしょうか?

他の方の咳払い?空調の音?車の音?パソコンのキーボード音?人の行動?

 

発達障がいの特性として情報の取捨選択が得意でない、ということが挙げられます。

人の脳には、多くの情報から必要なものをだけを拾える機能が備わっています。

レストランなどにぎやかな場所でも友達と不自由なく話せる状況は、脳が必要な情報だけピックアップしているからだと言われています。

発達障がいの方は、この機能が上手く働かないことがあり、聴覚過敏視覚過敏になりやすいと言われています。

つまり、多くの情報を拾ってしまい、不要な情報を処理することが出来ないため集中が難しいのです

 

  • 飽きやすい

重要な仕事であっても先延ばしにしてしまったり、仕事をしていると飽きてしまったりすることもありませんか?

これも発達特性であって、精神力が弱いわけでも気合が足りないとかではありません。

特性として好きな事にしか集中できず、興味のないことに意欲的にできないことが原因です。

興味がない仕事なので、飽きるのが早くなってしまうのです。

 

  • 衝動性

仕事に集中できない理由として、ついついスマホが気になってしまうということはありませんか?

発達障がいがある方の特性として、強い衝動があり行動を抑えられないということも挙げられます。

先ほど興味がないことは集中しにくいと記載しました。興味のない仕事をしていて、他にやりたいことや気になることがあるとつい、そちらの方に気が行ってしまう。その結果、仕事に集中出来なくなってしまう状況になってしまいます。

 

以上が「集中力が続かない」理由です。

一概には言えませんが、集中力が続かない理由としては、発達障害の特性があると考えられます。

しかし、どんなお仕事でも自分の好きなことがすべてとは限りませんし、できればながくお仕事を続けていきたいですよね。

そのためには、環境を整える工夫を行うと良いかもしれません。

次では、情報量・飽きやすさ・衝動性それぞれの対策について紹介していきます

 

情報の取捨選択の苦手さへの対策

 

 

先ほど聴覚過敏や視覚過敏によって集中力が持続することが難しいとお話ししました。

周りの音が気になる聴覚過敏の方は、耳栓をつけることが有効です。

効果的な耳栓を使うにあたって、まずはどんな音が苦手なのかを把握しましょう。

 

音については音域3つに分かれています。

・空調や足音・野外の車の走行音などの低音域

・同室の人の声や電子音の中音域

・サイレントや金属、楽器などは高音域

と3つの音域に分かれていると思います。

 

お仕事中には、低音域や中音域が気になるかと思います。

「〇〇 耳栓」と自身の遮断したい音で検索をしてみると自身に合った耳栓が見つかると思います。

ノイズキャンセリングのイヤホンや電子耳栓といった活用もいいかもしれませんね。

 

人の動きなど視覚過敏で集中が途切れてしまう場合は、視覚的刺激の少ない環境を作りましょう。

壁に貼られた張り紙などを外せるなら外したり、目の当たらない位置に移動したりするほうがいいかもしれません。

また、設置が可能であれば卓上パーテンションを置くのも良いかもしれません。

 

可能であれば、ものを活用して環境を変え、聴覚・視覚の情報量を少なくするのがいいのかもしれませんね。

 

飽きやすさへの対策

 

 

次に、興味のないことに集中力が続かない場合です。

 

飽きてしまう特性を活かして、複数の仕事を用意して飽きたら別の仕事に切り替えていきましょう。

例えば、報告書やメール処理、調べものや伝票をすぐに出来る状態にしておき、報告書に飽きたらメール処理に切り替えを行なったり調べものをしたりと飽きてしまうからこそ別の作業に移れる状況にしておくと良いのかもしれませんね。

 

ただし、仕事が1つのみで仕上げなければならないこともあるかと思います。

その場合は仕事の区切りのつけ方が重要かと思います。

仕事の進捗で区切るか、時間を決めて区切るか、自分が集中できる休憩の取り方を見つけてみましょう。

仕事の進捗で区切るのであれば、〇枚まで出来たら休憩など、量などの基準で分けるといいかもしれません。

また、時間で区切るのであれば、〇時になったら休憩をするなどを決めておくといいかもしれません。

 

また休憩時間の過ごし方も細かく決めておかないとだらだらと休憩してしまう可能性があります。

コーヒーや間食を摂るなど、分かりやすく短く休憩できるものを決めておきましょう。

もし長く休憩してしまいそうであればアラーム機能をつかって区切りをつけておきましょう。

 

仕事の区切りをつけて、楽しみの休憩を用意してモチベーションの維持に務めましょう。

 

衝動性への対策

 

 

つい手持ち無沙汰になってしまうとスマホを扱ってしまったり、仕事と関係のないことを行ってしまったり・・・

発達障害の特性として、強い衝動で行動を抑えられないことがあります。

その場合は、スマホを機内モードにしてネットが使ないようにしてしまうか、ロッカーなどに入れて触れられない環境に出来るといいですね。

スマホが目に触れない環境を作り出すことで、スマホへの意識が軽減できるかもしれません。

 

また、何時までに何をするかなどの計画を書いておくことも有効です。スケジュールを前もって作ることで、自分は今何をすべきなのか確認をすることができます。また、目標設定を行うことでゴールが明確になり、仕事に取り組みやすくなるかもしれません。

そして、そのスケジュールを他の人とも共有しておくと効果が上がります。

締め切りを作ることで先送りに出来ないようにすると、やるべき仕事に取り組むことが出来ると思います。

 

対策等をしても解決できない場合はお医者さまに相談をすることも大切ですよ。

 

まとめ

 

 

集中出来ずに注意をされてしまうと、自信がなくなってしまいますよね。

集中が出来ない理由があると思いますので、なぜ集中が出来ないか、集中出来ない理由を見つけて対策を考えていきましょう。

 

プラーナ博多では、就職に必要なスキルを身に着けるカリキュラムだけではなく、皆様の体調管理や生活習慣に関するカリキュラムも実施しております。本日取り上げた「集中力が続かない」ことについても、なぜ集中力が続かないのか原因を探り、ご本人に合った対策について一緒に考えていくことができます。

 

日常生活の困りや就活における悩み、何でもお聞かせください。

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興味をお持ちいただけましたら、是非プラーナ博多へお問い合わせください。

 

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