仕事でコミュニケーションをとることがありますね。コミュニケーションを職場でとるのは好きですか?負担に感じていますか?職場では、挨拶や業務の報連相をとるだけではなく、雑談をすることもありますよね。雑談をするのが負担に感じる方もいると思いますが、職場での雑談から得ることもたくさんあります。
職場でのコミュニケーションが上手になり、負担が減るように今回は一緒に考えてみましょう!
コミュニケーションを職場でとるメリット
職種などにもよりますが、職場でのコミュニケーションを求められる企業が多くあります。職場でのコミュニケーションはメリットがあるので求められています。コミュニケーションを職場でとるメリットはどんなことでしょうか?
まず、職場のコミュニケーションの目的は何だと思いますか?私は「円滑に業務を進めるため」だと思っています。報告・連絡・相談によって情報をしっかりと共有し、業務のミスを防いだり、一人ひとりのスキルを上げるために、上司や先輩からの指示や指導を受け、業務の幅を広げることによって、会社に貢献するためにコミュニケーションが必要となるのかもしれません。
けれども、実際働いてみると報告・連絡・相談だけの、ただの業務についてのコミュニケーションだけではありませんよね。雑談をする場面が多くあると思います。この雑談が億劫に感じてしまう方も多くいるのではないでしょうか?企業によっては、コミュニケーションの一環として雑談の機会を設ける職場はあるかもしれませんね。社員同士の交流は、社員同士の信頼関係を築き、生産性の向上とモチベーション維持につながります。
なぜ、生産性の向上やモチベーション維持となるのでしょうか?普段から良好な関係を築いておくことで、社内の風通しがよくなります。また、普段から上司や先輩や同僚と密にコミュニケーションをとっておくと、意思疎通の時間が短く、心理的負担感も低くなるので、困ったときに助けや協力を求めやすく、問題を解決するのが早くなりますよね。また、意見交換の機会が増えるので、アイデアが浮かんだり、自身の考えを言う機会が増えることで、頭の中が整理される事もあると思います。自身の考えが周りから評価される機会もあり、評価されればモチベーション維持に繋がります。コミュニケーションが多い会社は、周りも自分自身もお互いの様子に気づくことが出来るので、助け合うことや、心理的負担感が少なくなり離職率が低いことが分かっております。
社内でコミュニケーションをすることは、ただ業務を円滑に進めるだけではなく、困った際には、誰かに相談をしたり、自分の意見が言いやすい環境に整えるためのコミュニケーションが職場では必要になるのかもしれませんね。
コミュニケーション能力とは?
コミュニケーションの重要性は理解しているが、コミュニケーションスキルを向上をするにはどの様にするのが良いのでしょうか。コミュニケーションは一人で行うわけではありません。複数人の会話において、その場を1人で回そうとすると疲れてしまいます。頑張りすぎが原因でコミュニケーションを億劫に感じている人は、気負いすぎない様にすることも必要かもしれませんね。
コミュニケーションで必要な能力は「話す力」と「聞く力」だと思います。
話す力とは、相手に自分の考えや意見を伝え、相手に分かりやすいように説明をしながら伝える力です。相手に話の背景が想像が出来るように伝えることが重要かと思われます。なので淡々と事実を話すのではなく表現力も必要となってきますよね。
プラーナのカリキュラムの中では、下記の点を意識するとことで「話す力」がつくとお伝えしております。
1.視線を合わせる
2.手を使って表現する
3.身をのり出して話をする
4.はっきりと大きな声で
5.(明るい)表情
6.話の内容が適切
上記の6つのことを意識すると、話すときの印象がよくなります。相手に伝えることを意識をしていただくと、コミュニケーションが少しづつ変わってきたりします。
「聞く力」もとても重要です。相手の話を理解し、背景を考えながら気持ちや意見に寄り添い、共感して受け止めていく力が必要となります。話が分からないことがあれば、情報を引き出すために質問をして話を聞く必要があると思います。また、話しをしている人が話やすい雰囲気をつくっていくことが大切ですよね。
聞く姿勢として下記のことを気をつけると、とても雰囲気が良くなります。
1.話している方の方を向けているか
(目線、体の向き)
2.適切な姿勢か
3.適切にうなづけているか
4.適度に返事会話に参加できているか
5.適切な表情か
コミュニケーションで大切なことは、まずは雰囲気を良くし、話やすくすることが大切だと思います。是非、上記のことについて意識していただくことで、コミュニケーションが変わってくると思います。ハードルが高いと感じることはあるかもしれませんが、勇気を出して実践してみてくださいね。
コミュニケーションの練習は?まずはここから始めよう!
上記の説明で、コミュニケーションのポイントについてお伝えしましたが、もう少し深堀りしてみましょう。
会話の中で、説明不足になってしまう方の中には自己開示が出来ていないことがあります。コミュニケーションでの自己開示とは「自分自身の情報を嘘なく伝える」ことです。自分の話をすることが好きではないと感じるかたも多く、抵抗感があるかもしれませんが、コミュニケーションが上手な方は自己開示をして、相手の気持ちを引き出したり本音で話すことが出来ます。もちろん職場ですので100%自己開示する必要はありませんが、警戒心があるコミュニケーションではなく、心を開いて話すことを意識すると良いかもしれませんね。
また、相手の意見や感情を否定しないことも重要ですね。相手の話を真っ向から否定してしまうと相手も傷つき、気まずい雰囲気になってしまうと思います。相手の意見を受け止めて自分の意見を言うことや、まずはじっくりと話を聞くことが大切な時間となってきます。ご自身も話を否定されてしまったら話したい気持ちにはならないと思うので否定をしない様に気をつけましょう。
コミュニケーションをいざ、職場でやってみようと思っても緊張して上手く出来ないと自信をなくしてしまい、やる気が無くなってしまうこともあると思います。まずはコミュニケーションのハードルを高くせずに少しずつ、出来ることから行っていきましょう。
まずは、目を合わせることから始めることをオススメします。目を合わせるのが苦手な方は口元を見るだけでも構いません。話すときも話を聞くときもアイコンタクトは重要となってきますので、まずは短い時間から始めて頂けると自信になると思います。
また、雑談はハードルが高いと思うので「挨拶」をするときに+αをすると良いのではないでしょうか?+αの内容は、自己開示は低い、当たり障りもない内容を話すと良いかもしれませんね。下記の内容が当たり障りのない内容ですので参考にしてみてください。
・天気
・スポーツ
・TV
・服装
・食事
・ペット
・今の仕事(職種)
・お店
・趣味
・ニュース
+αの内容は、話す前に考えておくと良いかもしれませんね。ポジティブで前向きな言葉がけを意識することで、相手も反応に困らず返事がしやすいと思います。
コミュニケーションをとる際は、社員の仲間のことを思いながら話をしたり聞き手になることが大切ですね。
まとめ
いかがでしたか?コミュニケーションが苦手と感じている方はたくさんいるかもしれません。コミュニケーションに正解はないので、相手のことを思いながら自分らしく表現することも大切だと思います。
また、コミュニケーションの苦手意識の中にビジネスマナーを意識しすぎてしまい難しく感じている方もいるかもしれません。
プラーナ海老名では、コミュニケーションの練習のカリキュラムや、ビジネスマナーのカリキュラムを実施しております。ご興味がある方は是非見学にお越しください。
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