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プラーナからのお知らせ

プラーナ博多

障がい特性による疲労とエネルギーコントロール

こんにちは、プラーナ博多です。

もうすぐ3月ですね。あと3週間もすれば博多は桜が開花しとても華やかになります。個人的には好きな季節ですが、一方日中の気温差も大きくなり花粉症や自律神経の乱れによる心身の不調も感じやすくなるので体調管理が大切になります。健康の三本柱「バランスの良い食事」「十分な睡眠」「運動習慣」で整えていきましょう!

プラーナでは、働くために必要な「職業準備性ピラミッド」に沿った豊富なカリキュラムで就職の準備をしています。土台となる「体調や体力」は、障がい特性によりエネルギーを消費しやすい傾向があったり、体調の変化や疲労に気づきにくい方もいらっしゃいます。疲労が蓄積されると、慢性的な倦怠感や集中力の低下を招き、やがて心身の不調に繋がってしまう事もあります。お仕事どころではなくなりますね。

そこで今回は、「障がい特性による疲労の要因と対策」と「エネルギーコントロール」についてお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

障がいの特性による疲労の要因と対策

 

感覚の過敏(過反応)

障害を持つ方の中には、感覚過敏や過剰反応があり、外部の刺激に対し過剰に反応する事でストレスや疲労が増加します。

対策 様々な刺激によるストレスチェックで確認し、職場選択の参考にします。

職場での環境づくりに対し企業様に合理的配慮いただけるか確認します。

活動量の多さ

特性によっては活動的で常に思考が目まぐるしく、衝動性が強く疲れやすい傾向があります。

対策 仕事も日常生活も意識的に休憩をスケジュールに入れます。

睡眠コントロールが上手くできない

不眠傾向、過眠傾向、睡眠リズムの乱れによる睡眠の質の低下が挙げられます。

対策 明るさ、音、温度など環境を整えます。場合によってはクリニック受診をします。

完璧主義

こだわりによるもの、作業時に過集中になりやすい傾向があります。

対策 具体的なゴール、時間や終わりを提示すると安心感に繋がります。

周囲に合わせる

環境に適応する事、タスクの切り替え、集中力に多くのエネルギーを消費します。

また、対人コミュニケーションにおいても、特性により察する事が難しい為、フル稼働で対応しています。

対策 特性とマッチする職場環境と一人で休憩が取れる場所が必要です。

疲労に気づかない

疲れのサインや見極めが難しく、セルフモニタリングが苦手な傾向があります。

対策 自覚があるかどうかは別にして、定期的に休憩を取ることが必要です。

・ルーティン維持の難しさ

日常のルーティンを維持する事が難しい方、また変更や新しい環境に対してもエネルギーを多く消費します。

対策 スモールステップから始めルーティン化する事で見通しが立ち余計なエネルギーを使わずに済みま

す。また、変更が予測される場合は前もって具体的に伝え、対応できるように準備します。
これらの要因から、障がい特性を持つ方は疲れやすい傾向がある為、適切な支援や配慮が必要になります。

 

エネルギーコントロール

 

お仕事をする上で安定してよいパフォーマンスを維持するためには「エネルギーコントロール」も重要になります。

エネルギーの種類

・体のエネルギー

体を動かすときに必要なエネルギーすべての土台になるものです。私たちの体は生命を維持するためにじっとしていてもエネルギーが消費されています。過度な運動や活動、栄養不足や睡眠不足、病気などでエネルギーが消費します。

補充 回復には「バランスの良い食事」「睡眠の質」「適度な運動」「水分補給」が必要です。

・脳のエネルギー

考えたり判断する時、集中する時に使われるエネルギーです。睡眠不足は、脳エネルギーが消費され脳疲労が回復されていない状態です。また、障がい特性のある方は、なるべくひとつずつ仕事をこなし負担をかけないようにしましょう。

補充 脳エネルギーになる「糖質とビタミンB1」、「たんぱく質とビタミンB6」を摂取しましょう。

脳機能の回復には「質のよい睡眠」脳の活性化には「適度な運動」と「リラックス」が効果的です。

・心のエネルギー

長期にわたるストレスや精神的な圧力、感情的な負担、トラウマ、不安や鬱などによって心のエネルギーが消費されます。

補充 ストレス管理、リラクゼーションや人とのコミュニケーションのバランス、「質のよい睡眠」

「適度な運動」が必要です。場合によっては、専門家の助言や治療が必要です。

 

 

休み時間にパワーナップ(積極的仮眠)を試してみよう!

 

スマホが身近にあり、休憩時間も手放せなくなっていませんか?インプットばかりで情報過多になると脳エネルギーが消費され、脳疲労や自律神経の乱れから心身の不調を起こしてしまいます。休み時間は、脳内の情報整理や疲労回復のために、目を閉じて外部の刺激を遮断しリラックスしたり、パワーナップ(積極的仮眠)を試してみませんか?

パワーナップは、昼休みに15~30分とる睡眠のことです。短時間の睡眠で疲労回復、集中力向上や脳の活性化など仕事の効率アップが期待され、多くの企業でも取り入れられています。

休み時間は活力のもとです。疲労を感じる前に自分に合った方法で回復しましょう。

 

まとめ

 

仕事を長く続けるためには障がい特性による疲労もあることを知っていただき、安定したよいパフォーマンスを維持するためにはエネルギーコントロールが大切です。

プラーナ博多では希望する働き方に向けて準備していただく為に、生活リズム表を用いて出来事と体調の変化、感情の変化を視覚化し、自己管理に繋げる支援を導入しています。

ご興味のある方は、見学、お問い合わせお待ちしています。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。お気軽にご連絡くださいませ。

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