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プラーナ宮崎

人間関係に欠かせないラポールって何?ラポールを築くための方法とは

信頼 社会人

こんにちは、プラーナ宮崎です。

 

梅雨の時期ですが、皆さん体調はいかがでしょうか。

台風も発生し始め、いよいよ夏が近づいてきていますね。

 

日頃から熱中症対策を行い、暑さに負けない体づくりをしていきましょう。

 

さて、今回は人間関係に必要なラポールについてお話していきたいと思います。

 

 

ラポールとは?

 

信頼 握手

 

ラポールとは、主に心理療法で使用され、人と人との間に生まれる信頼関係のことです。

フランス語で「橋を架ける」という意味から、心が通じ合い、互いに信頼しあい、相手を受け入れていることを表します。

互いの良好な関係を作るために、ラポールを築くことが大切で、まずラポールを形成しないと相手も心を開いて悩みを打ち明けられず、問題解決に導くことができません。

ビジネス、会社内、家庭内においても、ラポールを築くことで関係性が良好になります。

 

ラポールを形成することでのメリット

 

信頼 社会人

 

次に、ラポールを形成することでのメリットをご紹介します。

 

①職場の満足度につながる

ラポールを形成することで、職場の仲間同士の信頼関係が深まります。

 

職場の仲間同士で信頼関係ができれば、それぞれの人が協調性をもってお仕事をすることができます。また、職場の仲間同士の信頼感は、やがて企業全体への信頼感へとつながります。

 

②心理的安全性が確保される

心理的安全性とは、心理的に安全を感じている状態のことです。

自分がどのような発言や言動をしても、他の人は受け止めてくれるというような心理的に安全を感じる状態と言えます。

心理的安全性が確保されていると、私たちは安心感をもって本来の力を発揮しやすくなります。

 

③活発なコミュニケーションが進む

社内でラポールが形成されると社員同士でのコミュニケーションが活発になります。

 

「こんなことを言ったら、受け止められないのではないか?」

「この業務は、本当はこうすべきだと思うけれど提案してもよいだろうか?」

など、ラポールが形成されていないと、本音が言いづらくなってしまいます。

一方、ラポールが形成されていると、社内で活発にコミュニケーションを取ることができます。

 

ラポールの形成方法

 

社会人 チーム

 

次に、ラポールの形成方法をご紹介します。

 

ミラーリング

相手のしぐさや姿勢などを鏡に映しているかのように真似るテクニックです。

相手と同じような動きをすることで、相手に心を開いてもらいやすくなります。

 

例えば、ラポールを築きたい人とあなたがカフェでコーヒーを飲みながら話している場合は、相手がコーヒーを飲み始めたら、こちらもコーヒーを飲むといった行動を取ります。

 

私たちは、無意識に自分に似た相手に対して、安心感や親近感を覚えます。

相手が無意識的に、あなたを自分と似た存在であると認識することで、相手の警戒心を解き、好意や安心感を与えることができます。

 

ミラーリングは、相手から共感を得たり、身近に感じてもらったりしたい時などにも使えるため、ビジネスシーンでも有効です。

 

ペーシング

相手の声のトーンや話し方、呼吸を合わせることによって、相手に信頼感を持ってもらいやすくなるテクニックです。

相手に合わせた動きには、話し方のスピードや声のトーンなどがあります。

 

例えば、相手がゆっくりで静かな声であれば、それに合わせるようにする、相手の話すスピードが速ければ、同様にスピード感をもって話すといった話し方を相手のトーンに合わせるという方法や、相手と同じような速さで呼吸してみるといった方法があります。

 

ラポールを築くためのポイントは、相手をよく観察し、相手との共通点を見つけ、相手の考え方や性格などを否定せずに受け入れることです。

 

バックトラッキング

相手の言葉をオウム返しで言うバックトラッキングも、ラポール形成において有効です。

バックトラッキングとは、相手の話したことに対して同じ内容で反応することです。

 

相手に共感を示している、相手の話を親身に聞いていることを伝えることができます。

 

例えば、

Aさん「先週のお休みは、家族と一緒に水族館に行ってきました。」

Bさん「ご家族と水族館に行かれたのですね。」

 

このように相手の内容を一旦受容すると、相手が安心して話せる効果もあります。

 

キャリブレーション

キャリブレーションとは、相手の声や仕草または表情などの言葉以外のサインから相手の心理を読み取ろうとすることです。

 

例えば、締め切りに追われていて余裕がなさそうな同僚の様子を心配して声を掛けた時、「大丈夫だよ。ありがとう」と言葉では返ってきても、声のトーンが低い・瞬きの回数が多い等のサインがあったら、本音を言えずにいる可能性があります。

相手の業務内容に何か不安があるのかなど、何か感じたら相手を気遣うような言葉をかけてあげるとよいでしょう。

 

そこから、話す人が本当に伝えたかった心理や思いを聞き出すことができ、信頼関係の構築につながることもあります。

 

まとめ

 

信頼 社会人

 

いかがでしたか?

ラポールを築くと、組織の一体感が増すだけではなく、相手とのつながりを感じられ、人間関係への満足度も上がるでしょう。

信頼関係が深まった上で日々を過ごせれば自分の幸福度が上がり、毎日を気持ちよく過ごすことができます。

 

今回ご紹介した心理学のスキルを上手に使い、職場でより良いラポールを築けるようになりましょう。

 

いずれも相手に安心して心を開いてもらうために使う基本的なテクニックですが、やりすぎるとかえって不信感を抱き、ラポールを築くことができなくなります。

 

人はネガティブな感情が生まれると、信頼をすることができません。

相手のフィールド=世界を尊重し、相手の世界を理解したいという気持ちのもとに行うようにしましょう。

相手の世界を尊重することは、コミュニケーション大前提であり、ラポールテクニックを用いるときも、この前提を大切にすることがとても重要です。

 

プラーナ宮崎ではコミュニケーションのカリキュラムを実施しています。

 

今回ご紹介した心理学のテクニックを実践しながら、コミュニケーションスキルを身に付けることができます。

ご興味のある方は、ぜひ下記までお問合せください。

 

最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。

 

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