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プラーナ宮崎

「変化」に適応するヒント、変化の多い「春」に備える

春の桜

こんにちは。プラーナ宮崎です。

2月も終わりに近づき、めっきり春めいてきましたね。

近々、卒業を控えている学生の皆様、保護者様や学校、関係機関の担当者様より春からの進路選択として、相談や見学のお問い合わせもいただいております。

春になると、異動や入学、入社など環境の変化がある人も少なくないかと思います。

ご自身の変化はなくとも、家族や会社の上司、同僚、クラスの変化など、周囲の環境が変わる人もいるでしょう。

春は小さいものから大きいものまで、何かしらの変化が生じる時期となります。

実は、結婚や昇進といったポジティブな変化もストレスの原因になるのです。

そこで、今回は「変化に適応するヒント」をお伝えしていきたいと思います。

 

 

 

「変化」を苦手とする理由

 

変化に上手に適応できる人、環境や人の変化が苦手な人がいますよね。

苦手な人は、変化が起こることに対して、不安になったり、興奮したりする方がいらっしゃると思います。

しかし、日常生活を送る上で、多かれ少なかれ、変化は避けられないのが実情です。

ではなぜ「変化」が苦手な方がいるのでしょうか。

多くの人にとって、自分の知らないこと、わからないことは恐怖に繋がりやすいと言われています。

「変化」が起こることによって、悪い結果に繋がるのか、良い結果に繋がるのか、予測できません。

そのため、知らない、分からない、予測不可能な状態に対し、ネガティブな予測をしてしまい、不安につながってしまうと言われています。

特に発達障がいと診断がある方は「変化」に弱いと言われることがあります。

発達障がいの方は見通しを立てることや想像することが苦手と言われています。

変化によって予測される「結果」のパターンが少なく、不安が大きくなるのも一つの原因です。

 

変化に適応するヒント


1.十分なイメージトレーニングをする

事前準備が重要です。スケジュールを計画しておくことで、見通しをもって取り組むことができます。

スケジュールを組み立てる中で、あらかじめ、変化のありそうな時間や場所など、組み込んでおくことで心構えもできます。

また変化に対して、事前に情報を集めておくことで、変化に対する予測パターンが増えます。周囲に不安になりそうなことを事前に相談しておくことで、一緒に対策を取ることもできます。

初めての場所など環境が変わる時には、下見をするのもいいでしょう。

 

2.ちょっとした「お試し」にチャレンジする

「変化」を自身のアップデートと捉えてみましょう。

不安はひとまず置いておいて、やってみましょう。

いつもと同じは安心しますが、いつもと同じが使えない状況もあります。いつもと違う道をあえて通るなど、変化に慣れるためにも意図的に「いつもと違う」を日常の中で試してみてはいかがでしょうか。

また場数を踏んで慣れることで不安が解消される場合があります。自分の苦手なこと、気が進まないことにチャレンジするのも良い方法です。うまく行く事ばかりでなありません。あえて苦手なことにチャレンジすることで、うまく行かないこともあると分かり、失敗の練習になります。もちろん、うまく行った時には自分にプラスになりますよね。

 

3.自分がコントロールできるものとそうでないものを知る

これまでもお伝えしてきましたが、変化は小さいものから大きいものまでさまざまです。

体調に合わせて、その日のスケジュールを変更することはできますが、会社の人事異動などは自分ではどうにもできませんよね。

変化に直面した時、その変化は、自分がコントロールできることかどうか、自分ではコントロールできないことか、意識してみましょう。

そうすることで、自分ではコントロールできない変化に対し、思い悩むことを諦めることができ、物事の変化に対しても自分軸で考えることになります。

 

4.先入観をもたない

人は物事に直面する時、誰しも何らかの固定観念をもっています。

先入観はプラスに働くこともありますが、新しい機会(変化)を拒否してしまう場合があります。別の可能性を受け入れないからです。

人の感じ方や考え方は多様です。そのため、自分と違う考え方の人と出会うのは当たり前です。人々の感じ方や考え方が多様であるか認識することで、「フィードバックをもらう」「傾聴の姿勢を持つ」こともスムーズになります。

先入観をもたずに、ありのままの事実を受け入れてみましょう。

 

5.自分のルーティンを維持する、あえて変えない

変化がある中、毎日の食事や起床時間など、あえて変えないことがリズムを崩さないために役立つこともあります。

緊張したり不安が生じたりすると、食事が喉を通らなかったり、睡眠が浅くなったり・・・変化があるからこそ「いつも通り」を心掛けるといいですね。

また時間が解決するのを待つことで不安が解消することもあります。変化が生じた時には自分を労る時間をいつもより長めにとってみるのもいいと言われています。体も心もゆっくりと休め、日常において今やるべきことに注目することが大切です。

無理にじたばたせず、普段の自分のルーティンを維持してみてください。

 

まとめ

 

プラーナに通うご利用様の中には、変化が苦手な方も多くいらっしゃいます。

職員と一緒に変化を予測し、情報収集することで、変化を受け入れる準備をしていきます。失敗も成功も練習しながら、経験値を積み、苦手なことを理解していきます。

変化が苦手な方の中には、いつもと同じ、繰り返しを得意とされる方もいます。強みを生かしていくことも就職までの大切な要素です。

新しい環境や変化が不安なのは自分だけではありません。環境が変わることに対して多くの人が不安になります。そのことを忘れず、新しいこと、変化を受け入れてみませんか。できることの幅が広がったり、多くの人と出会ったりすることができますよ。

 

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