※写真はイメージです
アスペルガー症候群・社交不安障害 20代女性 Aさん
プラーナ海老名利用期間 1年2ヶ月
今は毎日仕事にやりがいを感じています
現在介護施設で補助業務の仕事をされているAさんは、就労して1年以上経過しています。
今では職場では欠かせない存在となり、毎日仕事にやりがいを感じて働いていらっしゃいます。
今回は就職事例として、Aさんがプラーナではどのように過ごされてきたのかご紹介いたします。
目次
01.就労移行支援プラーナとの出会い
プラーナに入る前は無職であるという負い目と将来に対しての漠然とした不安がありました。
地域の相談所から紹介してもらい、見学は家族と見学しましたが、緊張したのを覚えています。
利用者の方たちが和気あいあいと過ごしていて、ユーモアある人が多い印象でした。また、カリキュラム中、挙手して発言してする様子などから明るい印象でした。
職員も丁寧で親切で、かしこまった感じだと萎縮してしまっていたかもしれなかったので、かえって親しくしてくれたのが良かったと思います。
障害特性と向き合いながら就職に向けて動きたい思い、プラーナ利用を決めました。
しかし、対人関係やコミュニケーション面について、初めての場所に不慣れで、緊張して萎縮してしまうかもしれない…カリキュラムで挙手して発言できるか…など、自分を出すことに消極的な時期だったのもあり不安でした。
02.プラーナ利用開始
まずは「慣れること」を大切にしていました。通所時の公共交通機関利用は苦ではなかったのですが、人の目線が苦手だったので最初の2~3回は家族に付き添ってもらいましたが、徐々に慣れていくことができました。
プラーナ海老名はきれいで新しい、利用者の方たちが明るいという印象でした。自身が慣れていくために、施設の雰囲気や1日のスケジュールを把握することなどを意識し、半日通所からスタートしていました。
社会経験がない為、知らないことも多く、パソコンの基本操作とビジネスマナーを身に付けていきたいという気持ちが強くありましたが、なかなか最初は難しかったです。
03.就労移行支援プラーナを利用しての変化
知識を身に付けることで自信につながり、会話に対する苦手意識も薄れていきました。
また、カリキュラムで挙手して発言する経験を積み重ねたことが「答えて間違えたら…」と気にしていたことも別に問題ないと思えるようになり、安心感も積み重ねて取り組むことができたのも良かったと思います。
「まずはやってみよう」という気持ちで通過してしまえば何でもないと苦手意識が薄れていき、前向きに考えられるようになりました。
また、交流会などのイベントもあり、楽しみながら取り組めたことがきっかけで、幅広い世代の方とコミュニケーションが取れるようにもなりました。利用者同士の仲が深まり、親しくなれたと思います。
04.就職活動でぶつかったこと、大変だったこと
自己PRと面接練習です。自己PRは自分を見つめ直し、言葉にしていくのがほぼ初めてだったのもあり大変でした。また面接練習も緊張して、職員からアドバイスを受けて取り組んでいました。
リクルートスーツなどの身だしなみやパンプスを履きならすことから準備しました。立ち居振る舞いでは所作をいつもよりかしこまるように意識して、分からないことは確認しながら練習しました。
05.就職、そして現在
働く前の自分と比べて「社会人」という意識を持てて、気持ちが安定しました。就職して、経済面で自分ができることが増えました。自立できたことで気持ちも落ち着きました。
仕事においても、職場のスタッフやご利用者様からとてもお礼を言ってもらえることが多く、やりがいを感じています。声がけが多い職場だと思うので、トラブルにもお互いフォローして助け合っていて、安心してのびのびと働くことができています。また、人の役に立つ仕事のため、社会貢献できていることからやりがいを感じることができています。
定着訪問で働くAさんのご様子を拝見した際、とても明るく生き生きと働いていらっしゃいました。
職場の上司からも「彼女がとても職場で頑張ってくれている」「居てくれるとみんなとても安心して仕事ができるから助かっています」と評価をされていました。
今後もAさんがさらに生き生きとお勤めしていけるよう私たちもサポートして参ります。
―次に繋げる―
就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。
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お問い合わせ専用フリーダイヤル:0120-40-3229
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