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就職事例|知的障がい

【就職事例】知的障害 30代 辞めたいと思ったことは一度もない

【就職事例】知的障害 30代 辞めたいと思ったことは一度もない

※写真はイメージです

知的障害 30代女性 Kさん

プラーナ相模原利用期間 24ヵ月

 

年に一度、プラーナの卒業生と現ご利用者様を招く盛大なイベントプラーナフェス。

コロナの影響で数年間フェスを行う事ができずにいましたが、昨年末に開催したフェスにて、プラーナ卒業後3年間就労を継続して就労する事ができた人に贈られる「ヒーローズ」に見事ノミネートされたKさんは舞台の上で笑顔いっぱいに、この喜びをお母さんに伝えたいと話していた。

 

目次

 

就労移行支援プラーナとの出会い

そんなKさんがプラーナと出会ったのは平成30年の10月。

当時通っていた支援センターから一度は就職という道を選んだものの、職場で傷つくことがたくさんあり退職という選択をした後のころだった。

就職というものに対しての不安や恐れ、怒り。

一度失敗してしまったという思いから、自分への自信を失いどうしたら良いかわからなかった。

そんな悩みの渦中にあって、ハローワークに相談に行ったところ、担当の職員さんから紹介してもらったのがプラーナだった。

初めてプラーナに見学へ行く日。お母様に同行してもらい一人ではなかったけれど、とにかく緊張した。

「慣れるまでは緊張でガチガチになっていたことしか覚えていない」と笑いながら話される。

プラーナの利用を決めた理由について伺うと

「ここに通ったらお仕事が見つかるかもしれないと思ったから」と。

「うまくいくかな」「また失敗したらどうしよう」という不安はあるものの、最初から就職することを真剣に目標として捉えていらっしゃっる事が伺える。

 

 

プラーナ利用当時の課題・目標

プラーナを利用した当時は人前に出て話をすることができなかった。

とにかく自分のことが嫌いで自信がなかったので、何かに挑戦したいという気持ちも出て来ず、挙手できなかった。

わからないことも質問できなかったのでカリキュラム中に勘違いをしてしまうこともしばしば。

正直に「分かりません」ということが恥ずかしかった。

プラーナ利用中の目標は「コミュニケーションスキルをつける」ことと「自己発信できるようになる」こと。この二つの目標はプラーナ卒業までずっと目標として取り組んできました。

他の利用者さんや職員への声かけを自分から行えるようになること、わからないことをその場その場で人に聞くことに集中して取り組みました。

また、人間関係も時々難しいと感じてしまうことも。

思ったことを素直に、正直に口に出してしまうKさんそれは長所でもありますが、時に人とぶつかってしまう原因にもなってしまいました。

他人に対するイライラが出てしまった時にどう対処するのかも、プラーナのカリキュラムや担当職員との面談を通して少しづつ問題を解決していきました。

 

プラーナ利用中に乗り越えたこと、それは自分を許すこと

Kさんはとても素直で正直で、まっすぐな方。

プラーナにいる間も素直でまっすぐな返答が返ってくる。怒りに対しては怒り。優しさに対しては優しさ。そんなKさんだったので、職員と一緒に目標設定をするときも決めた目標に対して素直に実行に移す努力をしていました。

初めは緊張していたプラーナも徐々に慣れていき、今当時を振り返ると「プラーに通うのは全然嫌じゃなかったです」と話される。

みんなの前に出るのは緊張した。

自分が嫌いだったから、他人にもイライラすることが多かった。

自信がなかったから、自分から話しかけたり分からないことを質問することができなかった。

そんなKさんがプラーナを卒業するときに皆さんの前で卒業セレモニーを行い

「今は自分のことが大好きです」と言ったこととても印象的でした。

 

就職後3年経った今思うこと

Kさんが現在の職場を選んだ決め手は何点かあり、1点目は自分が経験したことのある職種だったこと。もう1点目はプラーナの卒業生で知っている人が先にその職場にいたという事。

そのことがとても心強く、一歩踏み出す決め手となった。

設立から10年以上経つ就労移行支援プラーナでは、卒業生が働かれている企業様も近隣にたくさんあり、プラーナの卒業生がすでに働いている職場を紹介するケースも多くあります。

企業様とプラーナとの関係性が築かれているため、連携がしやすいというメリットもあります。

就職後は「やっぱり大変なこともありますね」とおっしゃるKさん。

でも、自分で働いて得たお金で自分の好きなものを買うことができる。それが楽しみで「仕事を辞めたいと思ったことは一度もない」と話す。

プラーナに通っていた当時と変わらず、自分の好きなものや好きなことの話になると途端におしゃべりになるKさん。

大変なことがあったとしても、自分で働いて得たお金で好きなものを買う。

そのことがいかに重要かをKさんはよく理解している

 

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