※写真はイメージです
脳性麻痺・てんかん 30代男性 Nさん
プラーナ八戸利用期間 0.5年間
これから先のことを考えて自分にサポートが必要だと思った
転職しようと思い一念発起したが、これから先のことを考えて自分だけの力では限界があると感じた。
しかし、とは言え「どこに何の」サポートを求めたらいいのかわからず困り果ててしまう。
そんな矢先、職場の近くにプラーナができることを知り、「必要なサポートはここにあるんだ！」と見学・実習を通して利用開始となった。
現在ご自分の障害と向き合いながら日々仕事へ向かうNさん。
プラーナと出会い、少しづつ前に進んでいった軌跡を今日はご紹介させていただきます。
目次
- 01.プラーナを知ったきっかけは「偶然」
- 02.就労移行支援プラーナ利用開始！コミュニケーションが不安…
- 03.就労移行支援プラーナを利用することでの変化
- 04.就職活動中にぶつかったこと、大変だったこと
- 05.就職、そして現在
01.プラーナを知ったきっかけは「偶然」
これまでPCを使用する仕事へ従事し、経験を積んできたが業務の中に障害上苦手とする範囲が新しく入ってきたことで辛さを感じ、次のステップへ進もうと決心した。
しかし、そうは言っても自分の障害を正しく理解することや対処法を身に着けなければ長く勤めていくことは難しい…。
「サポートが必要だとはわかっていても、そのサポート先に困っていました。」
これから先のことを考えて不安になってしまったNさん。
そんな折、たまたま職場の近くにプラーナができることを知り、退職が確定している自分にとって必要なサポートを受けられる場所だと感じ利用開始となった。
02.就労移行支援プラーナ利用開始！コミュニケーションが不安…
「通所前からコミュニケーションがうまく取れるか不安でした。人見知りなので…」
通所開始前からコミュニケーションへの不安を吐露し、適切な人との関り方や距離感など自分で思う課題はいくつもあった。
しかし、実際に利用してみると共通の話題や趣味などをきっかけにプラーナで同僚でありながら友人とも呼べるような存在ができ、不安は解消！
「人見知りでしたが、カリキュラムに参加することで話しやすい人を見つけ、自分から話しかけるように
努力してました。」
人見知りという自分の課題を乗り越え、プラーナで自己発信を続けていった結果、自分自身が変わっていくことが実感できたと話す。
「プレゼンを学ぶカリキュラムもあって、相手を意識したコミュニケーションをより身に付けることができたと感じています。すごく難しかったですけどね！」
はにかみながら、そう話していた。
時には「行くのが億劫だな」と感じることもあったが、プラーナの明るくて楽しい雰囲気を思い出し、自分を奮い立たせて通所していた。
03.就労移行支援プラーナを利用することでの変化
プラーナで一番取り組んだことは『コミュニケーションスキルの向上』と話すNさん。
「コミュニケーションの取り方は普段から意識するように心がけていました。」
前職やこれまでの経験から相手を意識した話し方や傾聴することに苦手意識を感じていたが、カリキュラムを受けて「コミュニケーションは双方的なものなんだ」と気が付くことができたのだった。
プラーナの職員から、グループワークで進行役を任されたこともよりスキルを磨く経験になったと話す。
「自分のことだけじゃなくて相手のことも考えながら進めていくので、最初は大変だったけど“どう進めていこかな”と徐々に楽しんできている自分がいました。驚きでしたよ。」
壁にぶつかりながらも気付くと、傾聴の姿勢や他者へ話を振り円滑なコミュニケーションを実現していく方法をプラーナで身に付けていた。
しかもそれだけではなく、
「職場では自分の病気や障害のことを相手に説明しないと理解してもらえない。だから“わかりやすく説明する”スキルを身に付けていて本当に良かったと感じています。」と話す。
また、『感情のコントロール』も目標にしていた。
喜怒哀楽、様々な感情を自分で管理してコントロールしてマネジメントすることが必要だと考え、様々な対処法に積極的に取り組む。
現在も、日々プラーナで身に付けたストレスマネジメント法を実践してくださっている。
04.就職活動中にぶつかったこと、大変だったこと
職場実習に何度か入ったNさん。実習に入ったことで、働く上で自分にとって必要なポイントや条件などが見えてきたが、次はそれにあった仕事を探す壁に直面する。
なかなか思うように就職活動が進まない中でも職員と面談をして気持ちの整理を行いながら、活動を継続していた。
「面接などでプラーナで身につけたコミュニケーションスキルを発揮しようと意気込んでましたが実際は緊張で思うように話せなくなってしまいました。」
しかし、緊張によるパニックにも落ち着いて対処し、話す内容を組み立て直すことができた。対処法を身に付けていてよかったと振り返る。
そして、念願の内定。次の就職先は今までとは異なる業種であった。
05.就職、そして現在
現在、自身の障害と向き合いながら就労を継続し、もう少しで1年を迎える。1年働き、すべてが順風満帆というわけではなく新たな課題も見つかって来た。
「なんとなく悩みを職場で打ち明けにくくて…」と話すNさん。
しかし、職場で打ち明け辛い時はプラーナに来て面談で話ができていることで「必要なサポート」を受けながら、仕事を続けてくださっている。
「やりがいはやっぱりできたことに対して誉めていただけたり、お礼を言っていただけたりすることですね。」とやりがいも感じながら新しい分野で活躍。
「新しい分野だからこそ色んな学べることを吸収したい。」と話していた。
自分自身の大きな目標である「コミュニケーション」。
就労後も引き続き取り組んでいきたいと意気込まれている。
―次に繋げる―
就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。
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お問い合わせメールアドレス：info@prana-g.com</blo