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考えすぎて思い詰めたり、完璧主義で疲れてしまう・・・ 楽しく豊かに暮らしていくコツは「適当」と「ゆっくり」

考えすぎて思い詰めたり、完璧主義で疲れてしまう・・・ 楽しく豊かに暮らしていくコツは「適当」と「ゆっくり」

皆さんは好きな言葉はありますか?

元気になる言葉や心の支えとなる言葉など、みなさん大切にしている言葉があるかと思います。

私にも好きな言葉がいくつかありますが、その中でも今回は2つ取り上げてお話ししたいと思います。それは楽しく豊かに暮らすための言葉「適当」「ゆっくり」です。

 

目次

 

適当という考え方

適当という考え方

日常用語的には「適当な奴だ」とか「適当な仕事ばかりして」など、無責任や大雑把といった意味で使われることが多いですが、私はとても好きな言葉の一つです。

 

本来の意味は、やり過ぎるでも全くやらないでもなく、適するものを当てるという意味ですが、私はさらに意味を付け足して、時々やり過ぎてしまったり、全くやらないこともある、それが「適当」と考えています。

 

私が「適当」という言葉を使う時、なるべく良い方向に進もうとするが執着することはなく、失敗や自己嫌悪も笑って認める。人間臭さがあるという意味で使っています。

例えば、「まあ、適当に頑張りましょう」や「気にしなくていいよ、適当適当」など、緊張をほぐしたり、励ます場合によく使っています。

 

この考えは毎日を少しだけ楽しく暮らすためのコツのようなものです。

人の弱い部分やだらしなさを認めることは、決して悪いことではありません。それは成長していく過程で必要なものでもあるのです。

もしあなたが責任感が強いあまりストレスを感じていたり、完璧主義でちょっとしたことが気になってしまう場合は、この言葉を思い出してみてください。肩の力が抜けて気楽に、そして少し前向きに物事を考える手助けになると思います。

 

適当と人間的深み

適当と人間的深み

「適当」と似ている言葉で「丁度良い」がありますが、少しニュアンスが違います。

丁度良い待ち合わせ時間、丁度良い食事、丁度良い笑い…

様々な場面でバランスをとった演出をしてくれる言葉です。この言葉も暮らしやコミュニケーションで活躍してくれる存在となっています。

 

しかし、丁度良いばかりじゃないのが、人であり人生です。

待ち合わせ時刻に遅刻した、深夜にこってりラーメンを食べた、相手を馬鹿にするような笑い方をしてしまった…

時々、やらなきゃいけない事を怠けてしまったり、やり過ぎて失敗したり、本心とは違うこともしてしまうものです。でもそこが人間くさくて愛嬌があっていいと思いませんか?

私はそんな人間味や不完全さが人間的深みになると考えています。

 

人間的深みというものは全て順風満帆では身につきません。

人間的深みは成功や失敗、幸も不幸も様々な経験が材料となり、酸いも甘いも知っている人が持ち得るものなのです。

だから失敗や不幸せも認めていくことで、人としての深みが増し、優しくなれたり思慮深い人になることができるのです。

「適当」はそんな人間深さを作る言葉でもあるのです。

 

ゆっくりのススメ

ゆっくりのススメ

もう一つの言葉が「ゆっくり」です。

「ゆっくり」は様々な場面で心のゆとりが作れる言葉です。

 

ゆっくりご飯を食べる、ゆっくり字を書く、ゆっくり歩く…

 

ゆっくり行動すると、一つ一つの動作を理解し、自分が今何をしているのかはっきり認識することができます。

そのことにより日々日常の中で気がつかなかったことに気付いたり、気持ちの整理をするなどの効果があります。

社会が目まぐるしく移り変わり、効率やコストパフォーマンスが中心になると、無意識のうちに行動のスピードをあげてしまうことがあります。もちろん効率が上がることは悪い事ではないかもしれません。しかし自分が何をしたいか、何を大切にしているか見失ってしまっては元も子もないのです。

まずはしっかりと自分の意思や指針を見定めるためにもゆっくり行動するといいかもしれません。

 

ゆっくりと行動することでどうなるか

ゆっくりと行動することでどうなるか

しかし、いつもゆっくりできるとは限りません。なのでゆっくりとできる場面だけでもやってみましょう。

ゆっくり歯を磨く、ゆっくりアイロンをかける、ゆっくりお茶を飲む…

 

ゆっくりであることを楽しめるようになると、世の中が違って見えます。本当に大切な事や早急にしなければならないことは、ごくわずかしかないことに気づくでしょう。

 

時間に急き立てられ、ゆとりのない生活をしてきたことに気づかされる。

周りを見渡して景色の変化に気づいて、驚いたり感動したり。

たまに思いがけない人に会うこともある。

物思いにふけるのもいいでしょう。

そして無理のないスケジュールをたて、早めに行動するようになると心に余裕が生まれ、周りにも安心感を与えます。

自分の大切だと思うことを焦らず、ゆっくりしたペースで進んで行けば、必ず良い方向へ向かっていきます。

 

まとめ

皆さんの中にはああしなきゃとか、こうしないとと考えて出来なかった自分を責めてしまう方がいるかもしれません。私もよく失敗しますし、怠けてばかりで自分が成長してるのか心配になることがあります。そんな時は「適当」を思い出してください。

適当の考え方が自身の良い面、悪い面を認め人間的深みを作ってくれていると思うことで、毎日の暮らしが少し楽に、楽しくなると思います。

 

そして出来る範囲で「ゆっくり」を実践してみてください。

自身の生き方や価値観、仕事にプライベートなど何を欲していて何が不必要なのか気づくと思います。

 

周りの人が頑張っていると「自分も頑張らなきゃ」とスピードを出し過ぎてしまいがち。でももし違和感を感じていたら、立ち止まって自分の内側に目を向けることが大切です。

ありのままの自分を大切にするためにも、ゆっくり行動する事をお勧めします。

 

それでも自分だけでは思い詰めたり、マイナス思考になってしまう方は家族や友人に相談したり、支援機関を利用したりするのも良いでしょう。就労移行支援もその一つです。その後ゆっくりと自分のペースで進むことができるようになると思います。

 

誰でも計画通りにいかないこともあるし、憂鬱だったり嫌なこともあると思います。

そんな時、心の中で「テキトーテキトー」とおまじないのように唱えると心が軽くなりますよ。

皆さんが「適当」に幸せな人生を送れるよう願っております。

 

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