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マスクを外すのが怖い…その心理について

マスク

こんにちは、プラーナ宮崎です。

 

7月も折り返しとなり、暑い日が続きますね。

エアコンや扇風機、冷却グッズ等を上手く使いながらこの夏を乗り切りましょう!

 

また、突然の通り雨や、地域によっては豪雨も見られているようです。

引き続き、天気予報やニュースで情報収集を行い、身の安全の確保に努めましょう。

 

さて、新型コロナが5類に移行してから2ヶ月が経過しました。

社会のさまざまな分野で新型コロナ拡大前の日常に戻そうという動きが広がっています。

 

コロナ禍で欠かすことのできないものだったマスクも、場所や場面に応じて着脱するようになったという方も多いのではないでしょうか。

 

顔を隠せる気楽さから、マスクを外すことにためらいを感じている方もいるかと思います。

「外すのが恥ずかしい」という声も聞かれるマスクですが、政府が「屋外では原則不要」という見方を示すなど、外す雰囲気も高まっています。

 

そこで、今回はマスクを外すのが怖いという方に向けて、心理的な側面からお話ししようと思います。

 

 

新型コロナ5類移行後のマスクの取扱いについて

 

 

これまで屋外では、マスク着用は原則不要、屋内では原則着用としていましたが、令和5年3月13日以降、マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。

 

また、政府は新型コロナの感染拡大を防ぐため、マスクの着用が効果的な場面として、以下の場面を挙げています。

・医療機関を受診する時や高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などへ訪問する時

・通勤ラッシュ時など、混雑した電車やバスに乗車する時

※概ね全員の着席が可能であるもの(新幹線、通勤ライナー、高速バス、貸切バス等)を除く。

・新型コロナの流行期に重症化リスクの高い方が混雑した場所に行く時

 

そして、症状がある方、新型コロナの検査で陽性となった方、同居する家族に陽性となった方がいる方は、周囲の方に感染を広げないために、外出を控えるようにとしています。

通院などでやむを得えず外出する時には、人混みは避け、マスクの着用をするようにしましょう。

 

さらに、マスクの着用は個人の判断に委ねられるものではありますが、事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されます。

ただし、障がい特性等により、マスク等の着用が困難な場合には、個別の事情に鑑み、差別等が生じないよう十分配慮するよう呼び掛けています。

 

マスクが外せない心理

 

マスク ビジネスマン

 

皆さんはマスク依存症という言葉を聞いたことがありますか?

 

マスク依存症とは、何らかの理由で自分の顔をマスクで隠していなければ、落ち着けない状態のことを指します。

 

依存症とまでは行かなくても、「マスクをしていないと何だかそわそわする…」という方もいると思います。

 

この章では、マスクが外せない心理についてお話ししようと思います。

 

①マスクが当たり前

コロナ禍に知り合った関係の場合、相手のマスクの下の素顔を知らないことがあります。逆に、自分の素顔を知らない人も多くいて、「お互いにマスク有りが当たり前」の関係の場合があります。

 

さらに、コロナ禍からこの3年間、ずっとマスクを着けていたことで、マスクをするのが当たり前になっていて、何の抵抗もなく、習慣としてマスクを着けてしまうという方もいるのではないでしょうか。

 

②感染対策など衛生上の理由

「まだ感染するのではないかと不安がある」という思いを持っている方も多いと思います。

今年の夏はインフルエンザやヘルパンギーナなどの新型コロナ以外の感染症も多く流行っています。

こういった理由から、マスクを着用している方もいます。

 

③周囲にどう思われるのか気になる

マスクを外して素顔を見せた時、「相手にどう思われるだろう?」と気になる方もいるかもしれません。

初対面であれば、そこまで気にしませんが、ある程度時間が経ってからであれば、「思っていたのと違う」と思われそうで気になってしまう方もいるかと思います。

 

次に「感染するのではないか」という不安だけでなく、マスクを着けている人が多いから、自分も着けた方が良いのではないか、あるいは、マスクをしていない人を見ると、自分も気になってマスクを着けた方が良いと感じる方もいるでしょう。

 

職場で考えられるシチュエーションとしては、パソコンに向かって仕事をしている時は、マスクを外しているのに、誰かと打ち合わせをする、あるいは、報告や相談をする時にはマスクを着ける、といったことが予想されます。

これは、上司や同僚から感染する危険があるというより、「自分がマスクをしていないと、周囲の人は気になるだろうな」などと考え、エチケットあるいはマナーとして、マスクを着けるという判断をしている人が多いのではないかと推察されます。

 

④素顔をさらしたくないなど見た目の理由

「肌に自信がないから」「髭の手入れしていないから」といった理由から、マスクを外すのが嫌だと思う方もいます。

 

「今日はちょっと顔がむくんでいるな」「今日は顔が疲れているな」などといった理由でマスクを着ける方もいるのではないでしょうか。

 

⑤表情を見せることに抵抗感がある

容姿よりもむしろ表情をあらわにすることへの抵抗感を感じている人もいるでしょう。

マスクを着用すれば口元の表情が隠せます。マスクを外すと表情が前面に出てしまうことから、気が引けてしまうという人もいるでしょう。

 

あまり人前で顔を見せたり、表情見せるのが好きではない、会話の時に表情を見られると気を遣ってしまうという人は、マスクを外すことに抵抗があるかもしれません。

 

⑥マスクがあると安心するから

以前から、対人場面での緊張や外見への不安をうっすら持っていた人が、コロナ禍でマスクの心地よさに慣れ、かつて以上に、「実際の自分」「本当の姿」を見せることが、怖くなってしまっていることが考えられます。

 

以上の心理から、マスクを着けるか外すかの判断は、ひとつの理由に限らず、様々な要因が絡みあって、ある場面では、マスクを着用している人がいるから自分もマスクを着けた方がいいと判断し、ある場面では、面倒だしマスクを着けなくてもいいかと判断していると言えます。

そしてその判断基準は、人によって何に重きを置くのかや、それぞれの理由にどの程度重きを置くのかによっても変わってきます。

 

まとめ

 

脱マスク

 

いかがでしたでしょうか。

 

マスクの着用が個人の判断に委ねられるようになってから2ヶ月が経ち、さらに新型コロナの法律上の位置づけが変更された後も、マスクを着けている人が多い現状を考えると、コロナの感染拡大前のように、多くの人がマスクを着けていないという状態に戻るには、しばらく時間がかかるように思います。

 

その一方で、これから夏本番を迎え、蒸し暑い時期が訪れます。

外でマスクを着けていると、熱中症のリスクが上がってしまいます。

 

熱中症予防の観点からも、「外では外して、混雑している電車に乗る時はマスクを着ける」

「誰とも話をしない時は外し、お客様や上司や同僚など人と話す時はマスクを着ける」

といった判断をしていくことが必要になってきます。

 

マスクをし続けることが悪いことだということではなく、ツールとして上手く利用することが今後求められそうです。

 

また、就職活動において、企業実習や面接の場面ではマスクを外すことがあります。

その時にマスクを外すことへの不安が少しでも軽くなるよう、今から少しずつマスクを外す時間を増やしていきましょう。

 

プラーナでは、このような社会状況に合わせての動きについて、随時お伝えしています。

「こんな時はどうするの?」という疑問があればスタッフまでご相談ください。

 

最後までブログを読んでいただき、ありがとうございました。

 

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