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プラーナ八戸からのお知らせ

プラーナ八戸

いままでの業務にも慣れてきて、新しい作業が増えたとたんミスも増加?自分の気持ちに何が起こっているの?  

プラーナからは1年間に数十人の方が就職されています。就職して間もない時期は業務も覚えておらずミスがあったり、作業を忘れたりすることも度々あります。もちろん業務に慣れてくるとミスは減ってきますので、入社時には焦らず確認をしながら作業をすることが重要です。

 

プラーナから就職し、業務にも慣れてきた頃によく聞かれる話に次のようなものがあります。

「作業に慣れてきたので少し新しい業務を増やしたい」

「もっと仕事を頑張っていくぞ!」と前向きな言葉なので「ぜひ頑張っていきましょう!」と背中を押してあげたい気持ちなのですが、ここは立ち止まって一度考えてみましょう。

 

今回は業務を増やす事によって体力や気持ちにどのような影響が出るのか、また影響が出る前に準備できる事などをお伝えしたいと思います。

 

目次

  1. 業務を増やす事でのメリット
  2. 業務を増やす事で考えられる影響
  3. 働き続けるために大事なこと
  4. まとめ

 

1.業務を増やす事でのメリット

 

新しい業務に取り組む事は、これまで自分ができなかった事をできるようになるなど自身のスキルアップにもつながります。それでは業務を増やす事のメリットを見てみましょう。

 

1―1.スキルアップできる

新しい業務は、これまで自分がやった事がない作業になる可能性もあります。自分がやった事がない作業は、できるようになると新しい知識やスキルが身につきます。できる事が増えていく事は自分にとってプラスになります。

 

1-2.挑戦と成長を経験できる

初めて行う業務は、慣れるにも時間がかかります。その分、その業務に挑戦する機会が生まれます。そして挑戦しているうちに作業効率も上がってくるため「以前よりだいぶ出来るようになってきた」と成長を感じる事が達成感を感じることができ、できなかった自分が出来るようになったと自信が付きます。

 

1-3.会社、お客様への貢献

今までよりもできる業務が増える事で、会社やお客様に貢献できる事が増えますので、会社やお客様から信頼してもらえる機会が増えます。信頼が増える事で評価も上がり、高い評価をもらう事で満足感も得られます。

 

1-4.様々な経験を重ねられる

入社する時には、その会社でできる事も少ないと思います。業務に慣れ、さらに新しい業務ができるようになれば、入社時に比べても多くの経験を積み重ねている事になります。

 

2.業務を増やす事で考えられる影響

業務を増やす事のメリットは多くあり、自分にとってプラスに作用するものも多くなります。しかし、メリットに変わってくるまでに、体調や気持ちにまで影響するデメリットもあります。ここでは業務を増やす事で自身にどのような影響が出てくるのかを見てみましょう。

 

2-1.不安と焦り

新しい作業は慣れるまでに時間がかかります。できる事が増えた中に慣れない作業が入る事で時間がかかり、終了時間の遅れや時間に追われる感覚、期限ぎりぎりの状況が続くことがあります。これが焦りや不安を引き起こす要因となります。

 

2-2.集中力の低下

慣れない作業には集中力が必要になります。不安や焦りから集中力が切れたり、集中する時間が長くなると疲労からもミスにつながってしまいます。この影響は今まで出来ていた作業でもミスが出てくる可能性があります。

 

2-3.作業効率の低下

疲れが出てくると、作業効率が落ちる原因にもなります。気が付かないうちにいつもよりも作業に時間がかかるようになったり、できていた手順を間違ってしまうという事も出てきます。

 

2-4.対人関係が悪くなる

業務がうまくいかなくなると時間的・精神的余裕がなくなり、仕事仲間や上司との円滑なコミュニケーションが難しくなります。また作業ミスの指摘が増える事で対人関係の悪化に繋がる可能性があります。

 

このような影響は、自身の身体、心の健康や仕事への影響に悪影響を及ぼす可能性があります。せっかく頑張ろうとしていても、プラスだった気持ちがマイナスの方向に向かってしまう事も出てきます。

 

3.働き続けるために大事なこと

 

就職をして、「自分ができる事を増やす事で会社に貢献したい!」と思うことは本当に素敵な事です。でも、障がい者雇用で働き続けるために本当に大事なのはなんでしょう?

 

例えば、次のような事があったら企業はどのように思うでしょう。

 

・ミスが増えてくる

ミスが増えた事で、他の従業員がフォローする機会が増える。

 

・疲れが出てくる

業務が増えると疲れてしまい時間内に作業が終わらなくなった。

 

・体調を崩してしまう

体調を崩して欠席、遅刻、早退することが出てきた。

 

・気まずさから相談しにくくなる

困りごとを相談できなくなり、従業員とも問題が起こるようになった。

 

などなど、新しい業務をする前は順調に勤務し業務もできていたのに、新しい業務を頑張った事で今まで通りに作業できなくなってしまう事から、自身にも活動にも影響が出てくることがあります。

 

「頑張りたい気持ち」は企業も本当に感謝すると思います。しかし、頑張った事で業務に支障が出るような事は企業も望んでいません。企業も職場の同僚もプラーナも「体調を崩さず安定して勤務する」「決められた業務をやってもらう」事を一番に考えています。

 

4.まとめ

社会人

「頑張りたい」気持ちは本当に大事な事です。しかし、「頑張る事で起こる影響」も理解して「頑張り過ぎずに安定して働くこと」を一番に考えてみましょう。

 

プラーナは無期限で定着支援を行っています。就労後も「頑張る気持ち」を応援しつつ、「頑張りすぎない」方法もお伝えしております。

また、皆さんの気持ちをお聞きしてプラーナから企業と相談しながら、皆様が安定して働き続けるためのサポートをしていきます。

 

プラーナでは活動の状況を見学いただけます。支援や取り組みをご覧いただけますので、ぜひご見学のお問い合わせください。

 

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就労移行支援プラーナは、あらゆる視点であなたの就職活動とその先のサポートをしていきます。お気軽にご連絡くださいませ。

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